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…っ…
[堰を切ったように溢れ出した涙は止まらず、それからしばらく、静かに涙を流し続けた。
差し出された手>>7に気づき、ようやく顔を上げる。
赤ん坊を抱いた女性が、心配そうに見ていた。]
…ごめんなさい…何でもないの…
[女性の手を取り、立ち上がる。]
…なんだか、憑き物が落ちた感じ。
こんな風に泣いたのは何年ぶりかしら…
今まで、泣き方さえも忘れていたのに。
[手で涙を拭うと、気まずさをごまかすように、笑顔を作り、変よね、と言いながら、女性に抱かれた赤ん坊の頭をそっと撫でた。]**
[見返してやりたい。研究所と名付けた自分の部屋に籠った彼が部屋の中で何をやっていたのか。実験の名の下に、たくさんの被験者が犠牲となった。たくさんの昆虫達が……]
"俺"はいつだって真剣だったんだよ。本気で、この世の仕組みを見つけようと頑張ったんだよ。
[もう隠す必要は無い。完全に昔の言葉使いに戻る]
[怒らないで欲しい。誰もがアリの巣を水攻めにしたり、意味も無く鳩を追い回した経験があるはずだ。犠牲者にはたまったものではないだろうが、多くの少年少女が通る道であろう]
ジョナサンは、時々手伝ってくれたよね。俺、嬉しかった。初めて、変身を見た時。一緒に喜んでくれる相手がいてね。
[その感動からヤゴやアオムシに憧れた。自分も姿を変えたいと思った。"被験体"の観察を繰り返した]
[芝生を踏みしめる、軽い足音がだんだんと近づいてくる。
自分が通った道に残る、赤い点々とした染みを追っているのだろう]
――――。
[足音が一度止まる。
血の染みは右の角へと続いているのが見えるはずだ。
そして、目を凝らせば生垣の隙間から、白が覗いていることにも]
[抱きしめた少年の重みを感じれば>>16、
少しほっとしながら、そっと背中をさする。
幼い頃、父にそうしてもらうと、安心できたから。
腕の中で、目を閉じたまま泣いている少年に、
胸がキリと痛む。まだ、ほんの子どもなのに……
救いを求める言葉>>1を思い出せば。
どれほど、つらく怖い想いをしたのだろう。
拭えずとも、せめて。
今は、少しでも和らぎますようにと願いながら、
暫くそのまま、ぬくもりを伝えるように抱きしめて]
[足音に、気配に、神経を研ぎ澄ませる。
失敗すれば、そこで終わりだ。
左を見る。
人影が芝生の上を伸びて、近づく。
そしてその影は右へ、曲がった]
[そんな彼も多感な時期を迎えた。闇や神などの言葉を使い、自分が特別な存在なのではという妄想に取りつかれる。そんな季節だ]
えっ、何だい?狼の人格ディエゴはどうしたんだって?止めてくれよ、思い出すと恥ずかしいじゃないか。
[自分でそう名付け、本当にそんなものがあるような気がして。世界の理を明らかにするのは自分にしかできないのだと思い込んで]
[――ロッテは現れなかった]
[今頃、彼女の視界には生垣に引っ掛けられた、白いコートのみが映っているだろう]
[そしてその光景を生垣の隙間から、捉えた]
[騒ぎの収まった店内。
腕の中の少年の目は何を想っていたのだろう。
まだ涙が浮かぶのは>>17、心配だったけれど。
気恥ずかし気に俯く様は、年相応の男の子らしくもあり。
案じつつも、ほっとする気持ちと微かな微笑ましさを感じながら]
…どういたしまして。
大丈夫。私も、よくありましたから…
[自分もこどもの頃はよく泣いたから、
気にしなくても大丈夫と。
恥ずかしくないよう、言葉をぼかして伝える。
まだ立ち上がるのは難しそうな様子に、
誰かが傍にいた方がいいのでは…と案じられて。
ミュリエルを呼ぼうとして>>4。姿のないのに気づき>>8。
その後、少年にもミュリエルのメッセージを伝えたのだったか>>15]
私はイズベルガよ。
あなたの名前を聞いてもいいかしら。
もしよければ、あなたの話をもっと聞きたいわ。
私、何百年もこの子と二人だけで世界を彷徨ってた。
だけど、人にとって、人と出会って、人の思いを聞くことって、本当に大事なことなのね。
それで自分が変わる。思い知ったわ。
…ここから出て行く前に、色んなことを聞いておきたいの。
[既に、またこれからの数百年では、前の数百年とは違う景色が見えるだろうことを予感していた。
ちらりと店員さんと客の少年の方に目線を送る。
彼らの話も聞けるといい、そう思った。**]
投票を委任します。
イズベルガは、店長代理 に投票を委任しました。
ほんと、あの事件が無ければ。今もあの村でこうして笑っていられたのかも知れないのにね……
[少ししんみりと。平穏な日々は、突然に崩されたのだ。少しばかり成長した彼は、手の届く範囲で薬類にも手をつけ始めた。混ぜてはいけないものを混ぜるような、おふざけに過ぎないものであったが。ところが好事魔多し運命の悪戯か、彼はとんでもないものを作り出してしまった]
本当にびっくりしたよ。突然泡立ったかと思ったら、見るからに危なさそうな真っ黒な煙になって、周りにビリビリと電気まで流れ始めたんだもの。
[それは、ディエゴのあの姿にそっくりだった]
やべー、すげーのできた!ってね。俺ってば天才じゃね?ってあの時は本気でそう思ったなー
これを使えば、どんな事だってできる。そう直感したんだ。
[瞬間、目の前の生垣を剣で切り裂いた。
先ほどとは比べ物にならないほど、派手な音を立てながら薔薇が散る。
眼前の"壁"に生じた道。その先には彼女の後ろ姿。
迷うことなく茨の道に飛び込む。薔薇の棘が皮膚を引っかいた]
――よお。
[生垣を挟んで反対側へと到達したのとほぼ同時に、彼女は振り向いた。剣を構え直そうとしているが、もう遅い]
はぁあああっ!!
[ただ一点だけを狙って剣を振るう。
今までの行動はこの瞬間のために]
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