情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
……代謝機能向上実験、失敗……肉体が耐え切れず腐敗……ウィルスの活動制御に難あり……
再生実験、失敗……癌化した細胞の異常増殖……
[そこに書かれている項目を指でなぞりながら読み上げる。
成程、あの屍どもはこれらの実験の失敗から生まれたのであろう。
その失敗作の処分に間違いがあったか、あるいはこれを兵器利用しようとしたのか。そのどちらもそうなのかも知れないが、それを知る術はエーデルにはないし、また興味もなかった。]
[エーデルは、実を言うと、この不老不死へ通じると思われる研究に僅かに期待をしていたのだが―自身の研究テーマが死者の蘇生と不老不死であるから―、このレベルでは自分にも劣ると判断し、落胆した。
代謝機能の向上とは、即ち身体能力の向上。身体強化の魔術の一種でしかない。欠如した身体の再生は、治癒魔術の延長線上にある。
どちらも魔術の域を出る事はなく、また、魔術として行使すれば―術者次第ではあるが―このような失敗はない。
精々、屍がそうなる原因となったであろうこの「ウィルス」を参考に持ち帰る程度か。エーデルの研究テーマへのアプローチはあくまで魔術―否、魔法の方面からであり、科学的な方面からではなかったから。
新たな視点の一つとしては、使えるかも知れない。]
[落胆したエーデルだが、しかし、まだ完全にこの研究所から興味を失った訳ではない。
ここがしていたと言うもう一つの研究―異世界から自分たちを呼び寄せたと言う、その研究についてだ。
異次元、即ち異世界の存在は魔術師として認知しているし、第二魔法を用いて異世界へ干渉する事が出来る事も知っている。
しかし、エーデルがそれを体現できた事は、未だかつて一度も無いのだ。
それを、この世界の人間は為したと言うのか?魔術のない世界で?この世界では、第二魔法すら魔術へ降格させてしまうのか?]
……░▒▓█▓▓░░▓、
[かつて愛した女の名を、弱く紡ぐ。首から下げたペンダントをそっと手に取り開けば、中には小さな写真が納められていた。
美しい黒髪を後ろで一つに結わえた若い女と、金髪の若い男が笑い合っている写真。
彼女の時は、この写真を撮ってすぐに、止まってしまった。]
[エーデルの願いは、その止まってしまった時を、再び動かす事。
それだけの為に研究をし、それだけの為に生きていた。
馬鹿な王族どもは、自分が不老不死や死者蘇生を行う可能性のある魔法の研究をすると聞きつけるや否や、多額の金銭を投資した。
自分がその魔法を大成した暁には、その成果を独占するつもりなのだろう。
何人も助手を送ろうと画策して来ていたのを、エーデルは逐一断っていた。
自分以外の人間を信用する事など出来ない。研究成果を盗まれ、あるいは悪用されるのは御免だ。
今回のこの騒動など、まさにその典型例ではないのか。]
[恐らく、ここの研究の最初期の理念はそれはそれは崇高で素晴らしいものだったのだろう。
衰えた代謝を向上させ。
失った手足を元通りに。
エーデルの世界において、それらは魔術でどうとでも出来る事である為に特別感慨も無かったが、魔術のない世界において、技術で実現できるとなれば、これほど魅力的なものもあるまい。
魔術は使い手を選ぶが、技術は使い手を選ばないのだから。]
[しかし、大勢の人間で研究を進めていれば、裏切り者も出るし、悪用しようと企む人間も必ず出てくる。
その結果、異世界まで巻き込んで大層迷惑な事をしでかしてくれたではないか。
その点においては、エーデルはこの事件を引き起こしたであろう研究者どもを許すつもりは毛頭なかった。
自分の為した事は、自分たちのみで始末をつけるべきである。他者を無理矢理巻き込むなど言語道断、そう考えていた。]
[とは言え、異次元運営の術がこの世界にあると言うのであれば。
そこまで腸が煮えくり返るほどの思いにはならないのもまた事実。
エーデルとしては、巻き込まれた見返りに、それらの研究成果をごっそり頂くつもりであった。
第一、及び第三魔法からの蘇生や不死へのアプローチは、ここで得られうる情報から進む事はないと推測される。
しかし、第二魔法に関しては、この世界では既に体現されている!
死者の蘇生に関しては、第一魔法の他に、第二魔法からのアプローチも可能であるとエーデルは考えていた。]
[資料を頂く為には、どうしてもこの騒動をある程度沈静化させる必要があるだろう。
迷惑料として勝手に頂いても構わないと言えばそうなのだが、こうも屍どもがうろついていては落ち着いて施設内を探索する事も出来ない。
少なくとも、目的の物がある場所へたどり着くまでの道中に現れ得る屍は、逐一焼き払わねばならない。]
[一つ溜息を吐いてペンダントを仕舞うと、部屋の中の不要そうな紙を集めて魔方陣を描き始める。
ここに来るまでに、紙のストックを20(20)は失っている。その数だけ、屍と出会ったと言う事だ。
魔力の残りはまだ半分以上あるとは言え、浪費する事は出来ない。
エーデルはこの部屋でややしばらくの休息を取り、それから再び行動を開始する事に*決めた。*]
[玲子の計画には少し微笑んだ。]
そうかもしれないわね。
でも、私は私が関わった分しか関わらないし、
完全に【苦く悲しき喜びの花】の味方とも言えないの。
戦争というよりは、
……本当に災害……人の欲望織り成す、
醜悪なるタペストリーみたいなものよね。
じゃあ、白百合の玲子に作って貰った薬品を持って、
化け物の花でも枯らしに行きましょうか。
ルピナスを枯らす、第一歩、ね。
[玲子の計画には少し微笑んだ。]
そうかもしれないわね。
でも、私は私が関わった分しか関わらないし、
完全に【苦く悲しき喜びの花】の味方とも言えないの。
戦争というよりは、
……本当に災害……人の欲望織り成す、
醜悪なるタペストリーみたいなものよね。
じゃあ、白百合の玲子に作って貰った薬品を持って、
化け物の花でも枯らしに行きましょうか。
貪欲な狼の花を枯らす、第一歩、ね。
/*
第一魔法:無の否定。
第二魔法:異次元運営。
第三魔法:魂の物質化。
この辺りはFateから概念を借用させて頂き、独自解釈に基づいて使用しました。
無の否定は、死と言う生命の無への還元の否定、即ち死者蘇生。
異次元運営でどう不老不死や死者蘇生に繋がるかと言うと、異次元に存在する、根源を同じくする存在を連れてくるなどする事で疑似的に死者の蘇生を行ったと同義になる、と言う解釈。
魂の物質化は、魂そのものが一つの肉を持った生命となり、魂の寿命が来ない限り、その生命に終わりは訪れなくなる。即ち不老不死である、と言う解釈。
/* それとこれか。>>4:+29の、光子とフォースフィールドによる…は、アロル世界のSF的なもの(宇宙飛び出せる技術世代)だと思っていたので、この時代的には一般的では無いと思ってた訳だけど、どうなんだろう。
触れずにスルーすれば、RPが広がらないので触れてなかったり。
でも、wiki的には現実世界以上レベル科学はあって良いと記載してたし、トニー・スターク程の天才が居るとすれば技術的に有りなんだけど、ベリニとしての知識的に知れるのだろうか…一般的…なのだろうか。いや、ベリニが知らなくて、これはPL視点情報ト書きなのだろうか。と悶々していた。うーん、ホログラム自体は科学レベル的に有り得そうだしなー…。 */
ふ〜ん。
まぁ美女は謎があってなんぼの所がありますからね〜。
そういうのもいいんじゃないですか〜。完全に、じゃなくても、今は味方なら味方面しちゃえばいいと思いますよ〜。
[スポイト片手に好き勝手言っている]
まぁ、結局一番怖いのは人間なんですよ。
が、オチとしてはベタですからね〜。
欲望も大いに結構だとは思いますけど、線引きくらいはしてほしいもんですよ〜。
薄ら白髪ハゲめ。
はーい。
というわけで一歩踏み出すためにほら。ほら。
美少女玲子ちゃんにぴったりな薬品をほらほら。
[マッカラーにいらぬ重圧をかけている。
乗っけろプレッシャー!]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新