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あら、テルオ君。
無事みたいで何よりね。
なんだか心持顔つきもよくなってる気もするし。
[にこりと笑う。戦闘を重ねた結果だろうか。心なしか生還になった気がして、告げた。
ただその表情は、どちらかというと親のような笑みだったかもしれないが]
――――…間に合わ……
[天使が咄嗟に取った行動は、前方へのダッシュ。
飛び退る、や同じようにレーザーで相殺するなど手段はあるにはあったが、そこまで頭は回らず。
そのおかげかどうかは分からないが、髪を模した排気口のいくつかの破損で済んだようだ。
内部までその音が届くのに思わず舌打ちが出る]
[ルッカに、にやりと笑顔を向けて]
そう? もっと仕事したい?
当艦の人員不足は、割と深刻だから、いくらでもやってくれていいよ?
とりあえず、次の見せ場は主砲かな。
大出力エネルギー系。溜め打ち可能。
触ったことある?
…あたしが運営指揮、ね。望むところよ。
[ユージィンに返しながら、さっそく参謀席についた。目前のモニターに写る表示に目を落としながら、言葉を続ける]
内蔵武装は…へぇ、主砲が生きてるのね…
…艦内業務、ジュリエットさんに任せすぎじゃない?
索敵や操舵だったらこっちでも手伝えるわ。
回せるとこは回して頂戴。
…っと、まぁこっちはこれでいいとして。
あたしが聞いてるのは艦載戦力の方よ。
さっきのサイボーグ男…表示を見るならスコル?と、テルオ君のメガマリオン。それぞれの武装がどんな状況かってのと、他に戦力は…あんたんとこのジュリエットさん?
アレから育ったんだとしたら未知数だし。
その辺は口頭で教えてもらえるかしら。
参謀を任せてもらえるんだったら知っときたいとこね。
…うわぁ。
[一応扱った事はあるが…
その時は未完成で暴発したからマトモに扱った事は無い。
その時の思い出が浮かんで、若干嫌そうな顔をした。]
…いや、戦艦に装備されてるし未完成とかは無いか。
触った事はあるけど…アタシがいじったのは試作品(未完成)だからね。
マトモに撃てるの触るのは今回が初めてかなぁ。
[微妙に不安だけれど、一応使えると宣言した。
…使う前に点検はするかもだが。]
ああ、ちょっと待ってユージィン、そのことなんだけど。
[ルッカに主砲を、というユージィンに口を挟む]
ただぶっ放すだけじゃ、あのデカブツは仕留め切れないと思うの。
それができてりゃこの艦今ごろ英雄になってるだろうしね。
エネルギーをより収束させて…
艦首前面に、螺旋状に焦点を導いて、破壊力を上げる。
回転衝角…ドリルって言った方が分かりやすいかしら?
そういう風に調整できない?
[目の前の青年の、機械技術は確かな腕だ。それは実際にこの目で見ているからこそ提案した。少女が描いた作戦の一端]
[市長の質問>>+43には]
他に適任者がいなくてさ。
なにせ、前衛か、ド後衛……修理・整備が本職の僕のことね……が中心だったんだよ。
でも、市長がやってくれるなら、助かる。ジュリエットさんの空き領域、他の事に使えるし。
武装か……。
僕が、マリオンと戦った時の状態。市長のことだから、データ収集してるでしょ? 戦力としては、その時の120%upってとこかな。
ただ……今、ジュリエットさん、戦いたくないんだって。
だから、一応、戦力としては数えないで。
修理・整備・雑用ならやるよ。
へへへっ……そうかな?
[明朱佳>>+41の言葉に、照れたように笑う。
変わらぬ年頃の少女の慈しむような微笑みが余計に気恥ずかしさを感じさせるが、褒められて悪い気はしない]
やっぱりさ、こっちに来たらもう後戻りは出来ないし、頑張らないとって思ってさ。
……やらなきゃいけない事も出来たしな。
[最後だけは少し表情を引き締め呟く。
そうしている内に司令室へ辿り着くか]
…そういや、昔のゲームにドリル戦艦って有ったよね。
衝角がドリルで、突撃した船に一撃必殺の。
………A.H.O号がドリル突撃…ないわ。うん。
主席候補生 フラン・A・入坂 は、なんとなく 訓練生 フェイト を能力(透視)の対象に選んでみた。
[市長の提案>>+48に、ふむと考え込んで]
主砲を、ただ撃つだけじゃあ足りないとは、僕も思ってた。
回転衝角か……格納してる戦闘機にあった気がする。
そこから外して持ってきて……、いや、サイズが小さすぎるな。それを手本に組みたてるか。
……ん? 収束させたら、貫通力は上がるけど、破壊面は狭くならない?
コア的な物があるっていう予想?
ちょ、どうし・・・!?
っち、気を抜くと…!
[風の対処と、問答で、フェイトの方まで気が回っていなかった。
光の矢は、そのまま、地中へと落ちていく。
光が届かぬ場所に落ちてしまえばそのまま、消えていく。]
《中々しぶといが、次には耐えられまい《問いに意識を奪われすぎたようだ。我、古の―《ホカノタイトウナイケンガマジレバ、イシノトウイツナドデキハシナイ、ソレガワカランカ!《ホホホホ……で、問いの意味は何だったのかしら?お嬢ちゃん?》
[多数の顔の左上に位置する、光の矢を放っていた顔に険しい苛立ちが募る。
左下に位置する闇を放った顔は、再度詠唱しなおしはじめる。
右下に位置する風を操る顔は、未だエリーと風を奪い合う。
右上に位置する高笑いの顔が、少しずつ膨れ上がる。
同時に、破損した他の顔が、しぼむ。]
メガマリオンは、宇宙でも動けるようになったんだ!
[と、市長>>+43が見ていたかどうかはわからないが、背中に装着されたスラスターについて説明する]
後は、地球に居た時と変わらないかな?
武器はパイルバンカーだけだよ。
[艦に残されているジンロボ用武装から見繕えば更に増やせる可能性もあったが、
度々敵襲に見舞われた事もあり、訓練や調整の時間が持てなかったのだ]
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