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>>308花
[ぽすんと抱きついてくるあなたの頭を、やっぱり腕で撫でる。手さえあれば、かいぐりとあなたの後頭部を抱いて自分の身に押しつけるだろうけれど、いかんせん腕だけでは短い。]
うん、そうして。それがみんな、いっとう嬉しいからね。
[付け足された改善点に、そっか、と笑って返す声は柔らかく響いただろうか。]
そっか、嬉しいよ。
いっぱい遊ぶためにも、あたしも早く手とか直さなきゃだ。
直ったらちゃんと遊びに誘うから、その時はたくさん遊んでね。
[抱きつくあなたを受け止めて、嬉しそうに笑った。
おせんべい、には「そうだね」なんて、わけてもらうだろうか。]
>>311水 >>312>>313 猫
[ストレートは綺麗に決まった。成桐相手なら人間態で済む力であれば怪我などは大丈夫だろう。そんな予想もあり躊躇はなかった。ただし思ったより吹っ飛んでしまったことに自分でも驚いてしまった。
上半身だけ起こす成桐にごめんなどの謝罪はしなかった。あきらの発言に納得していたからだ。]
まー…おれもあきらの言ってる事は分かんぞ。
常盤サンだって、神社の仕事嫌々やってるわけじゃねーだろ。
おれは神社に長くいたわけじゃねーけど、常盤サンが真面目にやってるのわかんもん。
ここの従業員の仕事だって好きだと思うけどさ。それとこれは違うだろ。
でもどうしても危ないからやめろっ!ていうならさっさとつれてきちまえばいいのに……。
[鬼の発想を付け加えつつも、自分の言葉であきらの発言にに同意した。]
>>314 猫
おーよ。決まったぜ。
[あなたの変わりかサムズアップをして返した。一仕事終えた、そんな充実感のある笑みだ。]
>>312 >>313 猫
[胸に、ずんと重く、あの日自身を殺した柱が刺さったような。腹の底が冷えて、手足が冷たくなって。代わりに、しんと冷えた頭の中にひとつだけ炎が灯るような感覚。睨みつけた。射殺さんばかりに]
それが、あいつが優しいから選ばれたんだとしたら……んなもん呪いだろ!
優しいから選ばれて、優しいから覚悟しちまって、優しいから親友を殺すなら全部呪いみたいなもんだろうがっ!!
[きっと逃げない。知っている。分かっている。守りたいものがいる限り、あの人は、たとえ自分がどんな立場でも苦しみを飲み込んで立つだろう。そんなことはもうとっくに知っている。けれど!]
「俺が」耐えられねぇんだよ、だから言ってんだ!!代わりに殺せっていうなら誰でも殺すさ、でもそうじゃないのだって分かってんだ!!
[寄り添え?支えろ?傲慢だ、傲慢だ傲慢だ、どれだけそうしたかったか分かるか、死後の触れられぬ世界で何を見たかお前に分かるか、届かない言葉をかけ続けるだけの「痛み」が、お前に!!]
>>315鼠
どうこう言う気は、今はないよ。
また、話を聞きたいなって思うだけ。そしたら、またどうこう言いたくなるかも知れない。
[ちらりと自身に抱きつく少女を視線で示す。今話すことでもない、とだけは伝わるだろうか。]
そんな感じ。生き物は自分のために生まれてくるけど、物は人のために作られるから。考え方は似てても、ご近所さんみたいなもの。
──なるほど、そんな感じかもしれないや。神さまとやらの考えることはよくわからんもの。人を見る目だけは、あるんだろうけど。
でも、まあ、……続いていくのは、悪くないから、一応は感謝しとこうかなって感じだ。
>302天
えへへ…うん!…でもあの時、立花だけじゃないよ!
いっくんがいて、迅兄ちゃんがいて、ねね姉ちゃんがきてくれて…
皆がいたから立花本当に頑張れたんだよ!
それに……いっくんが立花の事を守ってくれたからね。
[彼の褒め言葉に立花は照れて笑う。彼の言葉からあのときの戦いを思い出しているのかなと立花は思った。伊達に長年幼馴染をしていない。だから立花は改めてあの時の気持ちを伝えた。最後の一言は、本来なら心に落とす言葉だか今ははっきと言葉にだしている。]
[それから立花はもくもくと練習を続ける。雪花乱舞はもともとご先祖さまが人間の日本舞踊にはまった時、雪とともに踊ればもっときれいに舞えるのではと思い始めたことだ。特に母親がこの雪花乱舞を十八番としており北の国の妖怪達の間でも評判だったらしい。だからこそ、難しいが立花は脳裏で母親が舞っていたあの時を思い出しながら舞う。]
>>319続き
[……けれど。言葉にはしない。その苦しみを、一番味わってきたのも、きっと目の前のこいつだ。声を持たぬ頃、体を持たぬ頃。おそらくは、寄り添うことしかできなかったその痛みを誰よりも知っているのが、このあきらという存在だ。分かってる。分かっている。]
[長い、息をついて。頬から下ろした手を床について。目を閉じて呼吸を落ち着ける。]
あいつが選ばなくても。選ばないのはわかってても。
どこかに逃げ場があるってことが、救いになるって、思ったんだ。
……お前の言ってることは、正しいよ。
分かってる。あいつは立ち向える。俺なんかよりずっと。だからあんなボロボロになって、だからあんな風に死んだ。
……俺、生きてても。
できたかわかんねーもん。
勝手にキレて、勝手に戦って。余計傷つけただけだろ、きっと。
……だから俺じゃないって、そんなの、分かってんだよ。
俺、リッカも救えなかったのに。お前らみたいに強くねーから。
ああくそ……悔しい。
悔しいな……。
>>316花
そう。
[繰り返された言葉に頷いて返す。
続いた反論に口を開きかけて、あなたが何か気づいた様子だったから口を閉ざした。
あなたが頷くのをみて少しだけ笑う。]
分かってくれたならいいんだ。
立花が悲しいのもわかるけど、他の人の気持ちを無視しちゃいけない。
それに、立花が自分を責めて悲しんでると、悲しいよ。要らないものを背負い込んでるなら猶更ね。
[ポツリ、と貴女には似合わない苦笑と共に落とされた言葉に頷きを返す。]
まずはこうやって、私や成さん、一平なんかに相談すればいいさ。
何も言わずに始めちまった立花には、これも進歩だろう?
[そうして卓から少し斜めに体を外した。軽く自身の膝を叩いて示す]
死んだの見ちゃって辛いのは、抱きしめたげる位しかできないけど。
>>319水
[射殺すようなまなざしに、こちらはスッと視線が冷えた。]
呪いだから、なんだ。その呪いに耐えられないとでも言うのか。
それは、耐えてるときわちゃんに対する侮辱だぞ。
苦しんで悩んでしんどくて、それでも乗り越えるのが、ときわちゃんだ。
一人じゃ無理かもしれねえ。……なら、周りが支えればいい。その、支えてくれる周りの人を得られるのも、ときわちゃんが今まで頑張ってきたからだ。
ときわちゃんを、お前基準の、小さい、弱い女にしたいのか。
お前の言ってることは、自分が耐えられないから、ときわちゃんに誇りも矜持も捨ててくれって言ってるのと、どう違うんだ?
惚れた女のために、自分も共に痛みを背負うと、何故言えない。
自分のためにときわちゃんの一部を投げ捨てろという男が、どうしたらときわちゃん「を」、しあわせにできるってんだ。
寝言いうのも、大概にしやがれ。
>>319水(>>325続き)
[それはあなたが長い長い息を吐き出して、激情を吐き出すまでの追い打ちだ。
「あんな風に死んだ。」
こぶしがあれば握りしめただろうが、あいにく両の腕はない。だから歯ぎしりみたいに偽物の歯を鳴らしただけ。]
──……あぁ、死んだよ。死なせた。
[違う、これは自分の痛みだ。ときわちゃんのためのものじゃない。一度口を閉ざす。]
それでも、ときわちゃんの選んだ道だ。死んだのが正しい、仕方ないなんていってねえから、勘違いすんなよ。
ときわちゃんの選んだ道をいくのが、ときわちゃんの生き方だろ。
ときわちゃんに寄り添う以上の、そうしてあのこのしあわせを願って動く以上の、一体何ができるんだ。
悔しいだのなんだの言ってるうちは、ときわちゃんは任せらんねー。
悔しいのもしんどいのも飲み込んで、それでもときわちゃんに寄り添える度量つけてから、出直しやがれってんだ。
>>321>>322 花
うお、お前もそんときのこと考えてたんか!おれもだ。あのときはじんが先陣切ってくれたし、ねねが来てくれて助かったな。
……おれは。おれはりっちゃんを守れなかったらかあちゃんに怒られちまうからな。当たり前だろ。
[あなたに考えていることが分かれていてむず痒かったが嬉しかった。はっきりと言葉にされた気持ちには自分も素直に答えた。ずっと甘えただと思っていたあなたも変わりつつあるのだろうか、そんなことを思った。]
[しんしんとふりつもる雪には懐かしさを感じただろう。詳しい文化を知っているわけではなかったが神聖なものであることは彼にも分かっていた。無言で見守る。]
(こういう踊りしてるとき何考えてんだろ)
[幼馴染の”かあちゃん”はとても綺麗だった。そんな大人になるなんてだいぶ先だろうと思っていたのに。だぶらせた表情には首を傾げいやいやと横に振った。少々頬が赤い。]
>>329続き
[それからおせんべいのくだりになり、鼠の彼女から肯定をもらうと、立花は嬉しそうに頷いた。]
…あれ?
[ところが、どっこい。その問題のたくさんのおせんべいが入っている袋は手にない。背負っているリュックには当然ない。だって、今しがた食べる為に出したのだから]
…あ。
[そしてその出したおせんべいの袋は。さきほどもっていた一枚のおせんべいを持っていた手の。反対側に抱えるように、持っていたはず。]
[立花はバシュっとブランコを見た。あきらに駆け寄る際に落としていったせんべいは地面とキスをしている。そしてそのとなり、そこに袋はあった。数枚せんべいをまきちらして]
ああああああ!!!
[そして立花は2人になにも言わず慌てて、せんべいの元へかけていく。脳裏に食べ物を粗末にしてはいけないという常盤の怒った表情を思い浮かべながら**]
>>327鼠
そのうち乾パンでも持っていくよ。
[高尾が買ってた、なんて付け足した。]
──そうだね。だから、恨むのも“どうして最後まで使ってくれない”、“作っておいてなんで無駄にする”なんて、そんな感じだ。ただ生きてるだけじゃなくって……自分の命の使い方が、最初っから決まってる。
ロボット三原則、だっけ? アレに縛られてないだけかもしれんね。それでも、……動き出したら、そうも行かないんだろうけど。
[その話をしたのもずっと前に思えるし、あなたがかじって動き出したのは、はるかに昔のように思う。
どこか懐旧を思わせる呟きを零してから、]
ときわちゃんが仕えてる相手だしね。
よくは知らないけど──でも、敬って損はない、とおもう。よ。
>>325 >>326猫
噛み合わねぇな。はじめっから。
[吐き捨てた。再び目に火を宿して睨みつける]
耐えられるだろうさ。けど、そもそも、んな痛み味わう必要ないって、俺はそう言ってんだよ。
あいつが選んで耐えるなら俺もごちゃごちゃ言わねえが。選ばされたって、他に選びようがなかったって、誰が否定できるんだ。
だから。はじめっから。言ってんだろうが。
自己満足だって
[ゆらりと立ち上がる。今、間違っているのは自分だ。正しいのは、あいつだ。分かっているけれど。服についた汚れを、パンパンと払って。]
お前、自分ができるからって、人にもそれができると思うなよ。
お前がいる限り、誰もあいつのそばに寄り添えるわけねーだろ。わかってんのか。あのなぁ。お前以上にはなれねーんだよ。
[血を吐くような声でそう言った。血は、流れていないけれど。]
あいつが日常を愛する限り。俺はここで、ここの店主で、あいつの雇い主をやる他にない。それがあいつの幸せなら、100年でも200年でも続けられる。
その先にいつか、あいつがやめたくなる日が来た時。選んでもらえるならって、はじめからそんだけの願いだってのに。
……わざわざ来て暴きやがって。
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