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≪それは私が見たいというのもある。≫
[少し含み笑いが混じり、]
≪ナサニエル。≫
≪きみの選択が、きみを閉ざさない事を願う。≫
≪紅蓮・B・R≫
[どの選択であれ。ナサニエルがゆく道を。
グレンのナサニエルへのメッセージはそこで終わる。
ナサニエルが自身の端末を立ち上げれば、炎と兎を合わせたようなデザインのアイコンがポップアップし、メッセージの到着を告げるだろう。*]
[クロノは、ダイアナが差し出していた焼きそばパンを、手で叩いて床に落とす。]
…だからどうした?
貴様の兵装が使えないなど知った事か。
コアに魂があるンだロ?
なら、貴様の事はBigFireが守ってくれる。
そうなのだろう!?
[ギリッ、と半眼な瞳が吊り上がり、ダイアナを睨みつけた。]
ヲレは先に行っているぞ。
さっさと来い。
(――ああ、確かにそうですね。
結局これからクロノがやろうとしていることもこの大会も果てはかつての星域戦争も、規模や血が流れる量が違うだけで喧嘩に代わりはしない。
そして私には戦うための力がある)
[不意に少女は声も立てずに笑う]
(だけど。
私が空を飛びたいと思ったのは、いつ終わるとも知れない戦争の手伝いをするためなんかじゃない。
あのBigFireと――《HYMN TO THE INFINITE SKY》と同じところに立つためなんだ。
不安も恐怖もない、空しかない高み。
そこでは空は一つだった。
ちょうどその時の時刻は昼と夜の境で、空が裂かれるような色合いを持っていたけれど、それでも空はつながっていた。
その不思議な色合いは一瞬しか見ることができなかったけれど、今でもよく覚えている)
…。
あ。もう、あと、2機。
[核を停止させたという、アンギャルドはまだ空の上だ。
大会はもうすぐ終わろうとしている。
The Big Fire.――]
[その名を冠した、最後の2体の姿を焼き付けるようにじっと見上げる。]
おれ、今日のこと絶対忘れない。
…また、会いたいな。
[誰に、とも告げず。並んだ青は* 空を見上げる*]
クロノ。私がきみと戦おう。
[拾い上げ、焼きそばパンを口に運ぶ。一口目が口から消えた後、]
ダイアナも、それでどうかな?
[にっこりと笑う。]
それと優勝式典がそろそろある。
きみ達も出ないか?
最後の二人は、シュウとニーナ…
どちらが勝ってもおかしくなかったようだよ。
戦いを駆け抜けてきたニーナの優勝を祝おうじゃないか。
[その時クロノの手で持っていた焼きそばパンが叩き落された。
凍りつく笑み。もともと半分凍りついていたような気がするが気にしない]
あー……
私は「コアに魂がある」と言い切った覚えはないですよ。ただ、あるかもしれないと思っているだけで。
それに……私の昔話には興味ないでしょうから手短に言いますけど、《Indigo Bird》のコアに魂があるとしてもそれは、
私が忘れてしまったかつての私の残滓、ですよ。
だけどかつての私が、亡霊のごとくコアに居座っているとしたら、私はそれを取り戻さなければならないんです。
そしてできるならば、新たに魂を宿らせ直さなければならないんです。
――この大会の参加者がいた、空の高みに至るために。
[そしてグレンに向き直ると]
そういうわけで、私は受けても、いいですよ。
優勝式典の後がいいですかね?
[その笑みは先程とまでは異なり、清々しかった――]
クロノ次第だろうな。
[大口で食べた所為か、3、4度で焼きそばパンは消えてしまう。]
少しの間だが共闘を頼む。
[グローブを脱ぎ、日に焼けた手をダイアナに差し出した。
真摯に、ダイアナへ頷きかける。]
― 会場・某所 ―
[アテもなく彷徨い歩いていると、空が静寂に包まれ]
[――そして一転]
[ひときわ大きな歓声が会場を埋め尽くす。]
おお……決まったようだな。
[老兵は空を仰ぎ、眩しそうに目を細めた。]
[堕ちてゆくのは、傷ついた騎士の影。]
―時間軸は遡り、優勝者決定の瞬間―
『――今、この瞬間!
勝者が決定しました! 優勝は――』
[アナウンサーが、どこか遠くで誰かの名を読み上げる。
わっ!と沸き起こった歓声も、どこか遠い遠い彼方から響くノイズのよう。
力を使い果たした青い体は、たった今引っ張り出した少女を抱えて、ふわりと着地する。
そのままくず折れる体にそっと寄り添うように、戦いを終えて役目を果たした赤い球体と光輪、そして金属筐体がごとりと落着した]
“終わった―――ので しょう―――か――
ああ――騎士殿の操者は―――無事――でしょうか―”
[次第に白く染まっていく意識で、ぼんやりと考えた。戦闘の最中に聞こえた声。不可解に攻撃の手を止めた黒騎士。聞きたいことは、たくさんあった。
けれど、その疑問は、形にならないまま、白に溶けていく]
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