人狼物語(瓜科国)


577 【憑狼】それでも列車は北へと向かう【飛び入り歓迎】


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講師 ダニール

…………嘘はいけないと、あれだけ教えていたのに。
どこで間違ったのかな、私は。

[ぽつりと、言葉と共に涙が落ちる]

死んで詫びるべきなのは、君なのかな。私なのかな。
ねえ、イーリャ……

[サンドラが逃れる際に体勢を崩したユーリーへと、息子の名を呼び掛ける。
乳白色に煌く象牙のナイフを*握り締めたまま*]

( 92 ) 2010/11/27(土) 17:15:15

医者の娘 ナタリー

−後部車両−

[サーシャが眠る部屋。今は誰もいない。
床に広がる血だまりと壁に飛び散っている血しぶきが
先ほどまでの惨劇を物語っている。]

入ってすぐ…。

あ、あった。

[そう呟きながら、扉の傍の物陰から目的の物を見つけ出す。
ロランが持っていた小型拳銃。その光る銃身を眺める。]

なんだかオモチャみたい。

[でも、これがミハイルとロランの命を奪い、
ベルナルトも負傷させたのだ。
使い方は聞いたけれど、使えるかどうか。
威嚇にはなるだろうか。でも、誰に対して?
殺してやりたいほど憎かった相手は“彼”が殺してくれた。]

( 93 ) 2010/11/27(土) 19:19:54

医者の娘 ナタリー

[無茶な襲撃だったから相討ちになってしまったけれど。
一緒に逃げようと言ってくれたのに、私の我が儘で。
だから、彼がくれた力というのがどういったものかは、
この汽車に乗るまで気づかなかった。]

…サーシャさん、ごめんなさい。
教えてあげればよかったわね。

[誰と誰が人狼か。どうすれば良かったか、いつも後から気づく。
小さく溜息をつくと、銃を先ほど持ってきたスカーフで
軽くくるんで、ポッケへとしまいこんだ。]

( 94 ) 2010/11/27(土) 19:20:08

医者の娘 ナタリー

−後部車両廊下−

[目的を果たせたから部屋を出た。
いつまでも単独行動をしていてもしょうがない。]

みんな、何処にいるかな?

[先ほどここを離れて、自室やデッキと移動する間、
誰とも出会わなかった。]

とりあえず食堂車に向かえば、誰かいるかも?

[そう結論づけて、先に進めば、
向こうから駆けてくるサンドラの姿がみえた。>>86]

あ、サンドラさん。今まで何処に…?
どうして走ってるんですか?

[何かに追われているような必死の様子に、
心配そうに声をかけたが、彼女の反応はどうだったろうか*]

( 95 ) 2010/11/27(土) 19:25:40

沈黙の カチューシャ、放蕩息子 ベルナルトの頭を優しく撫でた。

( A12 ) 2010/11/27(土) 20:14:14

沈黙の カチューシャ

[少女は、地獄のような人生を歩んで来ました。
. 自ら望んで、地獄のような人生を歩んで来ました。
. 少女は、ずっとずっと昔から少女のままでした。
. ―――この車両に居る全ての人間が、生まれる前から。

. 謀略と裏切りの中を生きて来ました。
. 血と涙の中を生きて来ました。
. 或る目的を持って、ただ生き続けて来ました。
. それが、叶わぬままに。

. 車内では、色々な思惑が動き出しています。
. 人が、死ぬかも知れません。
. 人狼が、死ぬかも知れません。

. ただ、どちらにせよ―――。
. この夜は、もうちょっとだけ続きそうです。]

( 96 ) 2010/11/27(土) 20:48:19

放蕩息子 ベルナルト

― 少し前 ―

[部屋には、ダニールとカチューシャが残された。
 薄靄のかかった天井を見上げていた目がダニールを捉え、ふと口を開く。]

 さっき、お前さんは俺に「人狼じゃなさそうだ」と言っただろ。

[意識を失って、彼に助け起こされた時の事。]

 ……人狼に与し、ヒトを殺し、街を一つ潰してる。
 何時か郷里に帰ったら、ぶっ殺してやろうと思ってる奴も居る。
 ……そう言うヤツは、人狼じゃないとしても、果たして人間だと言えるのか。

( 97 ) 2010/11/27(土) 21:52:16

放蕩息子 ベルナルト

[何処か遠くを見るようにして、口の端を上げる。]

 自分でも分かんねぇのさ。
 だから、答えなかった。

[苦悩の中で人を喰らう人狼も居るかも知れない。
 しかし、生き残る為に躊躇なく人を殺す人間も居るのだと。]

 してきたことに後悔はない。
 ただ……サーシャには、悪いことをしたな、と。

 ……独り言だ、忘れてくれていい。

[うわ言のように呟いて、外を見てくると言われれば>>85頷いた。
 ダニールの手に握られたナイフを見詰め、その背にもうひとつ声を掛けようとして―――意識を束の間、落とした。]

( 98 ) 2010/11/27(土) 21:54:13

放蕩息子 ベルナルト

―少しの後―

[小さな手が頭を滑り、瞳を薄く。]

 ………ん。
 お前さん、まだ此処に居たのか。

[恐らくはダニールの言付け通りに、しっかりと施錠をされた部屋。寝台の傍には少女が一人。
 眠っていたのか、気を失っていたのか。数分か、十数分か。扉の向こうへと意識を向けても、喧騒は聞こえて来ないようだ。
 暫くの間カチューシャの手に頭を委ねていたが、]

 カチューシャ。

[やがて、少女の名を呼ぶ。]

( 99 ) 2010/11/27(土) 21:58:53

沈黙の カチューシャ

……?

[少女は握る手に軽く力を込め反応し、首をかしげる。]

( 100 ) 2010/11/27(土) 22:07:13

賭博師 ユーリー

-回想:食堂車withサンドラ-


[>>79サンドラからはアルコールの臭いがした。あぁ、これはウォッカというやつか。今まで飲んでいたのだろうか]

[間合いを詰めながら、彼女の話に耳を傾ける]

まだ冷静って…至って俺は冷静だよ。
あぁ、聞くよ?
言ったじゃん、『信じさせて』って。

[『幾らでも人間証明』という言葉には、片眉が上がる。
自分が人間だと、言葉で伝えるのだろうか。誰もが言ってきた。「自分は人間だ」と。
それでも火で炙ったり。棒で何万回と叩いたり。手足を引き裂いたり。
人狼であったなら狂喜し、人であったのならやけに冷めた目で死体を片付ける…。

ねぇ、サンドラ。言うのかい? 自分は人間だって。あぁ、でもそれなら、俺はシンジラレナイヨ…]

( 101 ) 2010/11/27(土) 22:07:31

放蕩息子 ベルナルト

 何故、サーシャに追いかけられてた……?
 
[問いを発するのに、罪悪感にも似た感情を覚えるのは何故だろうか。慣れぬそれに内心で舌打ちをし、疑念でなく疑問だと自身に言い聞かせる。]

 食堂車に、メッセージを残してただろ。
 サーシャとミハエルが人狼仲間だ、って。

[握る手に力を篭められると、少し押し黙る。
 そして、幾度か躊躇った末に]

 ……サーシャは、ロランが撃たれたと言ってた。
 いや、俺だってお前が銃なんざ扱えると思っちゃいねーけど。
 サーシャの叫び、あの目――本気でお前がロランを撃ったと信じているみたいだった。

[扉から出てきたカチューシャは、銃を手にしてはいなかった。尤も、直後の乱闘で部屋を調べる暇も無かったのだが。]

( 102 ) 2010/11/27(土) 22:09:59

放蕩息子 ベルナルト

 ………ロランが死んだのは、銃が原因なのか?

[自分はロランの遺体を未だ見ていない。
 サーシャがロランを殺したのであれば、カチューシャを殺そうとする理由がない。
 激昂したミハイルがロランを殺すのであれば、死因が銃であるのも不自然。

 あの場に居たのは、4人。
 だとしたら、撃ったのは誰だ―――?]

( 103 ) 2010/11/27(土) 22:13:21

賭博師 ユーリー

>>79
ふぅん、身を投げたんだ…
何でだろうね。何に絶望したのだろうか

[身を投げる者は何かに絶望した者だと、…は思った]

メリット?
さぁ、分からない。彼女が占い師候補だったから、とか?

[「襲撃しないメリットが分からない」とか、そんな言葉を散々聞いたなぁと思い出す]

…いや、言ったじゃん

俺には あんたしか 居ないんだって…。

( 104 ) 2010/11/27(土) 22:15:37

賭博師 ユーリー

>>80
俺が? あぁ、だったら今頃骨になってる…かな。
人狼って、人の血肉を食べるんだろう?

…俺には無理だ。血を見ることも、あの臭いにも…。

[ふと、ある男を思い出す]

あぁ、もしかして。それは、イヴァンの事を言っているのかい?


[壁際に追い詰めれば、伸ばした左手を壁に付けた。サンドラを、見下ろす形になるのだろうか。後ろ手に持ったままのナイフをどうしようかと。少しの躊躇い。そこに、不意に声をかけられて>>90]

( 105 ) 2010/11/27(土) 22:22:24

沈黙の カチューシャ

>>102
[言葉に、少し考え。そして―――]

……。

[立ち上がり、部屋の中を探し始める。しかし、紙もペンも見つかりはしなかった。少女はあっさりと諦めて、口を開く。]

>>103
殺したよ。
邪魔だから、殺したんだ。

[初めて聞く少女の声は、多分、想像していたよりもずっと底暗く、冷たかった。]

( 106 ) 2010/11/27(土) 22:23:10

陽気な女将 サンドラ

[全力で走り出したら、一気に酔いが回った気がした。驚くダニールがちらっと見えたが、彼を気にしている余裕はない。]


そういえば…水晶のペンダント…。
シャノアールとかいったっけ…?
あたし、占われてなかったっけ?


あのペンダントがあれば、もしかしたら…。人間とわかってもらえる?


[持ち物も粉々になっていることも…は知らない。]

ひどいこと言った相手に頼るなんてね。
あたしはサイテーだ。

( 107 ) 2010/11/27(土) 22:28:07

賭博師 ユーリー

[>>90ダニールの声に、そちらの方を見やれば]

[サンドラからウォッカの瓶を投げつけられた>>86]

っ!

[背後の方へと首を捻っていたから、顔の左に瓶が当たる。ほぼ空になっていた瓶は割れ、…の左目付近やこめかみの辺りの皮膚が切れた]


…サンドラぁぁ!!

[痛みと、どくりと溢れてくる血に膝を付き、ただ名前を叫んだ]

( 108 ) 2010/11/27(土) 22:30:24

沈黙の カチューシャ

[するすると、首に巻かれた包帯を解いて行く。そこには、以前あったはずの傷はない。]

ミハイルおじさんは、人狼で、私を食べようとしたの。
サーシャおにーさんは、ミハイルおじさんを狼様と呼んでいて、その手伝いをしようとした。
ローラお兄さんはミハイルおじさんを止めようとして、銃を撃って。ミハイルおじさんは逃げていったの。

それを見たサーシャおにーさんは、ローラお兄さんの首を絞めて。がんばってそれを止めて。

だから、ローラお兄さんから銃を借りて、サーシャおにーさんを殺そうとしたよ。みんなを殺そうとするあの獣を、狼様と呼んで味方したから。

そうしたら、ローラお兄さんはサーシャおにーさんを庇って。それから後は……べるにーさんが見た通り。

( 109 ) 2010/11/27(土) 22:34:54

沈黙の カチューシャ

[再びベルナルトの手を取り、それを自分の首へと掛ける。白くて細い首筋は、大人の男の力を以てすれば容易く手折れそうで。]

私は人間だから。
弱いから。
邪魔だから、殺したんだよ。

自分が生き残る為に。

べるおにーさんは……どうするの?
私を、殺すの?

[そう問いかける表情は。ただ、悲しそうだった。]

( 110 ) 2010/11/27(土) 22:44:01


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陽気な女将 サンドラ
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賭博師 ユーリー
コミット済 56回 残1326pt 飴飴

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写眞店店主 シュテファン (4d)
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