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……ユーリー君。
…………サンドラ、さん?
[追い詰められた様子の、サンドラの姿。
追い詰めるユーリーの瞳は、尋常には見えなくて]
――――。
[意識が、故郷の村へと立ち戻る]
[自らを占い師だと告げた息子は、小さな少女を狼だと断じた]
[泣き叫び何かの間違いだと訴える少女の父――親友の言葉を退けて、少女を殺した]
[そして、恨めしげに己を見る少女の魂は。
――ヒトの形をしていた]
…………嘘はいけないと、あれだけ教えていたのに。
どこで間違ったのかな、私は。
[ぽつりと、言葉と共に涙が落ちる]
死んで詫びるべきなのは、君なのかな。私なのかな。
ねえ、イーリャ……
[サンドラが逃れる際に体勢を崩したユーリーへと、息子の名を呼び掛ける。
乳白色に煌く象牙のナイフを*握り締めたまま*]
−後部車両−
[サーシャが眠る部屋。今は誰もいない。
床に広がる血だまりと壁に飛び散っている血しぶきが
先ほどまでの惨劇を物語っている。]
入ってすぐ…。
あ、あった。
[そう呟きながら、扉の傍の物陰から目的の物を見つけ出す。
ロランが持っていた小型拳銃。その光る銃身を眺める。]
なんだかオモチャみたい。
[でも、これがミハイルとロランの命を奪い、
ベルナルトも負傷させたのだ。
使い方は聞いたけれど、使えるかどうか。
威嚇にはなるだろうか。でも、誰に対して?
殺してやりたいほど憎かった相手は“彼”が殺してくれた。]
[無茶な襲撃だったから相討ちになってしまったけれど。
一緒に逃げようと言ってくれたのに、私の我が儘で。
だから、彼がくれた力というのがどういったものかは、
この汽車に乗るまで気づかなかった。]
…サーシャさん、ごめんなさい。
教えてあげればよかったわね。
[誰と誰が人狼か。どうすれば良かったか、いつも後から気づく。
小さく溜息をつくと、銃を先ほど持ってきたスカーフで
軽くくるんで、ポッケへとしまいこんだ。]
[少女は、地獄のような人生を歩んで来ました。
. 自ら望んで、地獄のような人生を歩んで来ました。
. 少女は、ずっとずっと昔から少女のままでした。
. ―――この車両に居る全ての人間が、生まれる前から。
. 謀略と裏切りの中を生きて来ました。
. 血と涙の中を生きて来ました。
. 或る目的を持って、ただ生き続けて来ました。
. それが、叶わぬままに。
. 車内では、色々な思惑が動き出しています。
. 人が、死ぬかも知れません。
. 人狼が、死ぬかも知れません。
. ただ、どちらにせよ―――。
. この夜は、もうちょっとだけ続きそうです。]
― 少し前 ―
[部屋には、ダニールとカチューシャが残された。
薄靄のかかった天井を見上げていた目がダニールを捉え、ふと口を開く。]
さっき、お前さんは俺に「人狼じゃなさそうだ」と言っただろ。
[意識を失って、彼に助け起こされた時の事。]
……人狼に与し、ヒトを殺し、街を一つ潰してる。
何時か郷里に帰ったら、ぶっ殺してやろうと思ってる奴も居る。
……そう言うヤツは、人狼じゃないとしても、果たして人間だと言えるのか。
[何処か遠くを見るようにして、口の端を上げる。]
自分でも分かんねぇのさ。
だから、答えなかった。
[苦悩の中で人を喰らう人狼も居るかも知れない。
しかし、生き残る為に躊躇なく人を殺す人間も居るのだと。]
してきたことに後悔はない。
ただ……サーシャには、悪いことをしたな、と。
……独り言だ、忘れてくれていい。
[うわ言のように呟いて、外を見てくると言われれば>>85頷いた。
ダニールの手に握られたナイフを見詰め、その背にもうひとつ声を掛けようとして―――意識を束の間、落とした。]
―少しの後―
[小さな手が頭を滑り、瞳を薄く。]
………ん。
お前さん、まだ此処に居たのか。
[恐らくはダニールの言付け通りに、しっかりと施錠をされた部屋。寝台の傍には少女が一人。
眠っていたのか、気を失っていたのか。数分か、十数分か。扉の向こうへと意識を向けても、喧騒は聞こえて来ないようだ。
暫くの間カチューシャの手に頭を委ねていたが、]
カチューシャ。
[やがて、少女の名を呼ぶ。]
-回想:食堂車withサンドラ-
…
[>>79サンドラからはアルコールの臭いがした。あぁ、これはウォッカというやつか。今まで飲んでいたのだろうか]
[間合いを詰めながら、彼女の話に耳を傾ける]
まだ冷静って…至って俺は冷静だよ。
あぁ、聞くよ?
言ったじゃん、『信じさせて』って。
[『幾らでも人間証明』という言葉には、片眉が上がる。
自分が人間だと、言葉で伝えるのだろうか。誰もが言ってきた。「自分は人間だ」と。
それでも火で炙ったり。棒で何万回と叩いたり。手足を引き裂いたり。
人狼であったなら狂喜し、人であったのならやけに冷めた目で死体を片付ける…。
ねぇ、サンドラ。言うのかい? 自分は人間だって。あぁ、でもそれなら、俺はシンジラレナイヨ…]
何故、サーシャに追いかけられてた……?
[問いを発するのに、罪悪感にも似た感情を覚えるのは何故だろうか。慣れぬそれに内心で舌打ちをし、疑念でなく疑問だと自身に言い聞かせる。]
食堂車に、メッセージを残してただろ。
サーシャとミハエルが人狼仲間だ、って。
[握る手に力を篭められると、少し押し黙る。
そして、幾度か躊躇った末に]
……サーシャは、ロランが撃たれたと言ってた。
いや、俺だってお前が銃なんざ扱えると思っちゃいねーけど。
サーシャの叫び、あの目――本気でお前がロランを撃ったと信じているみたいだった。
[扉から出てきたカチューシャは、銃を手にしてはいなかった。尤も、直後の乱闘で部屋を調べる暇も無かったのだが。]
………ロランが死んだのは、銃が原因なのか?
[自分はロランの遺体を未だ見ていない。
サーシャがロランを殺したのであれば、カチューシャを殺そうとする理由がない。
激昂したミハイルがロランを殺すのであれば、死因が銃であるのも不自然。
あの場に居たのは、4人。
だとしたら、撃ったのは誰だ―――?]
>>102
[言葉に、少し考え。そして―――]
……。
[立ち上がり、部屋の中を探し始める。しかし、紙もペンも見つかりはしなかった。少女はあっさりと諦めて、口を開く。]
>>103
殺したよ。
邪魔だから、殺したんだ。
[初めて聞く少女の声は、多分、想像していたよりもずっと底暗く、冷たかった。]
[全力で走り出したら、一気に酔いが回った気がした。驚くダニールがちらっと見えたが、彼を気にしている余裕はない。]
そういえば…水晶のペンダント…。
シャノアールとかいったっけ…?
あたし、占われてなかったっけ?
あのペンダントがあれば、もしかしたら…。人間とわかってもらえる?
[持ち物も粉々になっていることも…は知らない。]
ひどいこと言った相手に頼るなんてね。
あたしはサイテーだ。
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