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[追い詰められるように、間合いをつめられて、手にしていたウォッカの瓶を固く握り締める。イザという時には武器にしようとしながら。さりげなく周囲を見て、逃げられる場所を探している]
あんたが人間で、まだ冷静な部分があるとしたら、あたしの言うことを、まず聞きなさい。
幾らでも人間証明するから。
あたしはほんとに人間だし、アナスタシアを殺してなんかもないよ。彼女は身を投げたんだよ。
その場を見たわけじゃないけど…。
だいたい、なんであたしが彼女を落とさなきゃなんないのさ。なんのメリットがあって?
隠れていたのは、気を失ってて、気付いたらなんか車内の様子がおかしかったからだよ。
あんたがあたしを疑うのは自由だ。しかし、生き延びたかったら疑いの目を他に向けなさい。
じゃないと、死ぬよ?
>>78 ユーリー
こっちも訊きたいけど、あんたこそ、人狼じゃないの?
あたしに人狼の疑いをふっかけて、罪をなすりつけて…。
あたしも知っている。
率先して狼を探すふりをして、皆の信頼を勝ち得て、人間と信じられていた人狼とそれに与するものの存在を…。
[...はいつのまにか、壁際まで追い詰められている。]
−後部車両・自室−
[ベルナルト達の傷の手当てをカチューシャ達に任せて一人離れてしまった。
怪我の状態を把握している方が良かったかも、と思ったのは
部屋に戻って落ち着いた後で。]
ま、いいか。
[先に用事を済ませておかねば。そのために一人になったのだから。
置きっぱなしの鞄を開けて、スカーフを取り出す。
青が基調を小花柄のスカーフ。
すぐにサーシャの眠る部屋に戻ろうと思ったけれど、
まだ人が残っていたら拙いので、一旦展望デッキへ。]
−展望デッキ−
雪、降ってたんだ…。
[今更ながらに気づいた。冷たい風は散々吹きこんでいたけれど。
闇に吸い込まれていく風花を、飽きることなく見つめていた。]
サーシャさんも、死んじゃった…。
ううん、違う。殺された、のよね。
[ふっ。口を歪めて笑った。
狼を退治しようとした人を、人が殺した。]
よくある話、なのかしら?
[“霊能者”に煽られて村人達が、父さんを殺した。
「これ以上死者を辱めないでほしい。」と彼を咎めたきっかけだったらしい。
霊視のためと言って、見るに堪えない扱いをしていたから。
村人達には「医者が人狼だ。」と煽って、村人達はそれに乗って…。]
[人狼は、あと何人――否、何匹居る。
そも、今この列車に残っているのは何人だろうか]
…………なな、七人。
[夕食時にテーブルに着いていた人数、あまりに多い死者の数。
改めて認識をして、ぞっとした]
もう、そんなに……。
[出来ることなら、怪我を笠にこのままこの部屋に篭っていたいと弱い心が訴える。
獣の爪を受けたと言うベルナルトは人狼では無いだろうから、彼と共に居れば少しは安全に思える]
[けれど、それでは夜は明けない。
夜の闇に囚われたまま、獣に蹂躙されて全てが終わってしまう]
…………私は、外を見てくる。
君は休んでいなさい。
[傍らの寝台に横たわっているだろうベルナルトに告げ、立ち上がる。
もしもカチューシャがその場に残っていたのなら、少女に施錠を頼んで]
[皆は何処に居るだろう。
まだ手遅れになって居ないのならば、バラバラに行動するのは命取り。
だから一所に留まろうと――行き先を告げていったユーリーの姿を求め、後方から前方車両へと慎重に歩んで行く]
[...は、ユーリーの顔めがけてウォッカの瓶を投げつけると、彼がひるんだ隙に横に転がり、全力で後部車両の方へ走り出した**]
[けれど、父は人狼ではないと言った。
父が死んだ同じ晩に、村長の娘が襲撃されたからだろう。
「この村には狼が二人紛れ込んでいる!」と意気揚々と告げたのも
また“霊能者”だったから。
実際には何人紛れ込んでいたのだろう?
沢山人が死んで、でも、村に平和は訪れたのだ。]
めでたし、めでたし、か。
[思わず身震いする。随分体が冷えた。そろそろ戻ろう。]
もう誰もいなければいいけど。
[そう呟きながら、サーシャの眠る部屋へ*]
>>85
[こくりと頷き、施錠を行った。]
……。
[部屋の中で、ベルナルトと二人きり。しかし少女は、傷ついた彼を献身的に看護し続けた。まるで、今死んで貰っては困る、とでも云うかのように。]
― 後方部通路 → 食堂車両 ―
[ふわりと、前方からシャボンの香りが漂ってくる。
食堂車からは不似合いな――そして、この血臭に侵された車内には不釣合いな、その香り]
…………ぅ。
[酷い香りだ、と、そう思う。
日常の香りから、途端に麻痺した鼻が自身にこびり付いた血の臭いを意識してしまう]
[吐き気を耐え、漏れて来る振動に揺れる灯りを頼りに、食堂車へと脚を踏み入れた。
そして、目の前の光景に目を見張る]
……ユーリー君。
…………サンドラ、さん?
[追い詰められた様子の、サンドラの姿。
追い詰めるユーリーの瞳は、尋常には見えなくて]
――――。
[意識が、故郷の村へと立ち戻る]
[自らを占い師だと告げた息子は、小さな少女を狼だと断じた]
[泣き叫び何かの間違いだと訴える少女の父――親友の言葉を退けて、少女を殺した]
[そして、恨めしげに己を見る少女の魂は。
――ヒトの形をしていた]
…………嘘はいけないと、あれだけ教えていたのに。
どこで間違ったのかな、私は。
[ぽつりと、言葉と共に涙が落ちる]
死んで詫びるべきなのは、君なのかな。私なのかな。
ねえ、イーリャ……
[サンドラが逃れる際に体勢を崩したユーリーへと、息子の名を呼び掛ける。
乳白色に煌く象牙のナイフを*握り締めたまま*]
−後部車両−
[サーシャが眠る部屋。今は誰もいない。
床に広がる血だまりと壁に飛び散っている血しぶきが
先ほどまでの惨劇を物語っている。]
入ってすぐ…。
あ、あった。
[そう呟きながら、扉の傍の物陰から目的の物を見つけ出す。
ロランが持っていた小型拳銃。その光る銃身を眺める。]
なんだかオモチャみたい。
[でも、これがミハイルとロランの命を奪い、
ベルナルトも負傷させたのだ。
使い方は聞いたけれど、使えるかどうか。
威嚇にはなるだろうか。でも、誰に対して?
殺してやりたいほど憎かった相手は“彼”が殺してくれた。]
[無茶な襲撃だったから相討ちになってしまったけれど。
一緒に逃げようと言ってくれたのに、私の我が儘で。
だから、彼がくれた力というのがどういったものかは、
この汽車に乗るまで気づかなかった。]
…サーシャさん、ごめんなさい。
教えてあげればよかったわね。
[誰と誰が人狼か。どうすれば良かったか、いつも後から気づく。
小さく溜息をつくと、銃を先ほど持ってきたスカーフで
軽くくるんで、ポッケへとしまいこんだ。]
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