577 【憑狼】それでも列車は北へと向かう【飛び入り歓迎】
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[少女は立ち上がると。
そこへ、歩み寄り。
後ろから、ベルナルトに抱きつきます。]
( 0 ) 2010/11/27(土) 00:31:46
[伏せた瞳を僅かに開く。]
……っ、いて。
[背中に当たる柔らかな感触に、同時に走る脇腹の刃傷の痛みに、何とも微妙な表情で呻く。]
で? 何度危ない目に遭ったら気が済むんだお前さんは。
[体の自由が利くならば、額の一つも小突いてやるところだ。]
( 1 ) 2010/11/27(土) 00:42:44
[サーシャの体はゆっくりと崩れ落ちる。エーテルに肩を押され、ふぅと腕の力が抜けた。>>5:118]
[ゆっくりと、サーシャの体を床に横たえる>>5:119]
( 2 ) 2010/11/27(土) 00:43:24
[べったりと、腕に手袋にサーシャの血をつけたまま。
顔を強張らせたまま。
生き絶えたサーシャの顔を、じっと見下ろした]
( 3 ) 2010/11/27(土) 00:48:28
( 4 ) 2010/11/27(土) 00:51:16
[ゆるゆると顔を上げ、カチューシャとベルナルトを見やる]
カチューシャ、怪我はないな…?
あぁ、ベルナルト…お前、傷が増えてるじゃないか…。
……すまん。
( 5 ) 2010/11/27(土) 00:52:25
[息絶えたサーシャの瞳を閉じさせ…]
このまま…置いておくわけにもいかないわ。
…食堂車かどこかに運びましょう。
( 6 ) 2010/11/27(土) 00:55:44
[鼻が麻痺しているようだ。
辺りはこんなにも、血の臭いで溢れているのに]
ん、あぁ…。そうだ、な…。
[エーテルの提案に賛同する。が、食堂車の方まで運ぶには…]
ぃや、そこの部屋が調度良いんじゃないのか…?
( 7 ) 2010/11/27(土) 01:01:31
[ユーリーがサーシャの身体を丁重に横たえようとすれば、聞き取れぬ位に小さな礼を。謝罪には緩く首を振る。]
何も謝るこたねーだろ。
……ユーリーこそ、あちこち傷出来てんじゃねえか。
サーシャは……死んじまったん、だな。
[突き立てたナイフは、酷く重かった。]
………なのに、
こんなになっても、まだ俺の心臓は動いてやがる。
[人間の生命力とは案外侮れない、と呟く声は、酷く苦い響き。
赤に染まった自分の掌に視線を落とす。]
( 8 ) 2010/11/27(土) 01:03:54
…そうね。ユーリー…怪我が大丈夫なら、手伝ってもらえるかしら…?
[諾を貰えるなら、一緒に近くの客室のベッドにサーシャを運び、寝かせる。]
…また、一人犠牲者が…。
[…目を伏せる]
( 9 ) 2010/11/27(土) 01:06:51
ん……
[右肩を抑える。全く…動かせない訳ではないが、動かすにはまだ痛い。熱を持っているだろうか]
俺しか、いないだろ
( 10 ) 2010/11/27(土) 01:07:08
[どうやら幻をみていたようだ。
何処かに運ばせよう、とエーテルが提案するのを聞けば>>6]
食堂車じゃなく、1等車両の空いてる部屋がいいのではないかしら?
[少しでもロラン達の傍ならば、本望だろうと。]
でも、あまり動かさない方がいいと思うけど。
( 11 ) 2010/11/27(土) 01:08:14
[思いつめた表情のベルナルトを見て…]
…貴方の傷も酷いわ。
手当てが必要よ。確か…ナタリーさんが救急箱を持っていたわ。
( 12 ) 2010/11/27(土) 01:08:57
>>11
[その言葉を聞き、頷く]
そうね…後で、そちらに移しましょう。
今は、皆の手当てをしないと…
( 13 ) 2010/11/27(土) 01:10:48
あ、エーテルさん、手当て、お願いできる?さっきみたいに。
[そういって、エーテルに持っていた救急箱とタオルを手渡した。]
私、自室に荷物を取りにいきたいの。
( 14 ) 2010/11/27(土) 01:12:04
医者の娘 ナタリーは、永遠の旅人 エーテルに、救急箱を託すと、そのまま荷物が置いてある部屋へと向かった*
( A0 ) 2010/11/27(土) 01:12:52
[>>8ベルナルトには無理に笑い]
嫌な役を、させちまったな…
いや、こんなものは、お前に比べたらまだ軽い
……良いんだよ、動いていたって
( 15 ) 2010/11/27(土) 01:14:01
>>14
……。
[貸して、と云うかのように、救急箱を受け取りたがる。]
( 16 ) 2010/11/27(土) 01:14:40
― 食堂車 → 後方車両 ―
[がつりがつりと、刃が薄い扉を穿つ音。
それを頼りとして、列車の後方部へと足早に向かう]
[ナプキンに残されていた文字を己の背後から覗き込んで居た者の存在や、
何処かで行き違っていた者の存在には、気を払う余裕などあろう筈も無い]
[やがて見付けた扉の前。
扉が立てる厭な音、人々が争う音、サーシャの叫ぶ言葉]
[其れ等の喧騒に、直ぐ届く所にある光景に、手を伸ばす]
( 17 ) 2010/11/27(土) 01:16:59
――――だめだ!!
サーシャくん、だめ……っ!!!!
[手を伸ばした。それなのに]
[彼に触れる事も、言葉を届ける事も、叶わない。
ナイフに掠めた指先だけが紅を散らす]
( 18 ) 2010/11/27(土) 01:17:15
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