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な……。
なんだ、これは。
[その内容に、一瞬呆気にとられる。
あまりに自分勝手で、都合の良い内容に──]
──は。はは、は……ははっ。
[笑い声が零れた。]
Dyって…?なに?
[説明の半分くらいしか理解してない。つまりは、ある資源の独占を防ぐためと…?
たしかに、スイ=レンが呆れるのも分かる。
しかも、人体になんらかの影響があることを予測していたとは…つまり自分達は実験体だったということなのか?]
馬鹿な──ばかな、やつらだ。
こんなことのために、俺たちを送り…監視させ…
挙句に争って、滅んだだと?
[先遣隊は、無事に帰還した。
彼らの発病は、謂わばイレギュラーであろう。
とはいえ、現状では──あまりに、過酷な現実である。
KK=102の生命体にとって害がないことなど、今は慰めにもならなかった。]
[薄れる意識を懸命に保ち様子を見ていたが、スイ=レンの笑い声に>>91 そうか、と震える息を吐き出した。
黒い画面を見やり、微かに苦笑いのような表情を浮かべ新緑の繋がる天井に視線を移す。]
[だが───]
『1-2.KK=102は生態系の豊富さ、有用資源の豊かさで類を見ない惑星である。文明は未発達ではあるが、──その活用には慎重を要し──…KK=102の発達を極めて慎重に見極める必要がある。』
[スクロールした先。
追記として、小さな記述があった。
或いは、小さな慰めとでもいうように。]
>>95
[ヤ=ナギの震える吐息が聞こえた]
ヤ=ナギ大丈夫?
[耳を近づけると、「紙」と一言]
何?紙?
[近くから一枚の白い紙を取り出し、ヤ=ナギに渡す。すると、ぼやっと、一人の若者の姿が浮かび上がった。それは、あの夢に出てきた、ヤ=ナギの転生後の姿であった。
今のヤ=ナギとは打って変わって、快活で爽やかな、少し軽めの若者の姿であった]
───…ローズ、ナギ。
[傍らに添うローズの腕の上に、もう片方の掌を重ねる。
やわらかな温もりが、あたたかかった。]
けれど……俺たちは。
KK=102に降りず、侵略もせず、
……これで良かったのかも知れない…な。
[──は。と、息を漏らす。
少なくとも、KK=102.
若く可能性溢れるかの星に、──この曇りを持ち込まずに済む。]
ナギ、お前──…
[念写。
稀有なそのサーチェス・パワーに目を瞠る。
そうして、その姿を目に焼き付けるようにして頷いた。]
……ああ。
>>99
そうね、そうかもね。
でも、わたしたちの魂は、KK-102に還っていくのよ。
そう、魂が…。
[純粋な魂だけが還る]
──…ああ。
そこで、次は──次こそは。
[言葉を切って、ローズの白い手を取る。
その手が僅かに熱を帯びていることに、彼女は気付くだろうか。
今は、黙って朦朧とした瞳を彷徨わせているナギを見つめていた。]
[そう言った>>98ローズの優しい瞳は、”ビョウ=ヤ=ナギ”の確かな記憶として残されるだろう。
きっと最後の記憶として。
ナギは一瞬口元を緩ませ何か言おうとしたが、そのままゆっくり目を閉じた。]
ヤ=ナギ!
[叫んだ時にはすでにヤ=ナギは事切れていた]
スイ=レン!
[ついに二人きりになってしまったという寂しさが…]
ナギ……ヤ=ナギ…?
おい、しっかりしろ…!!
[目を閉じる青年へと、呼びかける。
けれでも彼は、静かに──本当に静かに、息を引取った。
微笑むかのようなその顔に、言葉を失う。]
サージャリム様に召されたのよ…。ゆっくりいかせてあげましょう…。
そして、あの星で、また再会できるように祈りましょう…。
[安置のために、点滴等を抜いた]
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