352 【F1989村再戦】女学園の夏合宿・ホラー村【飛び入り歓迎】
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保険委員 ホリー
>>43
「その必要はないわ」
アリスは突如後ろからの声に振り返ると、部屋のすぐ外にホリーが姿を現した。
ホリーはそのまま部屋へ入るとイフ、アオイ、リュミ、ユウナ、アリスの横を抜け、よろめくアオイの後ろに回り背中からそっと抱きしめる。
「もうこの出血量だもの…普通の人間じゃもうとっくに死んでるわ。まだ立っていられるのは椎本様の力が支えてるだけ」
そう言って悲しげにアオイ…否、椎本に頬を寄せる。
「……ご主人様…大丈夫です。私が今この子たちを殺しますから」
ホリーは懐からカッターを取り出すと、カチ…カチカチ…と出した刃を目前のリュミエールに力の限り振り下ろした。
「あぁああぁぁあぁああああっぁぁぁあああああっ！！！」
保険委員 ホリー
/*
なんとなくママの名前書きましたけど、ようは目の前で固まってる3人に向かって振り下ろしたと思ってください。
そこまで広い部屋でもないですし、イフ、ミサオも距離的には普通に近いと思います。
*/
文学部 リュミエール
[大きな叫び声と共に誰かが私に向かって突進してくる。]
[タチアナを甲斐甲斐しく看病していたホリーだった頃の面影は無く、鋭利な刃をキラリと光らせるカッターをかちかちと引き出し、悲しげにでも殺意を込めて私に襲いかかってくる。]
>>44
ホリー！！あなたもなの！？
いやぁあああああ！
[距離的に避けようも無いと思い、身が竦む。思わず目を閉じる。]
[しかし、突き飛ばされる衝撃を受けただけで、刃で身に受け血が流れるなどの感覚は無い。]
文学部 リュミエール
[恐る恐る目を開けば、私の前でホリーの刃を受け止めていたアオイが居た。
もういいと言いながら、そのホリーの刃を背中で受けるアオイが。]
>>46
……どうして……。
アオイ……私を助けてくれたの？どうして……。
ホリー……。
[アオイに刃を揮ってしまい、跳ねた返り血に顔を染めるも青白くなったホリーの表情を見ると、彼女に襲われたのに複雑だった。
思いもよらずにアオイを傷つけてしまったホリーに同情しそうになる自分に。]
女生徒 ミサオ
[...はアオイの返事を聞くと、コルネの部屋から駈け出した。ちょうどその時、ホリーの狂ったような叫び声が、後ろから聞こえたが、振り返らなかったし、戻ろうとも思わなかった。
通路にあった、非常用の懐中電灯を手にして、エントランスを抜けて、森へと駆けて行った。]
[アジェナの視界を通して見たのと同じ道を、なんとか思い出しながら辿って行った]
バスケ部 ユウナ
［突然の事にとっさに反応できず、目の前でアオイにカッターがつきたてられるのを、黙ってみている事しか出来なかった。］
な……？
［ホリーの叫び声と、そのホリーを労わるように優しく抱きしめ撫でるアオイの姿を見て。］
君たちは……君たちは馬鹿だ。
欲しいものはいつだってそばにあるのに、気付かずにないものねだりして、誰かを殺して、奪って……。
何人殺した所で、仲間なんてできるはずないよ。
君たちが望む仲間はそんなものじゃないだろ……。
女生徒 ミサオ
[森を駆けながら]
うう、アジェナ、どんな姿になってるのか、オレには解らないし、怖いけど、アジェナがあんな薄気味の悪い地下室で腐って白骨化だなんて考えると、オレには耐えられないんだゼ。
オレは誰よりも知ってるんだゼ、アジェナは優しくて強い女の子だったってコト。
まだオマエの亡骸がまだそこにあるんなら、手がウジでぐちゃぐちゃになってでも、オレがちゃんとそこから連れ出して、千の風にしてやるから、待ってろよナ。
[...FADE OUT]
バスケ部 ユウナ
>>54 アオイ
ほんの少し、周りをよく見ればよかったんだ。
きっと傍に居たはずだよ。ホリーのように君たちを信じてくれた人が。
ただ、君たちはその人たちの声に、差し出された手に気付かずに心を閉ざしていたんだ。
誰だって良いはずじゃないだろ？
君たちを信じ、君たちもまた信じる人じゃなければ、そんなのは仲間じゃない。仲間じゃないんだ。
［喀血し、大量の血を失って蒼白のアオイの前に立ち］
どうすれば良い？
どうすれば君たちは安らかに眠れる？
私に出来ることがあれば、言って欲しい。君たちが安らかに眠る場所を、きっと作るぐらいの事は出来ると思うから。
留学生 アオイ
/*
そこに私はいませんー♪
ミサオさんに業務連絡です。
森のなかの地下室はアジェナの殺害現場というだけであって、死体は他の人と同じ「寄宿舎の鉄扉の奥」に収容されています。
保険委員 ホリー
/*
＞森の中の地下室
あーあーあー、それは私が悪いです。
私が日記で地下室は森の中にあるんですよと改変しちゃったので。
結局宿舎内の地下室についての演出はなかったし、
アコが死んだ場所に意味を持たせたかったので勝手に書いちゃったんです。
保険委員 ホリー
リュミとユウナの話を聞くまいと必死に目を瞑り首を横に振るホリー。
だって…みんな死んじゃえば一緒になれるって……
…やめて！そんな目で私を見ないで…
わ、私まちがってないもん！みんながいけないんだもん！
みんなが私のこと好きじゃないから！だから悪いのはみんなだもん！
ご主人様お願い、助けて助けてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて…
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