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賭博師 ユーリーは、陽気な女将 サンドラ/*表でごめんなさい。サンドラさん、まだオンですか?? 宜しければコミットを。ダニールさんアンカーで。
>>173
そうだな。
この躰が死ねば、私の魂は出て行かざるを得なくなる。
[首に手を掛けられているのに、とても嬉しそうに。嬉しそうに嬉しそうに、笑う。]
―――カチューシャの魂と一緒に、な。
……俺ね。狼様のそばにいたら幸せだった。
[ロランのまなざしに、答えを返す。]
おーかみさまのそばにいることだけ、考えてた。
……もう少し、べつのこと、できてたら。何か変わったのかな、って。
[...はダ二ールが事切れた後も…じっとユーリーを見つめる。その瞳は穏やかだが…一切の嘘は許さない。合わせ鏡の様に、ユーリーの姿を映し出す。]
[旅のサーカスを滅ぼした狼に"助けられて"からずっと。
狼のことを考えているときだけ、昂揚できた。
狼のそばに居るときだけ、幸せだった。
……それが醒めてしまえば、ただの何も出来ない人見知りが居るだけ。それが嫌で何度も空想に逃げ込んで。狼を求めて。脳が灼けるような歓喜に身を任せて。
……気づく機会が無かったわけでは、ないのに。]
そうか、気にしていないか。
なら私が男でなくても、君の友達でいられなくなる心配はしなくてもよいのだな?
[ぱたぱた振られる手に、
ゆるりと瞳を和らげて微笑って]
そんなに頑張って否定してくれなくてもいい。
私は慎ましく生きてい……いや、死んでいるのだが。
せめて髪が長いままだったなら、
少しはそれらしく見えたのだろう、と思いたいが。
―少し前―
ユーリー!!!やめなさい!!!
[>>157 ユーリーの爪がダニールを薙ぐ感触に、がたり、と思わず席を立った。
無論そう叫んだとて、それは止まるものではないのだが…。]
どうして…、どうしてですか…。
[ここへ来て、言葉を交わし、何となく近い物を感じて好もしく思っていた二人。]
「どうしてシュテが…」
と俯いたあなたを覚えています。
…なのに…。
[痛い。
これが人狼騒ぎか、と今さらながらに身に染みた。]
うん。ロラン、女の子でも友達、だから。
[こくこくと、首が吹っ飛ぶんじゃないかという勢いでうなずく。……彼にとっても、初めての友人なのだから。]
慎ましいのは、いいことだよ。
[かつて聞いた教会のお説教を思い出して、フォローしたつもりだった。他意はない。]
髪……長かったんだ。
[そのときの様子を想像するように、じーっとロランを見つめた**]
……そうだな、
君はずっとそう言っていた。
狼に食べられたい、と。
それが幸福だと――、けれど私はそれは悲しい気がして。
君は私の望みが叶うと言ってくれたのに、
私は君の望みが叶わないことを願ってた。
[少しそれにはすまなそうな顔をして、
べつのこと、とひとつ言葉を繰り返す]
変わったかどうかはわからないけれど……
もう、それを取り戻す機会もないけれど。
でも君がそんな仮定を考えてくれるのは、
……なんだろう、少し救われる気分がする。
[...の口から漏れるのは、いつかの言葉]
貴方が真実に、私を愛したいというのなら…
私は貴方の言葉に応えましょう。
貴方が恐れる全ての者を、私が取り除いてあげましょう。
…でも、今の貴方は真実の貴方では無い。
貴方は貴方を恐れている。
貴方が真実に私を愛さなければ
私は貴方の言葉に答える事が出来ない。
教えて…
貴方は、何を求めているの?
私の体が欲しいのであれば、いくらでも差し上げるわ。
私の心が不要なら憑依すれば良い
でも…それは、真実の私の愛を手に入れた事にはならない。
――――ッ!!!
[じわりじわりと力を篭める指先は緩やかな死を齎す為でなく、自身の迷いに依るもの。
子供の細い首を手折るのは容易いだろう。
だが、今自分の腕の先に居るのが、殺めようとしているのが、なぜあの少女なのだろうか。
救おうとしていた少女を、殺すのか。分からない。分からない。]
………お前が死んでも死ななくても、
戻ることはないんだろ。
[悪霊のその笑顔は、全てを見透かすかのようで。]
狼様と、一つになりたかった。
[彼女の言葉を、肯定する。]
占い師、騙ったりするほかにも、役に立てると思ったから。食べてもらえたら、ずっと幸せなままだと思ったから。
[肉体を失ったせいか、妙におぼろげなかつての感情。それをなぞるように。]
……でも。
おれは、ロランが撃たれて、すごく泣いたから。
おれが喰われたら、ロランも悲しかっただろう、って、今思う。
[ミハイルと話したとき──狂人の貌を見せたとき、必死に止めていた姿を思い出す。]
食べてもらえなくていいから、ロランのとこに行きたいって、さっきは思ったけど。
よくわかんないけど、それとも、違う気がする。
[ロランとともに生きてみたかったのだと。その思いに青年が気づくのは、もう少し先だろう。]
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