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―11支部内―
[正義の砦は騒然としていた。 受付にいる女性すらも何が起こっているのか把握できていないようで、『少々お待ちください・・・』を連呼している状況である。 時折聞こえてくる単語に「異次元」や「箱舟」等が混じっているかもしれない]
むぅ、何か起こっているのか・・・?
一人で来たのは失敗だったやもしれぬ、誰か顔見知りでもいれば別なのだが・・・カンナギ殿に連絡を入れておくか。
[カンナギの携帯へと連絡を入れるために懐から携帯を取り出す。 通話留守電問わずに今の状況を簡潔に述べる。]
カンナギ殿、こちらドンファンです。
現在正義の11支部に来ておるのですが何かが起こっているらしく騒然としており、状況が掴めておりませぬ。
なにやら「異次元」やら「箱舟」やらと断片的に聞こえてくるのみですが、何か情報が掴めたら再度そちらに連絡を入れましょうぞ。 それでは失礼致す。
[状況が動くまで、その場で待機する事にする]
/*
こんばんは〜。
来てみてさらっと読んでみたけど、すっかり目が滑るようになってのぅ…
どこかで2回くらい絡んでもらってた気がするんじゃが…
お、そうじゃ。
カルロと神父はお疲れさまなのじゃぞ。
浮いている何かも花見時空に来たのは嬉しいのじゃ。
…倒壊家屋80件、落雷被害22件、隕石7個目ぇー!!
―ジンロウ町内のどっか―
[叫んでうははと笑いながらがっしり隕石を減速させて軟着陸させる。再生怪人は弱いの法則…もとい、耐熱軍手と、今回はユーリもサポートしてくれてるおかげで、受け止めてもダメージは通らない。
どこかで見かけた気がするガラスの生き物達の手伝い>>41もあって、被災した人たちの救助はおおむね順調に進めることができたけど。
けど。さすがにそろそろナニカがイッパイイッパイだ。そりゃテンションが変にハイにだってなる]
もー、*04シベリア虎*でも*11火星*でも持って来いって!!
…ごめん嘘。なしで。
[ヤケになって言ってはみたけど。ここはジンロウ町だ。そんなこと言ってたらほんとに持ってこられかねない。
自分で自分に突っ込んで。ちょっとテンションが素に戻った]
ンで、ゆー、次は…?
[聞いてみると。ユーリは首を横に振っただろうか。
首をかしげて、きょろきょろと辺りを見回してみるけど。なるほど、たしかに小康状態に入ったのだろうか。散々頻発してた天災が、ぱったりと止んでいるようだった]
…弾切れ…? …かなぁ…
つっかれたー…
[呟き、その場にジャス天号を止め、ぐったりとハンドルにもたれかかる。けど]
…ん?なに、ゆー?
[ユーリに引っ張られ、何かを指し示される。それは、空へと浮かび上がった巨大な飛空挺の姿>>49で。おりしも崩れ落ちた瓦礫の中に残されていたTVから。途切れ途切れに、その飛空挺の上の人物からの放送が入っていた]
…言ってることがホントなら、任せちゃいたいとこだけど、さ。
[でも、残念ながら、その人物のやったことは、知っている。以前に隕石を招いたり、火炎弾を街中に放ちまくったり、津波を引き寄せたり落雷や火砕流で町を壊したり。
…TVで語られる事実には。確かに、耳が痛い、ことも、あったけど]
確かめて。止めないとね。
それに
[呟いて。確かめるように、ユーリの顔を覗きこんで]
―シャルロット宅―
[1人暮らしについて聞いていると、ある点に於いては自分と全く同じようなものなのだと感じたようだ]
私と似たようなものか。
[実際には全然違うのだが、それだけをぽつりと呟いて変装を終えたシャルロットを迎えた]
何処から如何見てもシャルロットには見えんな、恐れ入る。
私も向こうに着いたらスーツを着ておく。テレビに映っていた格好の方が向こうには分かり易いだろうしな。
[表に出て再び抱き抱えようとしたその時、遠くの方で地響きが鳴り、激しい落雷の光が見え、そして何かが落下している光景が見えただろうか?]
この町の人たち相手にジャスティスお届けすンなら、まずはウチに声かけてもらわないと。
[軽口叩いてにっと笑って。
ジャスティス急便は、ジンロウ町の町の中を、一気に走り抜けて行った]
―んで、あにゅーンち―
ってわけだからさ。あにゅー。パーツください。
[たぶん、TVに映った人物を見て。アニーはそれどころじゃなさそうにしていたかもしれないけど。
こっちはこっちで真剣なのだ。見た目あんまり真剣に見えなかったとしても。
苛立ったような声を向けられたって、動じないし譲らない。
やがて、根負けしたようにアニーが出してきてくれれば、手早くパーツを取り付け、交換する。
ヒーロー割引価格に更にちょびっと割引してもらった金額分、きっちり支払って]
…っし。
これであそこまでジャスティスお届けできるかな。
ゆー、乗ってみて?
[早速取り付けた後部座席に、ユーリを乗せて。さすがはアニーの道具屋。自転車の運転は一切邪魔せず、それでいて乗り心地もしっかり保障されてるみたいだった。
おまけに超合金チェーンのおかげで動作も軽い。
これなら、ニ、三人乗客が増えても、上空の飛空挺までだったら跳んでいけるだろう]
ンじゃあ、ジャスティス急便はジャスティスしにいくけど。
どうする?あにゅー。
ジャスティスのお届けだったら承ってるよ?
[アニーも行くつもりなら乗せてくよ。と。問いかけた。
もっとも、空を飛ぶ手段なら、聞くまでもなく道具として揃ってるだろうから、断られたら無理にとは言わないけど。
当方速さには自信がありますので]
―多分ドンファンを吹っ飛ばした後―
また一つ時が進んだ
[秤が偏った。必要な意志は集まった以上暴徒など既に不要とその心ひそかに抱いていた念を増幅させていた催眠を解く]
[本来ならば予言は不要なものに等しい
ただ、それで危機感を煽り、力や負の感情を効率的に集めることは既に過去に実証済み。
また反応するものを探すため、全てにおいて合理的だった。
だがそれでも尚予言の言葉の一部を抜き取ったのは、やはりそれこそがはじまりだったからという極々感情的なもの、なりそこなった最後の予言を成就するのみ]
破滅の創造主により、全ての世界から生命が消える。
[そしてそこに新たな生命を吹き込む。
別に神になる心算などない、だがそうでもしないと報われぬ。
そうして人に、大地に、天に、世界に、痕を残さねば我ら忘れられしものたちは報われぬ―――ゆえに]
―ノア内部・玉座の間―
迎撃?
必要ないわ
[シェルフィムやフレイアだけでなく。魔王軍直属の飛行部隊もノア内部には存在しており。それらを迎撃に出してはと言う進言をあっさりと退けて]
あたしたちは、崇高な目的の為に動いている……事になっているじゃない。
それなのに、迎撃なんてしてたら、こっちが見られたら困るモノを持ってるというようなものじゃないの。
[そう言うと、進言した連中も頷いて見せた。そして彼らには内部に侵入してきた場合は遠慮なく歓迎してあげるようにと伝えて。]
[ドンファンからの電話>>58が入ったのは、そんな時]
はーい、もしもし?
…うん…うん…
情報…ってことなら。
ドンファンくん、外見てみ。外。
[たぶん中心部上空に、でっかい飛空挺が見えるから]
そっちで集められる情報も気になるとこだからお願いするけど。
動くつもりなら声かけて。
乗ってくつもりなら乗っけてくから。
[告げて。ぷつん。通話終了]
―ちょっと前? 花見空間―
[花見空間に漂うお気楽な空気のせいか、トメ子もついつい町の事を忘れてアンクルと昔話に花を咲かせてしまった。
*08海王星**07手長猿*に共に立ち向かった事とか、旧友である((憑狼))の辿った{01魔術師:正}な運命とか、きっとそんな話だ]
[と、そこに見覚えのある姿が]
おやあ……カルロくんかい。
アンタまでこっちに送られて来ちゃったんだねぇ。
やれやれ、後は信じて待つしかないねぇ……。
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