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[ジンロウ町の全てのTV番組に電波ジャックが仕掛けられた。画面に映るのは魔王城の玉座。其処に腰掛けるのは白の少女]
ジンロウ町に暮らす住民の皆さん。
あたしはメイアル。貴方たちを真の救済に導く存在よ。
この町では、悪の組織と正義の組織の抗争がずっと続いている。この天変地異にしたって、貴方達にとってはいい迷惑でしょう?
[其処まで告げると、TVには箱舟のような形をした飛空挺が映し出された。その飛空挺の中では寛いだ様子の人々が穏やかな表情で座っており]
ジンロウ町では、ヒーローや悪役が住民の皆さんの迷惑も顧みずに暴れ続けているよね?
つい先日も、ビルを雷撃で倒壊させたり。
魔法生物を市街地で自爆させたり。
あろうことか、ヒーローを名乗る者達までも市民に向けて攻撃を加えるという有様だったわ。
私は、立場上は悪の人間だけど。このような暴挙に巻き込まれる市民が出るのはもう嫌なの。
[そう告げると、画面はまた切り替わり。飛空挺に乗せられた人々が別の国に到着し。その国からは移民として歓迎されている姿が映し出された]
何はともあれ、まずは私の家ですね。
私の家は2丁目にあるので、近くまで行ったら案内しますよ。
あ、そう言えば私の家に誰かが来るのはおねーさんが初めてなのです。てへっ。
[この前グラジオラスの自宅に行く時はガチガチに緊張していたが、今回は任務絡みと言うこともあり、さほど緊張はしていない。]
変装する間、私の生着替えシーンも見ちゃいます?…な〜んてね。
[と、軽く冗談を飛ばす余裕もあるようだ。]
ちょっとした知り合いが居てね。
向こうの国には産業に携わる人間が足りないというのよ。
だから、こんな後先考えずに暴れまわる連中の居る町は捨てて。
新しい土地で新しい生活を始める方が良いでしょ?
[その言葉を聴くと、歓喜の声を上げる市民が映し出されていった。そして箱舟型飛空挺が次々とジンロウ町に向かって発進して行くと同時にジンロウ町の中心部上空には飛び立っていった飛空挺をさらに巨大化させたような巨大飛空挺……その実態は改造された魔王城が浮かび上がった]
それでは皆さん。
この飛空挺“NOAH”でお待ちしてるよ。
[お待ちしている。その言葉は果たして誰に向けて発せられたものだったのだろうか。]
そしてもう一つ。
[画面が切り変わり、両手足を鎖の戒めによって拘束されたギルバートの姿が映し出された]
彼の姿を知っている人は居るかしら?
国防神父を僭称し、住民達を助けると称して教会に匿っていたけれど。
実際には、教会から攻撃することは出来ても逆に教会に魔法攻撃を食らわないための人間の盾としていたのよ。
[画面が再び切り替わり、彼女の顔がアップで映し出されて]
あたしはね。
こうやって人間の盾のように使ったり。
人に恩を売っておいて、いざとなったら庇って貰おうという自称正義の味方が嫌いなの。
きっと彼らは「だまされるな」とか都合のいい事を言って、貴方達を止めようとするでしょうね。
もし、そんな事をするのなら。
[指を弾くと、超時空ジェネレーターが起動した。魔王を、そしてトメ子を葬ったあの光と見るものが見ればすぐに分かっただろうか。光が収まるとギルバートの姿は何処にも無く]
あたしが、この力を持って。
貴方達ヒーローのエゴを止めさせて頂くわ。
/*
>ドンファンさん
細かい事は気にしないでも…良いのよ…!(キラキラ
やりたい事は遠慮無くやっておいたら良いんじゃないかな!w
>魔王様
ですよn…げふんげふん
[だが、“NOAH計画”はメイアルが伝えたようなものではけしてなかった。住民の姿は彼女の魔力によって精巧に作られた偽の姿であり。
彼らは最早、この地上の何処にも居ない存在であった。
“NOAH計画”の真意。それは住民達を全て消してしまうことであり。箱舟に乗った彼らは魔王城にて生命力を吸い取られると超次元ジェネレーターによって、どこか別の次元へと追放されていった。
そう、メイアルこそがジンロウ町に一般の住民などは必要ないと考える一派の中心人物であり。
“N計画”と噂されていたこの計画を止めようとしていたガレアスに近づいた事も、全てはこの計画を実行に移す際に邪魔な存在となる彼の排除の為であった]
/*
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な なんだってー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
. ,`| u ..ゝ! ‖ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
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!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //`
↑ 転送された人たち
―回想―
[訓練場に暫く寝転がっていると、>>31 カンナギが現れ移動の際には連絡をくれとの旨を伝えられる。]
カンナギ殿達はどこかへ行かれるのですかな?
あぁ、仕事ですか。 頑張ってくだされ!
む、未熟なのは十分承知しておりますが、俺はそんなに危険に見ますか・・・ぬぅ、やはり精進が足りんっ!
カンナギ殿にも認められるよう、更なる向上を目指して励んでみせますぞっ! 見ていてくだされ、団長殿、店主殿、魔王殿ォォォォ!
[一通り暑苦しく吼えたところで、カンナギが苦笑いを残しつつその場を去る。 その背中に声をかける。]
あぁ、この後の予定を話しておきますぞ。
少し俺なりにも町の情報を集めようかと思いますので、カルロ殿が所属しているという正義協会の11支部に向かってみようと思いますぞ。
もし、あちらで何か情報を得られたら連絡を入れましょう。
[カンナギから名刺を受け取り自分の連絡先を告げる]
[最初は、自分が走って追いかけるから先に行けという意味だったのだが良く考えれば抱き抱えて飛んで行けば良いのだという事に気が付く]
あ……そうか。私が履いて飛んで行けば良いのか。よし。
[早速ブーツを履いて跳躍、バランスはいつもの身軽の花言葉と同じように取れば良いと解り再び地上に降りる]
仲が悪い、か。そんな事を言っている場合ではないように思えるのだが人間にはそれなりの事情というものが多分にあるのだろうな。分かった、そのヒーロー協会での話は私が出る。
だが…どうなっても知らんぞ。
いくらテレビに出ていたとは言え、ジャス便達のように正義の為に戦っているわけではないのだから。
[ほれ、と自分の方へと手招きをして]
私は他人の家には行った事がない、人の暮らしとはどのようなものなのか非常に気になる。着替えは……隠れているからその間に済ませろ。
[2丁目、2丁目、と反対方向に飛びつつ戻りつつ移動を開始した]
/*
んじゅぁ
・第六種族達の復活を準備していた描写
・魔王城のどこかで次代に託す思いの独白描写
・予言をなぞらえる上で起こる事を示唆する描写
辺りを適当にごちゃまぜにできるかどうかもわからん、適当風味で?やってみてもええんかもしれんなとおもった
いいならたらたらつくる
/*
.: + ...:. ..:...:.. :. +
. ..: .. . + .. : .. .
.. + ..:. .. ..
+ :. . +..
. : .. + .. .
.. :.. __ ..
. + |: |
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.(二二X二二O
|: | ..:+ .. ありがとうコピー&ペースト
∧∧ |: | 君らのことは忘れないよ……
/⌒ヽ),_|; |,_,,
_,_,,_,〜(,, );;;;:;:;;;;:::ヽ,、
" "" """""""",, ""/;
"" ,,, """ ""/:;;
"" ,,""""" /;;;::;;
―現在―
[店内にいるであろうアリアに行き先を告げ11支部へと走り出す。 支部の場所自体はカルロと公園へ向かう際の世間話で聞いていたために迷う事はないはずだろう。]
詳しい場所をカルロ殿から聞いておいて良かった。
あちらでカルロ殿と合流できればなお良いのだが、正義側の支部であれば誰か顔見知りでもおるだろうか。
―第11支部付近―
ここであろうか。
うむ、これは良い建物だなっ!
[白と黒に塗装された一見地味な背の高いビル。 見た目は普通だが、誰が見ても分かるように大きく『 正 義 』と刻まれている事から、ここが正義の砦であるのは間違いないだろう。]
[その頃、...には見えないがTVが異変を報道していた>>46]
―シャルロット宅―
[束の間の空の旅を終えて、シャルロットの自宅に到着した。入り口から首だけを覗かせて様子を見ている様はいつもの喫茶まろんでの光景。どうやらそうやって様子を見るのが常のようだ]
…1人で暮らしているの、か?
[そういえば家族が居なくなったと聞いた事を思い出し、それだけ呟いておずおずと玄関まで入ってそのままシャルロットが戻ってくるまで待つつもりだった]
……。
[落ち着かないのでもしかしたら室内を覗いたりしているかも知れなかったが]
[仲の悪さを気にしている場合ではない、と指摘されると]
私自身はそんなに気にしないのですが、あちらの方は頭が固い方が多いと言う噂なので、
変に疑いを持たれて本当の事を教えてくれなかったりすると困りますから…。
だけど、おねーさんがアニーさんやカルロさんの名前を出せば、きっと向こうも信用してくれますよ。
[『2丁目、2丁目、』と反対方向に向かおうとすると、「おねーさん、2丁目はあっちです〜!」と軌道修正しながら、自宅へ向かっただろう。]
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