情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
>>78 ユーリー
こっちも訊きたいけど、あんたこそ、人狼じゃないの?
あたしに人狼の疑いをふっかけて、罪をなすりつけて…。
あたしも知っている。
率先して狼を探すふりをして、皆の信頼を勝ち得て、人間と信じられていた人狼とそれに与するものの存在を…。
[...はいつのまにか、壁際まで追い詰められている。]
−後部車両・自室−
[ベルナルト達の傷の手当てをカチューシャ達に任せて一人離れてしまった。
怪我の状態を把握している方が良かったかも、と思ったのは
部屋に戻って落ち着いた後で。]
ま、いいか。
[先に用事を済ませておかねば。そのために一人になったのだから。
置きっぱなしの鞄を開けて、スカーフを取り出す。
青が基調を小花柄のスカーフ。
すぐにサーシャの眠る部屋に戻ろうと思ったけれど、
まだ人が残っていたら拙いので、一旦展望デッキへ。]
−展望デッキ−
雪、降ってたんだ…。
[今更ながらに気づいた。冷たい風は散々吹きこんでいたけれど。
闇に吸い込まれていく風花を、飽きることなく見つめていた。]
サーシャさんも、死んじゃった…。
ううん、違う。殺された、のよね。
[ふっ。口を歪めて笑った。
狼を退治しようとした人を、人が殺した。]
よくある話、なのかしら?
[“霊能者”に煽られて村人達が、父さんを殺した。
「これ以上死者を辱めないでほしい。」と彼を咎めたきっかけだったらしい。
霊視のためと言って、見るに堪えない扱いをしていたから。
村人達には「医者が人狼だ。」と煽って、村人達はそれに乗って…。]
[人狼は、あと何人――否、何匹居る。
そも、今この列車に残っているのは何人だろうか]
…………なな、七人。
[夕食時にテーブルに着いていた人数、あまりに多い死者の数。
改めて認識をして、ぞっとした]
もう、そんなに……。
[出来ることなら、怪我を笠にこのままこの部屋に篭っていたいと弱い心が訴える。
獣の爪を受けたと言うベルナルトは人狼では無いだろうから、彼と共に居れば少しは安全に思える]
[けれど、それでは夜は明けない。
夜の闇に囚われたまま、獣に蹂躙されて全てが終わってしまう]
…………私は、外を見てくる。
君は休んでいなさい。
[傍らの寝台に横たわっているだろうベルナルトに告げ、立ち上がる。
もしもカチューシャがその場に残っていたのなら、少女に施錠を頼んで]
[皆は何処に居るだろう。
まだ手遅れになって居ないのならば、バラバラに行動するのは命取り。
だから一所に留まろうと――行き先を告げていったユーリーの姿を求め、後方から前方車両へと慎重に歩んで行く]
[...は、ユーリーの顔めがけてウォッカの瓶を投げつけると、彼がひるんだ隙に横に転がり、全力で後部車両の方へ走り出した**]
[けれど、父は人狼ではないと言った。
父が死んだ同じ晩に、村長の娘が襲撃されたからだろう。
「この村には狼が二人紛れ込んでいる!」と意気揚々と告げたのも
また“霊能者”だったから。
実際には何人紛れ込んでいたのだろう?
沢山人が死んで、でも、村に平和は訪れたのだ。]
めでたし、めでたし、か。
[思わず身震いする。随分体が冷えた。そろそろ戻ろう。]
もう誰もいなければいいけど。
[そう呟きながら、サーシャの眠る部屋へ*]
>>85
[こくりと頷き、施錠を行った。]
……。
[部屋の中で、ベルナルトと二人きり。しかし少女は、傷ついた彼を献身的に看護し続けた。まるで、今死んで貰っては困る、とでも云うかのように。]
― 後方部通路 → 食堂車両 ―
[ふわりと、前方からシャボンの香りが漂ってくる。
食堂車からは不似合いな――そして、この血臭に侵された車内には不釣合いな、その香り]
…………ぅ。
[酷い香りだ、と、そう思う。
日常の香りから、途端に麻痺した鼻が自身にこびり付いた血の臭いを意識してしまう]
[吐き気を耐え、漏れて来る振動に揺れる灯りを頼りに、食堂車へと脚を踏み入れた。
そして、目の前の光景に目を見張る]
……ユーリー君。
…………サンドラ、さん?
[追い詰められた様子の、サンドラの姿。
追い詰めるユーリーの瞳は、尋常には見えなくて]
――――。
[意識が、故郷の村へと立ち戻る]
[自らを占い師だと告げた息子は、小さな少女を狼だと断じた]
[泣き叫び何かの間違いだと訴える少女の父――親友の言葉を退けて、少女を殺した]
[そして、恨めしげに己を見る少女の魂は。
――ヒトの形をしていた]
…………嘘はいけないと、あれだけ教えていたのに。
どこで間違ったのかな、私は。
[ぽつりと、言葉と共に涙が落ちる]
死んで詫びるべきなのは、君なのかな。私なのかな。
ねえ、イーリャ……
[サンドラが逃れる際に体勢を崩したユーリーへと、息子の名を呼び掛ける。
乳白色に煌く象牙のナイフを*握り締めたまま*]
ここから、見てた。
[ロランの声を思い出せば。]
……ごめんね。
[心配をかけてしまったことに謝った。ロランの名前を呼び続け、泣き続けた自分を見ているのは、きっと辛かっただろうから。
そして、ようやっと、ここから生者たちのことが見えることに気がつく。]
……。
[ロランを殺した少女が、周囲に心配されているのを見て、目を伏せた。]
もっと、話せば良かった。
占い師、騙った時みたいに、ちゃんとしてれば良かった。
[自分の言葉が信じてもらえずに、カチューシャが守られている様子を見て、唇を噛む。
医者を嫌がる自分を、詮索せずに居てくれたベルナルト。要領を得ない自分の叫びを、きちんと聞いてくれたナタリー。
ユーリーは刃物を持った自分を、殺すのではなく落ち着かせようとしてくれたし、ダニールも自分のことを心配してくれていた。
自分を吊ろうとした共有者に声が似ているからと避けてしまったサンドラも、話す機会の無かったエーテルも、悪い人ではなさそうだったのに。]
お願い、その子、捕まえて。
ロランを撃ったんだ、悪いモノ、なんだ……。
[届かない声を、伝えようと。
その姿が彼にもう一度見えないかと、ダニールの回りをぐぐるぐる回り続けた。]
そうらしいな。
[サーシャの行動を見ながら…。]
カチューシャがあの女なら、
ちょっと、なぁ……。
[あれは性悪だと…。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新