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[蜂に分解されたシェルフィムは、無害な小さな塊になって、散る。
分解される前に自爆しようとも、あるいはアニュエラたちにはまだ遠く、あるいはガラスの龍が身をくねらせてそれを避けていく]
[羽を持たない龍は、飛竜と比べて速度には劣るが、旋回や機動は遥かに優れる。
もちろん、最初からそれを狙っていた訳ではなく、メイアルに対抗してのデザインチョイスだ]
さて。ナギ君はどこまで進んでるかしら。
彼の速度なら、もう王座の間にいたりしてね。
/*
>墓下のトメ子さんへ
まじかる☆る〜この最強必殺技とかあったら教えていただけると。
ええ、当然悪巧みの一環ですw
/*
ちらーり。
場は動いてない感じね。
メイアは、あたし達待ちでしょうし・・・。あたしも、ドン君は確定連れだしとしても、グラシャルの動きがわからないわ。
人数多い時は、場面分散した方が。少ない時は集まった方が、動き易いわね。
まあ、彼女たちなら、後からでも追い付けるでしょうけど。
そうそう。
それと、1個方針転換したわ。コピペは助けることにしたの。
吊り襲撃が、死なないことにしてある所からも、その方が村建て様に喜んで貰えそうだし。
エルヴィやナギ君にもね。
店から蹴り出したのは偽物、か、メイアにも売った身代わり護符を持たせていた、か、どちらにしようかしらね。
*/
[シェルフィムを撃退し、ノアへの着地点を探していると、携帯が着信を知らせる]
そう。
死に行く者にまで、彼女そんな風に言うのね。
……もしかしたら彼女自身も、異次元の向こうがどうなっているのか、知らないのかもね。
ええ、開発したアナタ達ですら、よく分かっていなかったのですもの。
フフ。では、予定通りに合流を。頼んだわ。
[ドンファンにもし尋ねられても、微笑みを返すだけ。代わりに]
そういえば、お願いしていた件は解決したのよ。
ありがとね。
[と、今更に]
[ノアを落とす事は、まだ諦めていない]
[ドンファンに、いわゆるカメハメなみ的なものを撃ってもらう物理破壊作戦か。
グラッジィがいるなら、魔力を吸い上げる木の種を撃ち込んで、それを急成長させてもらう魔力枯渇作戦か]
ここは贅沢に、両方ともいくべきかしら。
[同乗者を振り返って、笑顔で提案した]
[アイテム的な支援を、惜しむ気はない]
―回想―
[研究員との会話はシャルロットが代わり続いている]
[建物内にあるTVが先程流れていた映像を繰り返し再生をはじめた。 そこには光に包まれて消えるギルバートの姿]
なっ・・・何故に、神父殿がっ!?
ッッ・・・!?
あの光は―――次元光―――そうか、お主が次元の力を使っているというのか・・・おそらくはトメ子殿を消し去ったのもお主であろう、メイアル殿。
グラジ殿、シャル殿、俺はあの場所に向かいますぞ。
後は頼みまする。
[研究員と話す二人にTVを指差して伝える]
それでは、そろそろ始めようかしら?
向こうもこのままじゃあ退屈だろうし、ねぇ?
[そう言って笑うと何事か唱え始めた]
時空を超えてきたりし勇士よ
その偉大なる力を持って
我等が敵を排除せよ
我が召還に応じしは
偉大なる魔術の使い手
―アニュエラ達の目の前―
[光が巻き起こると、その光の中から現れたのは橙色の衣装に身を包み。ステッキを持った魔法少女]
風は空に 星は天に
そして、不屈の心はこの胸に!
まじかる☆るーこ、参上っ
[そう、メイアルが異次元から呼び出した存在。それは『魔法少女まじかる☆る〜こ』だった]
―回想・空―
[支部前に飛び出したところ、空から颯爽と現れた美女が動向を申し出てくる! 状況を一瞬で理解し、二つ返事で答えると半透明の龍に飛び乗った!]
[向かう先には上空に浮かぶ巨大な船―――空に浮かぶ城へと踏み込んだ...には、それがかつて魔王城であったものだと分かる。]
あれは・・・魔王殿の城か?
では、此度の騒ぎも魔王殿が関わっているという事か!
鍛えて頂いた恩、越えるべき壁、次元の力、消えていった者達・・・全てここで決着を付けさせて頂く!
待っておれ・・・メイアル殿、魔王殿ォォォォ!!
[龍は魔王城であったモノ―――箱舟へと向かう]
/*
メイアル殿がまじかる☆るーこの格好に変身したのかと勘違いした拙者が参上仕ったァァァ!(真顔)
ここでドン的な最終結末パターン予想。
[仲間が消えたり次元の力で色々危なかったりラスボスの力でジンロウ町消滅の危機だったりでてんやわんや、オマケに青薔薇&赤薔薇の因縁まで絡んできて本格的な世界の危機に。 そこに飛び込んでくる黄金の能筋男、魔王の意志を理解し飲み込み受け入れて、最後に選びし選択は・・・?]
[次回 英雄たちの挽歌〜決戦!ジンロウ町!!]
[最終話 『細けぇ事はいいんだよっ!!!』]
諜報員 シャルロットが「時間を進める」を選択しました。
/*
ん、そんな感じで。
ドンファンの因縁の相手も召還しようかなーとか思ってたけど。
カンナギが帰ってこない場合は、ドンファンが肉弾戦担当だからもうちょい後で考えるかなー。
―回想中―
[迫るモブ雑魚達をアニュエラの下僕が打ち落としていく]
[アニュエラからは次元の力によって消し去られた犠牲者達の情報等が伝えられる。その中には中立亭店主の名前が。]
なっ・・・なんですと、店主殿が・・・!?
それは本当の事ッッ・・・っぐ、なのでしょうな・・・
トメ子殿、カルロ殿、神父殿に続いて店主殿までが・・・!
我は器、心を静め世界を感じる者・・・この魂の炎を爆発させるべき時は今ではない・・・そうであろう、魔王殿?
ならば、今こそ次元の力を持つ者としての責務を果たす時!
見ていてくだされェェェェ、店主殿ォォォォォォォ!!!
[心に沸きあがる激情を押さえ込み使命感へと変える]
[ノアの外部に、メイアルの声が響き渡った。その声は明らかにアニュエラを挑発するような口調で]
アニュエラ、もしかしてまた偽者って思ってる?
それは違うよ、追放する事が出来るなら。
召還する事だって簡単に出来るのよ。
まあ、意識はあたしが操ってるんだけどねえ。
[最後まで言わないうちに、メイアルは笑い声を上げていて。言い終えると、橙色の魔法少女はステッキを構えた]
「まじかる☆ぷりてぃぼむ!」
来たわね。
熱血正義漢さん。
[玉座からは、アニュエラがまじかる☆る〜こと対峙している脇をドンファンと龍が抜けていく様が手に取るように把握できていて]
まあ、せっかく来てくれたんだし。
歓待するとしましょうか。
[ドンファンと龍が着艦すると同時に、その周囲をかつて魔王が使役したゴーレムや悪魔が取り囲んでいく。その数およそ49(100)体]
/*
そんなこんなで独り言のコーナー。
>薔薇&薔薇コンビ
電波撒き散らしまくってますなぁ・・・w
布石の回収に期待してて良いのかな?最終決戦の働きどころに期待!
>カンナギ殿
数少ない肉弾系戦闘の相方。
基本的にユーリ殿の背後霊として動くのだろうけども、隠された設定とか力の存在に期待しておこう!
どこで実は女の子でした設定を使ってくるのかも(ボソリ
>アニュvsメイ
本日のメインカード。
できるだけその場に居合わせたくないドン君であった。
女同士の戦いに男が居合わせるのなんて無粋だと思わんかね?
・・・あれ、残ってるの全部女性陣じゃね・・・アレ?
>グラジ殿
ここまでくると本日の襲撃候補となっていまいますわ。
シャル大好きお姉ちゃんとしての動きに期待。
/*
とりあえず、本日の襲撃先はグラジ殿にセット。
シャル殿が無茶振られ担当で電波撒いてるので、最後辺りにその辺りを頑張ってもらう心算である。
投票はアニュ殿安定のセット。
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