情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―過去話 ヴェスと妹―
『あ、おかえりぃ』
[にっと笑って。その笑い方は少し兄にも似ていただろう。
というよりは、わざと真似をしていたのだが。]
『今日はね。"アネモネ"っていう花。』
[そう言って、とても嬉しそうに笑い、話をする。
ヴェスがあまり響くような返事をしなくても、本人は気にすることなく、話をする。]
『また、射撃?がんばるなぁ。』
『でも、それだけやっても何も見つからないよ?』
[そう言って、容赦ない言葉も言うこともあっただろう。
たまに、兄と喧嘩したとか言って、ヴェスの家に転がり込むこともあっただろう。]
『で、頼みがあるんだけど。』
『料理教えてくれない?』
[そう言って真面目な顔でそんなことを言ったこともあったかもしれない。
もし聞かれたのなら、少し眼を逸し、もう一度戻す。
それは、真似をしたものではなく、兄と似たような"癖"。]
『……おねーちゃんの料理食べたくない?』
[そんなことを言ったりもしたのだった。
そんなことが続いたのも5年前まで。もう二度と戻らない時間*]
―一方その頃スラム―
[スラムの集団は、会議を開く]
『いやぁ、ありゃ無理だ!』
『なんつーか、もう逃げた方よくねぇ?』
[そう言って、各々がヤジやらなんやら飛ばしながら、
まったくまとまらない会議と称した何かを行う。
こんなときでも、酒やら飲んでるのが逞しいかもしれない。
というか、今ならタダで飲み放題だからだ。
そうして、一人含み笑いをする者もいたか。]
『んじゃぁ、あれ使うか。』
『……あれは、やばい』
[あれ、というのは、ただの"鉄線"しかし、それは、ただの鉄線ではない。"恨みの"鉄線。スラムにはそう伝わる。どこぞでいう、藁人形みたいなものだ。
毎晩毎晩、恨みを込め、編まれ続けた鉄線。
長く太く。もっと長く太く……強く強く。
もう10年以上、編み続けている。]
『本人、"異能"だなんて気付いてねぇから、こえぇ…』
[何に恨んでいるか、それは誰も知らないが、
その"恨み"の強度は凄まじい。]
『恨まれたら、どうすんだ。10年だぞ。』
『『スティーブにおしつけとけ』』
[なんでだよ、そう突っ込みたいが、残念ながら男はそのやり取りを知らない。]
セーガ、怪獣よりかっくいーじゃんか。
[セーガの援護にはポツリと呟くように笑う。ゲイルの影が迫れば>>*8ポルポから影の動きの予測がもたらされる。だが、今回避に意識を割けばゲイルへの攻撃に支障が生じる。回転運動に少しでもズレが出れば、それぞれがぶつかりあい、威力は大幅に下がってしまうだろう。]
アイツもずいぶん動きのキレが落ちてる。
なら、ここで決めるしかないだろうが!
[トレインの決断は終わった。ニヤリと笑うと影を受け止めるように両手を差し出したのだった。]
次が閊えてるんでね、そろそろ倒れてもらうよ。
[いよいよ回転を増す瓦礫を、中心へと一気に加速させた。]*
[そうして、中層から上層へ、ナトゥーリアが移動するあたりか。それとも上層でか。
その鉄線が、スラム集団のハリボテ飛行物体により運ばれ、ぐるりとナトゥーリアの足を巻こうとするか。
それが成功し、ナトゥーリアが転ぶかどうか、それは果たしてどうだっただろう。
もしかしたら、いとも簡単に、それらは吹き飛ばされてしまったかもしれないが。*]
/*
スラムのは割とトリッキーというか、バカみたいなことやってる感じで…それが効くかはわからないんですけどね。
[揺れる瞳>>+51。
じ、とその動きを見遣る。
戸惑う時の彼の癖]
今回は引き摺ってでも行くかんね。
[いつもなら、と言うスティーブ>>+52にはそんなことを言って。
彼が頷くのを見た後に改めて向き直った]
おい。
[スティーブの両頬を掌で挟もうと手を伸ばす。
結果に関わらず彼の目を見詰めて]
何があったか知らないが、一人で抱え込みすぎるな。
人に言えないこともあるだろうが、抱え込みすぎて良いことなんてない。
適度に吐き出せ。
聞くぐらいなら出来る。
警察のアタシにゃ言えないなら他の人でも良い。
良いな、一人で抱え込みすぎるな。
[5年前から思っていたこと。
頼れ、とは今でも言わない。
頼って欲しいとは思う。
でもそれは押し付けるものではない]
そんな状態で手を伸ばせると思うな。
[スティーブの戸惑いがヴェスに関するものであるとは知らない。
けれど迷いがある状態で何かを為そうとするのは難しい。
叱咤を目的とした言葉を紡いだ後、ポケットへと突っ込まれたスティーブの左腕に手を伸ばした。
触れることが出来たなら、擦り傷は瞬く間に塞がるだろう*]
/*
鉄線まくってのは考えてたんだけど、簡単に切られるよなぁ…んじゃ、めちゃくちゃ太く編んだやつで…
10年くらい編み続けたやつ…
でも、それでも弱い…強化させるさせるには…
一番質悪いのは…
"恨み"!!!!!!!!!
ってなった馬鹿です
[先輩は周囲の敵に異能で対処しながらいう]
『聞いてんぞ、気味の悪い無表情の氷野郎が一番にバグ野郎に気づいて撃ったって。あれお前だろ? つーことは今回の解決には一番勘のいいお前が適任ってわけよ!!!』
……は? え…は…?、せ、先輩なにを…言って、るんで、す?
『セーガが10文字以上の言葉を話しただと…?!こりゃ明日は快晴だな!!!よっしゃやっぱお前が適任!!!つうわけで…!!!』
[先輩は、がしり!とセーガの腕をつかみ、]
ここは任せて!!!てめえは上で戦ってこい!!!
[思い切り背中を押した。 それは『転移』の合図だった]
[空間から転移する直前、セーガはトレインに振り返り]
トレイン…!!!先に、行く…!!!
また、あとで…!!!
[そう彼に叫んで姿を消しただろう*]
[ちなみに、その鉄線に込められた"恨み"は、切れるな…という単純なもの。
その恨みは好きな相手に趣味であったミサンガ(鉄線)を贈ったことから始まる。しかし、その不気味さから、切れた、とか、長さが足りないとか、突き返されたことがきっかけ。
それ以来、その女性は]
『切れるな……もっと太く…ぜったい切れないもの長くて、…』
[そう、ぶつぶつと呟きながら、編んでいるとか。*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新