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[僕は…許せなかった…何故、彼が自決しなければならなかったのか?
勝利を目前とした、ランサーとマスターが何故だ!
あれほど忠実に守ってくれ闘ってくれた英霊を
何故?
震える拳を握りしめ、覚束ない足取りで…槍のマスターまで歩み寄る。]
――…え、英霊は…道具じゃないんだーー!!
[拳を思い切り振り上げた。]
はあ。
[息を吐く。
「今回」は、はじめてのことだらけだ。
参加者たちとこの「塔」や私たちのことについてこれほど話したのもはじめてだし、「町」の人たちが自律的な行動を見せる様子が見られたのもはじめてだし、ブライが自分自身に疑問を持ち、ああいうメモを残したのもはじめてだ。]
怖いよね。
「はじめてのこと」って。
[ふ、と笑う。
ここからは、何が起こるか分からない。
でも、そんなの、本当は当たり前のことだ。
当たり前のことなのだ。
そうでない方がおかしいのだ。
「戦争」の参加者たちを見ているとそう思う。
何が起こるか分からないから、きっと生きるのだ。
そうだろう?*]
「管理人」 鳴木素子が「時間を進める」を選択しました。
キャスターに物語の英霊。
それにリリンと餓鬼よ、貴様等の健闘を祈る。
私は私の戦いへと移る。
貴様等がここで勝つならその結果を元に事実を定める。
負けたのであれば私が直接切り分けるだけである。
では去らばである。
[妹尾の拳とリリンが放った音の弾丸が、
交差するように空を切った。
そして辺りには静寂が残る。
ランサーの召喚した都市の余韻といわんばかりに。]
―聖杯直下・クレーター―
ふむ、巧く行かないものであるな。
彼奴が二人を相手に押していた時はいけると思ったのだがな。
宝具を発動となると奴自身、そして私の魔力の消耗は避けられぬ。
そして私も素人同然の二人にここまでダメージを食らう有様ではな。
[ランサーが二人を打倒し打つことができれば手はあった。
アサシンとの取引を無かった事にし聖杯を材料に構造を暴いた上で、
蒼炎を纏う神討ちの槍《グラウコピス・アテナ》で討つ。]
そんな未来もあったのだがな。
私の力不足としかいえぬ、な。
[しかし描いた未来には到達できず。
取引を元に逃げ出すのが手一杯の有様だった。]
まぁ、いい、己の力不足を嘆くのは簡単である。
しかし、今はもっととやるべき事があろう。
[己に尽くした英霊を犠牲にしてまで得た脱出。
それは再度戦う為に選んだ自分なりの覚悟である。
残った組が勝つならばそれでも構わない。
しかし、解明が叶わない時は自身が今度こそ総てを切り分ける。
その為に裏切りという見下げ果てた行為にすら手を染めた。]
帰るぞ、時計塔へ。
[確かな覚悟を持って倫敦へと向かう。
目指すは時計塔、いや自身の戦場だった。**]
― ??? ―
――その男は、誰よりも力があるくせに、誰よりも弱音を吐かず、誰よりも無欲に見えた。
だが今は、それは違うのだ、と女神は知っている。
永く復讐のみに身を窶し、灰色の街と共に育ってきた彼にとっては、人も、獣も、堕天使も、どれもが等しい価値を持つもので、それ以上に、全てが新鮮に映ったのだ。例えば、泥から作られた人形を見せたとしても、彼は等しい態度で接したのだろう。
「しかし、貴方は神をのみ嫌っています。これは不公平というものでは?」
――何が不公平なのかは、問うた女神すら分かっていなかった。ただひたすらに無色で、灰色で、わけがわからないこの男に、お前は何者なのだと八つ当たりがしたかっただけなのかもしれない。
すると、彼はさも当然であるかのように答えた。
「人が賢明に積み重ねているものを、横から邪魔するような奴は誰だって嫌だろう。少なくとも、俺はそういう神としか会ったことはない」
――私もそうなのだろうか、と女神が問うと、男はやはり当然のように頷いたので、その頬に張り手を見舞われる形となった。
けれど、それはきっと、無意味な感傷だ。
神は、人が愚かで、道を誤りやすい生き物だから、手を差し伸べ、時には怒り、導こうとする。人が単独で何かを造り上げることは出来ない。命を与え、知恵を与え、恵みを与え――、ゆっくりと育てられていくものだ。
「そうかな」
――見晴らしの良い丘陵の向こう。今まさに繁栄を極めるアルゴスと、遠く望むティリンスの城壁を眺めながら、彼は言う。
「どれほど愚かで、道を誤り易くても、ああやって街の一つや二つは盛り立てていける。確かに、俺達人間は神様ほど優秀じゃないけど、少しずつなら歴史だって進めていける。きっとああいう意味があったんだ、こういう意味があったんだって勝手なことをぶちぶち言いながら、それでも繁栄していくんだ」
――きっと、貴女が思っているよりも人間はずっと逞しい生き物だ、と彼は言った。意味がないところに意味を求めようとするのは人間の機能で、そうした欲求が、何かを成し遂げたい、何かを究めたいという望みへと繋がっていくのだと、――静かな声で、そう言った。
「ああ、でも」
少年は、少しだけ困ったように笑って。
「俺も街も、いつかは朽ちてしまうものだから、それだけは、少し残念かなって。ずっといつまでも忘れずにいてくれる人なんてそうそういないから、それはやっぱり、寂しいことだと思うよ」
――だからせめて、今生きてる内に交わした約束くらいは、生きてる内に果たしたいんだ、と。そう呟く少年の横顔は、女神には眩しく輝いて*見えた。*
>>158
[『違う』と、いう言葉と共に足元の気流が乱れ、真下の術式が乱れる。直ぐに体勢を整え直しはするが、]
やはり、地に足を付けていた方が
性分に合います……。
[詩人が呼び出す、ランスロの姿。けれど、バーサーカーとの戦いで、痛みはクレティアン本人が受けているのを知っている。おそらく、そうなのだろうと自分と同じ様にあまり逞しくない詩人を心配する。]
ッ、しかし、やっぱり
速いですね……。
[常に魔法陣を周囲に巡らせ、アストロラーベや天球儀を用いてランサーの座標を更新していく。]
座標更新、位置情報更新、気流把握完了。
−−、荒れ狂えッッ!
[地図の上、地に足を付けた状態で再び火炎纏う風がランサーを襲う。>>203
その後も、ランスロの援護射撃を繰り返すが、時間が半分は過ぎていた。
背筋に嫌な汗が滲んだ。]
……、たのしい?
[ふと、ランサーが詩人に向けた言葉に瞬く。>>212>>217]
そうか。
そうだったんですね、クレティアン……。
[本来は戦とは程遠い英霊。同じ壇上で戦える事への喜び。同じ想いを、彼も抱いていたのかと感じ取った。]
[>>221周囲に放った火炎を一つに束ねて巨大な砲撃にしようと魔法陣を重ね始める。
ふとランサーを見ると、笑っているように見えた。
>>222終幕に、そう続けるランサーの顔を変わらず見る。
残された時、龍脈の流れは確かに感じていた。周囲にはその恩恵も僅かながらあるという。>>224
ランサーの槍が大地を突くと共に、感じたのは違和感。思わず眉間に皺が寄る。]
なに、
[巨大な石が周囲の建物を壊すようにして突き立ち、取り囲む。
景色が、大地が、全て 変わる。
故に、龍脈の流れがそこで途絶えた。]
[かつての都の姿。
今は風の侵食を受け廃墟に近いもの。
視界に広がる街並み。
地に足をつけ、残った魔力でなんとか地形の把握をする。]
…、ティリンスの都。
[もはや彼が誰かなど、今更だ。
けれど、言わずには、呼ばずにはいられなかった。]
あなたの名は、ディオメデス…ですね。
[彼の終わり、彼の果ての姿。
ここでの戦闘は不利と自覚していても、この景色を、光景を焼き付けていたいという衝動が湧き上がる。]
人に終わりはありますが、
その意思は、誰かに必ず受け継が……
[言葉は途中で止まる。
ランサーの胸に、槍が−−−]
な、
[令呪の発動。
自決を命令する。重ねる事2度。
拒む事が出来ない、命令。
ふと、土の匂いが身体を絡める気がして険しい面持ちになる。]
ッ、ディオメデスッッ!!!
こんな、っ…こんな戦いの最後を
あなたは望んでなどいなかったはずですっ…、ッ
[叫びに似た声を響かせる。
湧き上がる感情は怒りでも悲しみでもある。けれどもっと何か複雑で。
彼の姿が消えるまで、その全てを見届けていた。**]
−病院−
[あれから教会には行けていないが、昨日は少し大胆な動きをしてしまったので自粛していた。
あれから、アサシンがこちらを警戒しているように感じる。
もう聖杯の出現は近い。
それを肌で感じながら、このループの脱出をするための鍵を思案していた。**]
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