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良う解らん内に、気が付いたら此処に居りんした。
わちきは夜目も効かぬ故、薄暗いと良う見えんのでござんすよ。
[警備員>>14に苦笑しながらそう返し、大きく翼を広げて]
……背、乗りんすか?
[自力で穴から出るコトが出来なさそうなモノ、色を失くした少女や写真家達をちらりと振り返り、訊ねた。]
/*
youtubeにないんですよ…
どこもかしこもその曲だけ視聴できないんで、あいちゅーんずとかで聞いてもらうのがいいのかもしれないry
お前さまが一番槍でござんすね。
さ、乗りなんし。
[無色の少女>>17が名乗りを上げれば、彼女は少女が乗り易い様に姿勢を低くして遣った。]
あれぇ?姐さんは火を操るか何かじゃなかったかぁ?
[薄暗いと見えない>>16という言葉に対して茶化すように言う]
姐さん無理しなくていいぞぉ。
そこ、地下倉庫だろぅ?鍵開けに行くからさぁ。
[どうやら乗せて出ようとしているらしい。
リーリオ>>17が手を伸ばしてるのが見えた]
……お嬢ちゃんが乗りたいんかい。
ならそこのお嬢ちゃんだけ出してやってくんない?
フィオナも出たいっつーならフィオナも。
山繭くんは…自力で来れるよなぁ?
[残りはそこにいてもらう。
ヒューマは銅像だから無理だろうし、魔女と兄ちゃんは別々に話があるので逃げられては困る]
何を言いんすか、お前さま。
斯様な所で火等用いれば、忽ち火災報知器と、周布臨蔵なる絡繰りが作動するではありんせんか。
[以前、暗さを厭うた彼女が炎を彼方此方に出現させたコトが有った。
その時は天井から喧しい音が鳴り響いたのと同時に、水が降って来たのだったか。
其れ以来、彼女は此処で炎は用いない様に務めている。]
構いんせんよ。
幾ら非力なわちきとて、童部一人運べぬ程じゃァありんせん。
[警備員の言葉>>19に、彼女はくすりと笑って頷いた。]
/*
>>-89 警備の
ほら、彼れでござんすよ。
天井から水が出てくる……周布臨蔵と言った気が致しんすが……
[意地でも片仮名は使わないご様子]
ふふ、気に入りんしたか?
此の翼はわちきの自慢でありんす。
[小さな手が羽を撫でる感触>>21に、彼女は嬉しげに目を細める。
抱きしめるようにしがみ付く腕を確認してから、再度翼を広げた。]
確り掴まりなんし。
[二、三度羽ばたけば身体は忽ち宙を舞い、瞬く間に地下から地上へ到達したであろうか。
穴から出た彼女はふわりと着地し、背に乗る少女が降り易い様に姿勢を低くする。]
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