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……まあいい。
どこかにワクチン……薬があるということと、この建物に地下があるということは判った。それで充分だ。
[草の粒を口に放り込んだあと、深く溜息吐いて]
先に地上階を調べるか――地下を探すか、だな。
ああいう底抜けの阿呆は、高い場所に部屋を構えたがるものだが……地上には、先刻の騒動の連中がいるかもしれん、な。
[ ベリニが居たところまで戻る。
こんこん、と壁を叩いた。]
入ってる?
無事かー?
[ 大きめの声をかけながら、ベルリヒッターを抱きかかえて、MPライフルを構える。
そうしながら、壁を探る。何も無しに壁が返った訳ではないと思われたが。]
謎の女性 ジャスミンは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
[此処は何処だろう。
凭れ掛かった壁から振動が伝わって来る。
アロールの声?振り向いて壁をぺたぺた触ってみるけどスイッチは見当たらない。
じゃあ、何処だろう。と壁から離れてきょろきょろと見渡した。すると扉がひとつ。そして、看護婦の化け物と久し振りのご対面。]
・・・!!
[私は声にならない悲鳴を上げた。]
[周囲は瓦礫とビルだけしか見えなさそう。]
おう、って言ったものの。
まずはあの人を見つけないと…。
―って居た!
[まだ入口回りで>>11走っているのを見つける。
音の方角によっていくと、姿を見つけた。]
あのまま中に入る気?
狭い中で馬を走らせるようなもの―
[機動力を止める。
ソレを狙う気だろうか。]**
[ カチリ。幸運にも、壁を探るうちにスイッチを押す事が出来た。運も実力のうちか、等と思う気持ちが沸くでもなく。]
や。
[ ベリニと再会して、軽く手を掲げて挨拶しながら。
もう片手ではMPライフルより、ライフル弾を看護婦の化け物の顔面目掛け撃ち込んでいた。]
[しかし、「やっ」と後ろから呑気な挨拶が聴こえて、続いて風船が割れた・・・そんな可愛らしい音ではないのだけど、パンッと弾ける音がする。
私は拍子抜けした。冷や汗が吹き出る。]
もう、遅いよー。死ぬかと、思ったじゃないっ。
[助けて貰いながらアロールへと文句を言った。
逃げ込もうとした扉まで歩いて行き開けただろう。すると其処は制御室だったか。*]
今度から、ベリニも抱えるしかないな。
死なれると困るし。
[ ベリニが部屋の奥へと歩む。
どうやら制御室のようだ。ベリニに続き、部屋に入る。*]
[抱えるしかないと言う相手に冷や汗は引かなかった。]
・・・え。年頃の女の子に何を言ってるの、引くわよ?
[疑問系でそう言ってるものの、嘘。今だって若干腰が引け気味だ。
部屋に入るとアロールから逃げる様にぱたぱたとコントロールパネルへ。]
これで・・・、洋館の隔離障壁を操れるのかしら。*
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