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<ワクチン接種>
[相棒の中で、相棒に、その肩口に、口付けて。噛み付いて。ワクチンを打ち込む。
この世界の中では、たぶん一番硬い保護膜になるはずだ]
行動止めてくれるってんなら、私もやっちゃうかなー。
[虚空から、あの回転刃を取り出す。ここはある意味において、イメージの世界だ。
そして、この手にあるのはかみ殺しの伝説の武器。
これより強いイメージは、あいにく知らない。
さぁ、やるぞ。そのきっかけとなる、弟くんの行動を待った]
死に損ない スーは、トラベラー J・Q を吸血ことにしたよ。
死に損ない スーは、トラベラー J・Q にうしろゆびをさすことにしたよ。
【ラス・アルゲティ】
[兵士が恐慌を起こしたのは、彼らの意思が弱かった訳ではない。
とん、とん……優雅な舞のように、ラスが足を運ぶ。しかし、それは不安を増大させ、疑心暗鬼を加速させるミステリータップ]
[冷静さを失った攻撃>>121を、ラスは静かに見つめ、そして軽やかに一人ずつ屠ってゆく。
壁を斬られ、柱を折られて、酒場全体が軋んだ]
なかなか良くやった。
僕を楽しませることを出来たのだからね。
でも、そろそろ飽きてきたよ。
[白い髪の青年へ向け、ラスは華やかに笑った]
お疲れ様。
[ラスの身が、初めて構えを取った。
獅子翼獣の名を持つ強烈な死の一撃、グリフィススクラッチを繰り出す為、トキワに狙いをつけて]
ラスの妖魔武具憑依能力を、今日このバトルでやっと決めたと言う。
剣:グリフィススクラッチ
小手:クリスタライザ
具足:ミステリータップ
昨日フラッシュをつかった?
あれはきっと妖術だったのだよ……。
(………受け切れなければ…死ぬ)
[足を開き、腰を落し、片手を地面に添える。一瞬の判断ミスで全てが終わる緊張感に全身から汗が噴き出す。]
【ジャスティスK】
『プログラム:無伴奏ソナタ・実行』
[J・Qの音声システムを使用して、流れ出すのは、リージョン・スター・チャンネルの放送から抽出した音だった]
[美しい女性の声だ。
それは、季節を変える歌>>3:117
戦う力はごく弱いくせに、誰かの為に立ちあがり、
仲間を呼び、神のように絶対な存在に盾突こうとした娘の唄]
[音波に乗せた攻撃は、研究所内のメカというメカの動きを麻痺させていく。
それはメカに留まらず、研究所にしつらえてあった巨大なモニターつきの機械までも。
さらに、その外までも広がっていく]
【ジャスティスK】
[そして、ジャスティスK本人までも]
後は、頼みました。
姉さんを、たすけて……。
[技の力が尽き、機能が停止していく]
― シュライク・中島製作所 ―
古代シップが修理出来ないだって?
[ナカジマ少年から、そう説明を受けて驚愕に顔を歪める]
いや、そんなはずは……、ここがB,DもしくはJルートのはずだから、君はあの船を修理出来る筈なんだけど?
[そう言ってみるが、しかしナカジマ少年は追い討ちのように古代シップにダメージを与えたことを説明してくるのだった]
ちょちょちょ、ちょっと待てぇ!!!
き、君は最初、古代シップが修理出来ないと判断するんだ、でも船内で『ガラクタ』にしか見えないパーツを発見するんだ。
で、君は天才的機転で、そのパーツを使って古代シップを何とか動かせる状態にするはず……なんだけど……?
[最後のほうの言葉が尻すぼみになる]
まあ、すごいです、シュンバさん>>+59。
良く似ています。
[……と、ラスが聞いていたら憤死しそうな事を言って]
その方です。
えーと、例えばそういう剣とか好きだと思います。
[うん、とうなづく。
知らない内にバトルを止めてしまった>>+60ことには気づいておらず、挑発されてたんですか? なんて言ってみたり]
[そして、無伴奏ソナタ>>135がやって来た。]
「うわ…これは…対策しててもきついなあ………。しかも…ジャスティスシリーズだから…。
この無線機まで…影響及びそうだ……。」
[ジェイコブは防御率77%で耐え続ける。]
「ふう…。何とかなったよ…。でも無線機が故障しちゃったな…。」
[ジェイコブは無線機を直すことにした。破壊より修理に向いている。
運良く機会仕掛けの眼鏡には影響は無い。]
「解析…。負傷率27%か…」
「この位なら短時間で直せるよ…。でも少し音を出すから修理は後だな。」
[ジェイコブはふとジャスティスK>>136を見る。**]
うぉおおおい!?
[チェーンソーを構えて、さぁ、起動させようって時に。
あとは頼みました>>136、だって?
自分が使う技を、自分が食らうなんて聞いてない!]
断る!
死にに行くときは、生き様のぜんぶを託すときなんだぞ!?
わたしは、君の全部なんて託されてない!
相棒を助けるんなら、君も居なくちゃダメだ!!
聞いてんのかばかぁ!
[チェーンソーと一緒に受け取った言葉を必死で投げかける。噛み付きに行くには距離がありすぎる。<ウイルスバレット>にワクチンを込めて撃ちこむ。だって、君は相棒の大事なヒトなんだろ?
だったら、一緒に居なくちゃダメじゃないか!]
ちっきしょ…元はといえばオマエのせいなんだからなぁぁーーー!!
[効果を確かめている時間はなかった。機能を停止している間に。アイツに、トドメを。
機能が停止していくのにあわせて、辺りが暗くなっていく。その中心で、悶える、真っ黒い、アイツに]
<チェーンソー>!!
[かみ殺しの刃を突き入れ、ばらばらに引き裂いた]
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