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……帰ろう。
[二人で。
曖昧な記憶の先、
それが争いの後でも
楽しい祭りの後でも。
ともにいられれば、どんな場所だって構わない。
彼女が求めるものがあるならば、探すから。
彼女が喜ぶのならば、慣れぬ事でも試すから。]
[こちらを見た、片目だけの紅色
唸り声に、僅かに笑みが溢れる
怒らせたのは自分なのだから
ちなみにあの獣耳少年と同一人物とは、未だ思っていない
ぼろぼろの毛並み
引き摺る足
傷に塗り潰された、狼]
―――――………
君に、行く宛ては、有るの?
[明らか警戒されていた]
別に取って食いやしないよ…
[信じてはもらえないだろうが、一応言っておく]
君には、友達いっぱい居るんだろうし
[ふれあい広場で見た狼達を思う]
私はいくら嫌っても良いけど
友達は、大切にしなよ
裏切っちゃったら、もう戻れないから
[からん、と鈴の音が鳴る]
じゃあ、また。
[ホールを出る黒狼を見送りながら、ふわふわした頭を振る。
ああ、自分は何処から来たのだったか。]
[どこかで焼かれた書物の中に、紛れ込んだ古い日記帳に
知るはずの無いヨールカや名前が並んだかもしれない。
―― たのしいゆめのはなし、として。]
[目を開くと大樹の傍で、不思議なゆめの話をしながら
また陽気な男と魔女を見守るのかもしれない。]
[どれも、あるかないかすらわからない。]
[一人のホールに、鈴の音と靴の音。
かつん
しゃらん ]
[料理のあった場所は、まるでその席だけ何も置かれていなかったかのように、空けられて
空いたシャンパンと、使いさしのグラスが一つ。]
[花を持たない手には、トランクが、一つだけ。]
[聖堂の隣を通り抜け、教会の扉を開く。]
どこに、いるかな
[雪を踏みしめて、一歩。
この雪が少しつめたく感じるのも、奇跡の終りだからなのか]
[足跡の数だけ、鈴の音。]**
[唸る赤を、疲れたように見やる
警戒心を感じるも、殺されそうな気配がしないのが不思議だった
ダニールの牙は、狼の牙
いつか喰う、と言った牙
この黒獣の牙は?]
温厚というか、何というか
君、やっぱり犬だね
[ふ、と笑う]
それで戦えんの?
[未だに教会の門は固く閉ざされたまま。
遙か上方の窓をぼんやりと見上げながら、小さく息を吐く。
白い息がふわり…と舞い上がった。
やがて諦めたように踵を返し、再び森へと歩き出す。]
流石にこの格好じゃ寒いな……。
[自分の立場を思い出して、尚、寒さを感じるというのもおかしなものだが。
私服に仕事用のエプロンを身に纏っただけの姿で、雪の積もる寒空の元では、流石にぼやきたくもなる。]
――っくしゅん!!
[死者も風邪をひくのだろうか……そんな呑気な事を考えていると。
後方から、重い鉄の動く音がした。]
え……?
[振り返れば、あれほど微動だにしなかった教会の門が開いている。
そこに見える姿は――。
その、鈴の音は――。]
あ……。
[目にした瞬間、じわり…と涙が浮かぶ。
今度こそ、話が出来るだろうか。
想いを伝える事が出来るだろうか。
……触れた瞬間、消えてしまったりしないだろうか。]
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