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[彼女のいわんとしていることは、矛盾に満ちています。
それを不思議と思わないのは、森の魔力のせいでしょうか]
……その「目覚め」を諦めて、
今のままがいいと言うのなら、そう願えばよいでしょう。
けれど。
[夢は醒めるから夢なのだと、
そんな言葉を紡ぐことはできませんでした。
ただ胸元――あるはずの無いペンダントを通して、
赤の少女へと言葉が伝わっている、そんな気がしました]
[そして、青い花はすぐさま散って、白い花へと変わる。フランジパニ。プルメリアの花びらに―…]
誰と語ることもなく、消えてしまうのは、いやだ…
[青い花は散っては白い花びらに変わり、...の足元を覆ってしまった…だろうか。誰も止めなければ。それともそれさえ、闇に消えてしまうだろうか。]
せっかく…
[動けるようになったのに。]
[who. 私は誰? あなたは誰?
永い眠りの中で、私は何になったのか?
何であったのか…]
……。
[うつむいたまま、後ろを振り返れば、橋の袂にサユラが見えた。彼女はこちら側を向いていて、自分のことを見つめているように見えた。彼女は、己をうらんででもいるのだろうか?]
それは、私が、見てしまったから?
[2人の”つながり”を。森の気まぐれで―]
[白い花の香は甘く。
けれど明るく華やかな名のその花は、
手向けの花でもあることをふと思い出します。
わたくしは、けれど。
青の少女にかける言葉が見当たらず、
ただ闇の中で見えてしまった悲しみに目蓋を伏せるのでした。]
(おいらは、ここから消える恐怖より、この森を1人でさまよう恐怖のほうがよっぽど強いよ…)
[フーやサフィラに背を向け、1人岸辺に歩き、座った]
私はもう戻れないの。
[この森からではない。今ここにいる頃のような自分に、だ。
私は、今の私と違う私はもっとずっと人生を生きていて、
もっと理不尽な中、
もっと不快な世界を、我慢しながら生きてきた。
歯噛みしながら、
苛立ちながら、
処構わず蹴り飛ばしてしまいたいような衝動の中、
果たす事も出来ず、ただ生きていた]
そっか。
私は、戻れないんだ。
[子供の頃、こうしていれば――そんな選択肢、IFを想像できない。
望みつつ、違うものを渇望しつつ、
結局は自分の性格と性根は、
無茶をすることなく、違った可能性を考えるでもなく、何度繰り返してもそう代わりのない人生を歩んでいく]
それがわかっているからこんなにも腹立たしくて――
[次第にぼやける視線が、彼女達がまるで自分の手の届かなくなる距離へ遠のいているような錯覚を...に与えていた]
私だって……
わたし、だって……
[遂に零れる弱音。]
お姫様に、なりたかったわよ……
[ジャラリと鳴る鎖は無慈悲な束縛の音。黄色い鳥は彼女を置いて羽ばたいてゆき、白い犬は彼女を捨てて、歩いていった。]
いくじなし…
わたしの…いくじなし…
[世を、他人を、自分以外のせいにして、自分勝手に斜に構えて諦めきって……
不器用な自分すら嫉ましくって]
なにも、しなかった。
(出来ない、無理、そんな事ばかり、思い込んで)
[湖のほとりで腰をおろし、膝を抱えて丸くなった。泣き顔は見せたくない。更に泣く事すらできないでいれば、そんな自分を見せたくない。だから丸まった。誰かに助けを求めることすら思いもよらず。ただ一人だけの世界へと――自分の殻へと*篭もっていった*]
[ぶらりと湖の周囲を歩き続けると、赤い髪の少女が見えた]
おや、あの子は前に会った事あるね?
名前なんだっけ?…サユリ?
[膝を抱える少女の傍に歩を進める。少女が気付くようなら話し掛けようかと]
(私にとっては先を見せる、ある意味希望と癒しの光だった金糸雀も、見る者の思い一つで違う顔を見せるだろうか)
[つらつらと考えながら無意識で煙草を吸おうとし、ふと手を止める。
そういえば、この少女は煙に顔をしかめていたなと思い出し。
そのまま、小鳥の代わりに現れた少女の頭を、優しく撫でた。
どうか、嫌がりませんように。
目の前の男がその思いに気づき、クスリと笑った**]
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