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― 年明け ―
[ケインは転校の事実を誰かに告げることなく、機上の人となる。
3学期、朝一番に登校してきた生徒は見るだろう。
空いた席にケインを模した人形が置かれているのと、
黒板に黄色いチョークの文字で]
Never Give Up
[月並みな言葉が書かれている*のを*]
[ずっとずっと、考えていたこと。
フェイトに、遠距離でも大丈夫と励まされても、拭い切れなかった想いを、言ってしまう]
私ね、転校するって決めたとき、
レーモン君とは別れようって思ったんだ。
こんなに遠くなって、会えなくて……
私なんかで縛ってちゃ駄目だって思ったから。
……ううん、それだけじゃない。
離れて、気持ちが変わるんじゃないかって、怖かったのも本当。酷いやつで、ごめんね。
[そこまでつかえながらも、言って。
俯いていた顔を上げ、レーモンを見る]
でも、やっぱり無理!
レーモン君と別れるなんて、嫌だ…!
そう、やっと、気付いた…の。
[感情のままに抱き着いて。
しゃくり上げながら、そう伝えただろう]
―屋上―
[>>484転校の話を淡々と聞いていた。その間、どうすればいいのか分らなかった。自分も同じで、でも、誰にも言ってない自分に比べて彼女は自らの口で伝えた。]
…。
[やがて話が終わり、頭を下げるホリー。その下に染みが出来ている事にはっとして。]
―何をしているんだ俺…今の俺、最低じゃないか…!
[ホリーを下げた頭ごと抱きとめて。]
ホリー、泣かないで欲しい。謝らないで、むしろ謝るのは僕のほうなんだ。ホリーはちゃんと伝えてくれたんだ。
僕もね―実は、冬休みの間に、転校することになったんだ。師匠が、活動拠点を暫く変えるってことで、僕も一緒についていくことになったんだ。
誰にも―近しい人には特に言えなかった。ホリーだけじゃなく、クラスメートの皆にも…。
だから、ごめん。ずっと黙ってて、ごめん。>>487でも僕だって離れたくなかった!
[ホリーの涙声を聞きながらも、自分も涙が出てきていた。左目から、あの時と同じように一筋降りてゆく。]
引越し先があまりに遠い場所で…言えなかった。
僕は居候の身になるし、そう簡単に会うことも出来ないと思ったんだ。そうしたら余計…。
[と言って、引越し先の住所を告げただろう。]
[抱きしめられながら、レーモンの話をじっと聞いた。
師匠のこと、転校のこと…最初は混乱したけれど]
離れても、大丈夫、かな。
……それでも、この関係のままでいたい。
レーモン君は、……
[場所を聞くより先に、出てきた言葉。
顔を上げ、レーモンの涙を指で拭って]
謝らなくていいよ。
だって、私たち、お互い様だから。
[>>491お互い様と聞いて、小さく首をふる。僕のほうが―と続けようとした。が―]
ほ…え…?
[隣の県だよね、の言葉に、話す単語を失った。]
[しかも確か転居先はその県との県境だったはずだ。]
は、はは、ははは…。
[回された手に力が入るのを感じ、たまらず自分も強くした。]
[こんなに離れることに、悩んでいたのに。
まさか、まさか、――隣の県だなんて]
………神様に、感謝したくなっちゃった。
[思わず泣きながら、笑ってしまって。
レーモンと顔を見合わせただろうか。
そして初めて、自分の引越し先を告げた]
[顔を拭くのも忘れ、二人して抱き合いながら笑ってしまう。>>495引越し先を聞いたら、やはり、で、尚更。]
離れなくて済むんだねー。
僕ら近くに…一緒に居られるよ。
[一頻り笑い、泣いただろうか。また、二人で居られるということしか頭になかった。]
[冬休みのある日。
重いボストンバッグを抱え、飛行機の搭乗口へ向かう。
傍らにはレーモンの姿があるだろう]
じゃあ、またね!
[見送りに来てくれた、クラスメートに手を振って。
思わず抱きしめることも、あったかめしれない。
緑のベレー帽を被り、猫の置物は大切に鞄の中に]
行きますか、レーモン君。
[見上げて、目を合わせ微笑む。
そうしてふたりの姿は、ゲートへと消えていくだろう**]
[冬休み。師匠は先に行ったが、色々と準備があると後から行く事に。本当はホリーと共に行きたかっただけなのだが。]
見送り、ありがとう。
と言う事で、僕はきっと大きくなって帰ってくるから!
[仕込んだ斧柄の扇子を懐に。手荷物を傍らに。ホリーと共に微笑んで、並んで空の旅へと向かった。
引越しのごたごたで贈れなかった、ホリーの誕生日プレゼントを持って]**
―教室・ホリーが転校を告げた翌日―
[休み時間になった直後に、○天に参加していた師匠のように、大きく両手を上げて。]
こんちわーー!れーもんでーす!今日は皆にジャイア○リサイタルよりも悲しいお知らせがありまーーす!
[そうして、皆に転校の事実を伝える。あくまで明るく、涙を誘わせないように。]
皆にいえなくて、本当にごめんなさい。でも僕らの関係は終わりじゃないよ。納豆のように伸びて伸びて繋がるんだ―そこ汚いとかいうなー!
いつか―出来るなら皆が卒業するまでに、僕はプロの落語家として、此処に口演しに凱旋したいと思ってる。だから、そのときまで、野郎は短パン半そででいいから元気にしてくれよ!女の子?ごめん、服装には疎い!
[生徒の反応を見る前に、涙で少しだけ前が見えなくなった。親友と、仲間と、クラスメートと、そして先に転校して行った彼らのことを思い出して。]**
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