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―少し前―
[>>170]
ふむ、了解。
一回物理的に接続しちゃえば、後は少々離れても問題ないって事かな?
[そういう事なら安心してよ。
俺が、「絶対」その時間を作ってあげる。
と、にこりと安心させるように、そして自分に言い聞かせるように言う。]
ええ。その。…本で、読んで。
[本当は、”家”から伝え聞いた話に彼女の名があったからなのだけど。その話はあまりしたくなくて、そう答える。そして、マジックキングダムの人かと問われれば>>165]
はい。
マジックキングダムの、術士です。
術は…魔術を幾つか…と、申し訳程度に陰術の資質も持ってはいますが。
秘印の系統の術は持ってないのですよね。
[と、頬をかきながら、秘術を使えると言う彼女に答える。]
…よろしく、お願いします。
[そうして、赤き剣を抜いて、一緒に戦おうと言うメイアル>>171に頷き、
自身もまた、細身の剣を、抜いた。]
………数が、多いんですね。中々。
[メイアルとイリーナが数を片付けても尚、そこには沢山の小月竜がいた。
………それを見て。
先日、妖魔の君へと放った真空の刃を………多数。小月竜の群れへと、放った。]
―ラボ・少し前―
[しつこい忠告>>169に、]
……そんなに危険だと思うなら、お前こそさっさと逃げればいいのに
(と、そうしないと分かっていて言う自分は、なかなかずるいと思う。)
私は逃げないよ。
……お前だって、まさか今から私が逃げ出すなんて、ほんとは思っていないだろう?
[暢気に話している場合ではないから、早口で、小声。しかし、ゲンには聞き取れる声。]
【ジャスティス】
[姉の言葉>>159を聞き、ジャスティスKは、「怒り」より先に「悲しみ」を得た]
姉さん……いえ、ジャスティスQ。
それは異常で間違いありません。
[断罪に、断定の否定で返した]
クレイン博士が悪である理由は、メカが正義を実行できないと考えたことです>>4:98
メカの正義は、矛盾を孕んでいると、>>1:0
「ヒーローを模した正義」と、「真の正義」が違うと考えたことです。
私が正義である理由は、私が、私だからです。
[姉の痛み>>176など、想像もしなかった]
[イリーナ本人からも改めて名乗りを受け>>167、
やはり特に彼女の出自は問わぬまま、よろしく、と笑った。
もしも未知のリージョンの話でも聞いて居れば、
思わず詮索してしまったかもしれないが――。
やがて、紅く美しい剣を抜いたメイアル>>171に頷いてから。
ブラックイーグルに、店で教わった通りに弾を込め。
先に行ったフィロ>>157の跡を丁度追う形で、踏み出した。]
――…って、本当に素早いわね、これ!
[俊敏な小月竜には中々狙いを定め切れず、放った弾は的外れな方向に。
漸くその一体を撃ち抜くことが出来たのは、
セルリアンの真空の刃>>175を受けた竜に、丁度狙いを定めた時。]
[10の尾で絡め取った小月竜を、宙から地面に向けて勢い良く叩き付ける。
脳天を打ちつけられた小月竜の大半は、その一撃で目を回し、光の粒へと姿を転じた。
それらは口を大きく開き吸い込むことで自らの力へと転じていく]
よ、 っと!
[一撃で仕留められなかったものには、一度拘束を解いた後、1本へと戻った闇の尾を振り頭上から打ち据えることで吸収可能状態へと変えた。
小月竜を吸収する度、身体に力が満ちていくのをフィロは感じ続けている]
へえ……
[術士でありながら真空の刃を繰り出すセルリアンと。
この前会った時はそんなそぶりは見せなかったのに、銃器を使う様になっていたツバキに驚きつつ。
自身は手近な相手へと幻魔を繰り出し。
或いは妖魔武具憑依能力を発動させるのだった。]
[その尾で巧く小月竜を絡め取り叩きつけるフィロや、
幾つもの――ドゥヴァンの時よりも多い刃を放つセルリアン。
先刻までも竜退治に出ていたというメイアルやイリーナも、
おそらく見事な戦いぶりを見せるのだろう、と。
それに比べれば、今のツバキの戦い方は些か頼りない。
それでも術を用いないのは、銃の腕を鍛える為でもある。
術士としても、銃士としても、「集中」することが
その力を高める――という共通点までは意識せぬまま。]
こうすればいける、かしら。
[何発か撃っては外し、撃っては撃墜し、弾を装填して――。
その内に、射撃のコツ、というものが解ってきた気がした。
竜の軟い箇所を見極めて、照準を合わせ、引き金を引く。
初めよりもある程度は、弾を当てられるようになってきていた。]
【ジャスティスK】
『プログラム:ロケット弾回避・実行』
[姉>>181が「異常」を起こしていることは断定できていたから、万が一のための準備は出来ていた。
初撃を後方に下がって避け、即座に戦闘モードへ移行する]
『プログラム:剣闘マスタリー・起動』
[電磁ソードを起動する。
電気を纏い、機械類にダメージを及ぼす剣]
貴方を「悪」と認識し、処刑します。
残念ですよ、姉さん。
[さほど残念でもなさそうに、ジャスティスKは言った]
まーかーせーろーっ!
[右手の蕾は、シックネスの浸食を受けてない。きっと、スーが感染を踏みとどまって逆に吸収されることができた要因のひとつだ。だから、ばら撒かれる種も、感染能力は持ってない。
それでも、種をばら撒く。ばら撒く。ばら撒く。
注意をそらせて。こっちに来るなら、きっと相棒と、向こうのみんなが。
あっちに向かうんなら…じわり。担いできた、凶悪な回転刃の感触を確かめる]
………超こえぇぇえーーー!!
[それでもやっぱりこわいものはこわいのだ。死ぬのはいやだから。
でも、踏みとどまれる。踏み込むって。戦うって決めたから]
【ジャスティスK】
『プログラム:バルカン回避・実行』
[危なげない足取りでくるりと回り、かろやかに援護射撃>>188を回避する。
思考ソースとは別の部分で、自動で行われる回避行動]
悪の味方……すなわち、貴方も悪ですね。
そしてそこのヒューマンたち……巻き込まれたくなければ撤退しなさい。
撤退しない場合……貴方方もまた、ジャスティスQの味方であると判断し、
せん滅します。
[ジャスティスKはゾンビは無視して、姉へ距離を詰めた。
冷静にして正確な剣技が、姉へ向かう]
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