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[ では、今まで見ていたのは。
撫でて来た子どもら。
慕ってきた幼い獣たち。
懐かしい顔。
挑んできた焦茶。
それを心配したちいさな女の子の願い。
――――夢か。
死ぬ間際、痛みを忘れる為の脳内麻薬が見せた幻。]
[ ヒューヒューと喉が鳴る。
視界はこんなに紅いのに、距離が遠いからか死にかけだからか、声は届かない。
知らず伸ばした右手は「お揃い」のようにあかく。]
[音もなく降り続ける大粒の雪の結晶は、
あたたかな光に煌めいて
まるで光の花が散るよう。]
――みんなが幸せでいられると、いいな。
[ちいさな手のひらに舞い降りた白が、風に飛んでゆく。
門をこえて、水車をこえて、森をこえて
どこまでも、どこまでも。]
これが奇跡の光なら
みんなの道を照らしてくれますように。
[ふわりと揺れる黒のフレア。
進む足は、教会のなかへと。]
[――――ばたん。]
[そっと、扉が閉じる。**]
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