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いや……ようやく到着のようだ。
さて、と。
[ベルナルトが到着したのを見計らったように、鍵を開け、扉を開ける。右手は羊のパペットですっぽり隠れていて、左手には何も握られていない。腕の包帯には血が滲んでいる。]
―――……
[生々しい刃傷の残るドアがある。
ナイフで滅多刺しにされたのだろうか。
サーシャの手にナイフが握られた儘であることに気づけば、表情は険しいものとなる。]
……っ。
[ノックしようと腕を上げれば、それより先に開かれる扉。]
カチューシャ?
[意表を突かれ一瞬静止した後、無事な姿を見れば駆け寄って膝を付く。]
………無事か。
人狼に。それに、サーシャに何処もやられてねぇか。
[血の滲む包帯を見れば少し瞳を細めるが、見た目では深い傷でないと判断し、今度こそ本当に安堵の息を吐いた。]
…あぁ、サーシャはこうして俺が押さえ込んで…
[目の前の扉が開かれた。姿を現したのは…あれは誰だろう。少なくとも、…の腕の中で顔を赤らめた少女とは、違う者のように感じた]
[ユーリーが声を荒げるのを聞けば>>94、驚きに瞳を見開いた後、苦笑した。]
ま、正直なとこ結構ヤバい。
でも、殺すの殺されるのやってる中でじっとなんてしてらんねーよ。
[無意識に、ユーリーから預かったタオルを確かめるように抑えて]
……、ナタリーには悪いことしちまった。
俺、走って来ちまったもんでよ。
多分、まだあっちの方に居ると思う。
[車両の前方を示した。]
[その顔を見た瞬間、サーシャが暴れ出す。力の限り、少女を殺そうと。最早、言葉になってない言葉を喚きながら。]
っ……。
[それに後ずさろうとして、よろけて。そのまま尻餅をつくような形で、カチューシャと呼ばれる少女は転んだ。目の前のサーシャは、死力を尽くし、その喉元にナイフを突き立てようとして来る。そうしないと、自身が壊れてしまうからか。もうそれしか、生きる意味が無いからか。]
「ロランを、ロランをそいつが撃ったんだ! カチューシャァァァ!! どうして、優しくしてくれたのに! 始めて優しくしてくれたのに! お前とは違う! お前はロランを殺した! ロランロランロランロランロラン!!!」
[そんな、サーシャの咆吼。尋常でない力でユーリーを振り払おうとし、引きずるようにして、尻餅をついている少女へと迫る。]
[…は床に膝を突き、サーシャの胴にしがみ付く。
彼の胴を抑えたのに。
彼はこんなにも細い身体をしているのに。
目の前の少女に向ける憎悪が、ただただ身体を動かしているようにしか思えない。
強い力に引きずられる]
あぁ、待てよ、サーシャっ
[服を下にと引っぱり、少しでも彼の歩みを止めようとするが…]
…っ!
[サーシャの暴れる腕が。手に持ったナイフの柄が。…の頭部に振り下ろされる]
[ふと、サーシャを振り返る。
抵抗もせず押さえ込まれているのか、と、彼に向けた双眸が複雑な色を帯びたのも一瞬。サーシャがユーリーの腕を振り解き、声の限り叫びながら少女へと飛び掛った。]
サーシャ!!!!
お前、ナイフ―――!!
[自分が警戒を解いたのも拙い。
繰り返し叫んでいた言葉通り、奴の狙いはカチューシャだった。
自由が効かない半身を半ば捩じ込むようにしてサーシャの腕を止めにかかる。]
ロランをカチューシャが殺す理由はねぇ!!
何を勘違いしてんだか知らねーが、お前、もう少し話を…!
[必死の叫びも、彼の耳に届くことは無いだろう。]
[当然、サーシャには話が通じるはずもない。このまましばらく、カチューシャの顔を見ないで、落ち着く時間があれば―――あるいはわからなかったが。これは、きっと。カチューシャかサーシャのどちらかが死ぬまで、止まらないのだろう。]
……っ!
[カチューシャは、ずりずりと。後ろへ後ろへ、尻餅をつきながら下がり。]
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