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[キィ=キョウの安置が終わってから、ヤ=ナギに内線を入れる]
キィ=キョウが先に惑星に降りたわ。
[昨日の今日である。これで、十分に意味は分かってくれるだろうと思った]
[一通り済ませてから、スイ=レンと共に、なんとなく過ごす。食事もするようにと言われるが、ほんの2〜3口だけ。それでもないよりはマシ、と言われるだろう。
やがて、コントロールルームに向かい、KK-102を眺める]
キィ=キョウも…。サ=フラ=ワー、シ=オン、オー=ス=ティンも、皆、あそこで待ってるわ…。
[そう、スイ=レンに呟いた**]
[見えざる神秘の意思……、そんなものをぼんやり考えていたところへ、スイ=レンとローズと、キィ=キョウが入ってきた事に気づいた>>19]
……(終わった…、か)。
[キィ=キョウの死を知って、口の中だけでそう呟いたが、おそらく二人には聞こえなかっただろう]
[二人も無言のままで、キィ=キョウを睡眠カプセルに納めていった。時折、ローズが「クスン」と小さく鼻を鳴らす音だけが聞こえた。
二人が去って言った後、ショウは顔を手で覆うと、大きく一回深呼吸をした]
…これで、いよいよ、時間の問題か。
[……そういう仕草をしてみると、自分でもよく感じ取れる。顔面が熱く高潮している事を。吐く息が熱を持っている事を]
どうやら…、ようやく俺の番が来たか。
そんなに待たずにすんだのは、まあ、幸いだったな。
[そして、左腕に巻いた紅い布地を、右手で腕ごと強く握り締めた]
[ローズからの回線は>>20相当に衝撃的なものであった。
揶揄された言葉の意味は、すぐに通じた。キィ=キョウの亡骸は既に睡眠ルームに安置されたようだった。]
キィ=キョウさん…!
――やはり、無理にでも休ませるべきだったのだ。――休んだからといってこの病気の進行は止められるものではない。――いや、休ませていれば或いは――。
[ナギの中の様々な思いが交差する。ワクチンはどうなったのだろうか。ローズの予言も相俟って絶望的な未来ばかりが見える。
…と、急に胸の辺りに焼けるような熱さを感じて咳き込む。抑えた手の平の中心に、少しだけ赤いものが見えた。]
―睡眠ルーム前―
[ショウにサンドイッチと温かい飲み物をと、相変わらず閉ざされた扉をノックする。考えた末に、防護服を着るのをやめた]
ショウさん、ナギです。入ります。
[返事も聞かずに中に入ると、想像と同じような姿でサフラーの横に座るショウが居た。ショウはナギに気がつくだろう。そして何か言葉を発するだろうか?]
ショウさん、食べられそうなら是非。
[と、ショウの傍らにトレーごと置き、するとちょうどカプセルの中のサフラーの顔が見えた。化粧をしてもらったのか、昨日より赤みが差して見える。]
…サフラーさん、美人ですよね。やっぱり。
[サフラーが元気なら、決して本人を目の前にして言えないであろう言葉が自然に口に出る。ショウはどういう態度を取ったろうか。文句を言われたなら、だって本当にそう思うんですから、とナギは構わず続けたろう。]
ショウさん、昨日の植物園、見ましたよね?
サフラーさんが薬草作りに入ってからは時々僕が世話してたんですけど、サフラーさんほど丁寧にはやっぱり行かなくて。…所々元気がなくなってたんですよね。
[苦笑いをして頭を掻く。]
その後…ローズさんのキサナド…で…
[ローズの話題にした所で一旦言葉を止め、ショウの様子を伺う。激高する様子はあるのだろうか。]
…サフラーさんがお世話をしてた頃のように…元気になったみたいでした。
[ショウの隣で、サフラーと目線の近い位置にしゃがむ。]
僕、面白い話を聞きました。キチェスにも色々あって、額の痣が薄かったり、あるいは全く見えない人も居るんだとか。痣の濃度がサーチェスパワーに比例するなんて説も聞いた事があります。
…サフラーさん、案外キチェスの力を授かってたんじゃないかなぁ、なんてふと思いました。
彼女はキチェスの歌と同じ色を作り出してたんですから…。
[ナギはサフラーの生い立ち>>0:218を知らない。勝手な想像を口にしているだけだった。ショウはどう思ったかはわからないがナギはショウを見上げて言った。]
何にしてもショウさんには勿体無い人です。サフラーさんは。
…気が向いたら食事してくださいね。また来ますから。
[隣に居るショウから異様な熱気を感じる。
ショウは、明らかに発病していた。起きていられるのは鍛えられた精神の賜物なのだろう。
ナギはクローゼットから備え付けのクッションと毛布を取り出して黙ってショウの近くに置いた。]
[…サフラーのカプセルの隣には新しいカプセルが寄せられていた。キィ=キョウの物だった。
ナギは静かに移動して、こちらにも眠る彼女と目線があう位置にしゃがみ込んだ。キィ=キョウの顔を覗き込む。服が違う。]
…ローズさんに着替えさせてもらったんですね。綺麗です、とても。
[ナギはカプセルの透明な部分に手を付き項垂れると]
…ごめんなさい…ごめんなさいっ…
[静かに嗚咽を漏らした。]**
>>26
ああ。すまんな。
[それだけ言うと、サンドイッチをつかんで口に運んだ。…もう、遠からず死病が自分の望みを叶えてくれる。意地を張って本能に逆らう意義はなかった]
>>27
[ナギの、サフラーを褒める言葉にも]
ああ、そうだな。
[と、短く返した。
そして、ナギが、キチェスの話に入った時も…、特に高ぶりはしなかった]
>>29
(そんな事もあるのか…な……。
ハハ、ここに来る前の俺なら、笑い飛ばすか、怒鳴り飛ばすか、してた、だろうが…な。
もう、俺には…、何も分からん。何も…、信じられん。自分の、頑ななサージャリムへの不信も…、正しいことだったのか、どうか…、それすらも、分からん)
(だが…)
…サフラーは、最期に言った。生まれかわっても、俺の側にいると。だから…、その時が来たら、サフラーに、聞いてみるさ。
…ナギ。
お前、やはり、ときたま、あの腹黒兄貴を思い出す…、な。
あいつは、誰かの顔を見ると、まず、どう利用するか考えるような、とんでもない奴…、だった。そこは、お前と似ても似つかんが。
でも、奴は…、信がおけた。ギリギリの決断の中でも、頼りにする事が出来る、奴だった。
…奴の、最後のメールに、俺は納得している。
俺は、お前と会えたことに満足しているよ。
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