情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―睡眠ルーム―
[扉を閉めれば…、また生者の世界とは無縁になる。
まず、サフラーのカプセルをのぞき込む。時間を止めれられたサフラーの顔は、ずっと平穏に眠っているかのようだ]
─医務室─
…………。
[キサナドが響く。>>4:186
植物が、テレパスを通じ合わせる二人を取り囲むように伸びていく。
──あたかも、緑の結界のように。]
[機材を植物が埋めていく。
苦い表情でそれを見遣ったが、ローズを止めることはない。
うつくしく、かなしい祈りが小さな部屋に響いていた。]
……、逝ったか…。
[モニターが無情にも、生命の停止を告げる。
片手を、ぐっと握り締める。
沈黙は、悲痛な叫びに打ち破られた。>>0]
ッ、ローズ!
やめろ……
[遺体に取り縋る彼女の肩に手を添える。
今更感染を気にしたところで、何になるのだろう?
けれど、見てはいられなかった。
取り乱す彼女の拳を黙って受け入れ、やがて泣きじゃくる彼女を抱き締めた。]
……、何もじゃない。
お前が、傍に居てくれることが彼女の望みだったはずだ。
────…お前の所為じゃない。
[言葉の無力を噛み締めながらも、声を掛ける。
彼女の耳には届いていただろうか?
泣き続ける彼女を、そうして暫くの間黙って抱き止め続けていた。]
…………。
[空色の髪を撫で梳き、彼女が落ち着くまでどれ程の時が流れたか。
静かに彼女の顔を覗き込み、頬の涙を指先で拭う。]
…キィ=キョウは、幸せだったんじゃないか?
[何か言いかけたローズの唇を、人差し指の先でそっと押さえる。
そうして、ふと微笑んだ。]
いつも、お前のことを見つめていた。
俺が、こうしてお前と出会えて安らぎを感じたように──…
[言葉を切り、空色の瞳を見つめる。
視線があえば、壊れものを扱うようにそっと彼女を再び抱き寄せる。]
だから…、自分を責めるな。
[そうして、額のキチェに静かに口付けた**]
[たった一人で黙考に沈み込めば…、どうしたって、先ほどのローズの言葉がよみがえって来る]
…全滅。そして、転生、か。
[反発したものの……、そのキチェスの力、植物に働きかけ、怒りで己を見失いかけた自分の心を鎮めていった、それは疑いようもない。
サフラーの想いとは全く異なる、神秘の予言でもたらされたその運命は、完全に麻痺しかけていた心にゆっくりと染み渡っていった]
子供の頃から、サージャリムなど信じた事はなかったが…。
もし、そんなものが本当にいて、俺たちを転生させようとしているのなら。
そいつは、俺たちに何を望んでいるんだ…?
[生きている者が誰もいない部屋の中で、一人つぶやき…、そしてまた自分の中の黙考に戻った]
>>11
[─お前の所為じゃない─]
[その言葉に救われた。泣きじゃくりながらも、スイ=レンの優しさを感じた。
きつく抱きしめられながら、涙が枯れるまで泣いた]
>>13
[─お前と出会えて『安らぎを』感じた─]
[男性から初めてそんなことを言われたかもしれない。ましてや、日頃強面のスイ=レンがそんなことを思っていたなんて。
そして、スイ=レンのなすがままに…]
[気がつくと、スイ=レンの腕の中で眠っていた。あのまま寝てしまっていたらしい。
スイ=レンがローズの額に口づけをしてから、40分くらい後のことだろうか。
力強い体躯に支えられ、安堵の気持ちがそうさせたようだ]
あ、ごめんなさい…。
[涙を拭き、ゆっくりと預けてあった自分の身体を離し起き上がる]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新