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『吊りが毎回ランダム的なのを見て、狼は吊られることよりロボ陣営に勝たれる方を阻止してるのかな。
一番やっかいなのは、狼に片思い中の科学者がいて、ロボなりかけ狼がロボ保留しつつ狼を操作しているって場合かな。
狼は<<双子の神父 ザムエル>>だと思うから、今日はこの人吊り上げるよ(自信満々に)』
[…は一瞬ロボヒムの変更に顔を輝かせたが、すぐに沈んだ表情をみせた]
うりゅ……パメおねえちゃんごめんなさい………
[…はロボヒムの言動に困惑している]
……?
ご本の話……かなぁ…?
ミコが手にとった理由は、「理由のない襲撃やらロボ申込みによって滅びた村がある」っていうお話きいたことあったからなの。なんかね、「時にはそういったことで混乱させるヤツもいるから要注意」なんだって。
[…はしばらく持ってきた本をパラパラめくっていたが、途中であきたらしくパタン、と閉じた]
……梨…のタルトとかはむずかしいかなぁ…
[ぽつりと呟いてレシピ本を読み出した]
みっ
[…は横手からかかった声に驚いた]
あ、ディタおにいちゃん。こんばんはなの
…うん、手伝って、くれる……?ミコ、タルト生地作ったことないからちょっと不安なの
あ、今のうちにエプロンとってこよ
[…はレシピ本をその場におくと、部屋へと帰って向かった]
[部屋について箪笥からエプロンを取り出したが]
。oO(エプロン…エルナおねえちゃんが、作ってくれたんだよね)
[と思い出し、目尻が熱くなってきた。軽く頭を振って頬をぺしぺしと叩くと、エプロンを抱きしめ部屋を出た。]
[…はロビーに入るときょろきょろと辺りを見回した。だれもいないとわかると次は時計を見た。]
ミコおとなしく待ってるの。
[本を置いてあったソファに座ると、読みはじめた]
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