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……おいしい!
やっぱりおねえちゃんの作ったジャムは最高だね
[さくり ジャムを塗ったスコーンを口に入れる
甘さ控え目のジャムと
ほんのり甘い香りの漂うスコーン
相性は抜群だ]
[にぱっと 満面の笑みを向ける
“生きていたころ”の日常にはなかった笑みを
“生きていれば”向けていたかもしれない笑みを]
……おねえちゃん
[姉の目に浮かぶ涙
少女もつられてしまいそうになるけれど
ぐっと堪える ぐっと ]
[帰りたくない ここにいたい
私もだよ]
[喉から漏れそうになる
けれど 言っては いけない]
[けれど
ごめんね そのことばに]
[かたん 思わず席を立って
姉の元へ、ゆっくり歩み寄る]
[痛んだ髪をそっと撫でて
その頭を引き寄せて、ぎゅっと抱いた]
ここにいる
私、ここにいるよ
またこうやって逢えて、うれしい
だいすきだよ おねえちゃん
[上手く、言葉が出てこない
なにかを言うかわりに
姉の願いに頷き、今は、傍に]
― いつかの時代、どこかの世界 ―
……おはよう、にいさん。
[狼の子は、眠そうに目をこすりながら、]
なんだかね、変な夢をみたんだよ。
えっとね……お友だちがいっぱいいて……
…………でも、なんだか悲しいような寂しいような
そんな夢……
[朝食がわりの赤い実に歯を立てる。
首許のお守りに、見慣れぬ卵がくっつけられて
いることに気がつくのは、いつになるか。
家のなかに飾られた、ちいさなヨールカのおもちゃ
枝にひかる鈴をなんとなく、指で突っついた。**]
[気遣う言葉は、笑みで返しただろう。
自分とは違う音で、彼女のおとが聞こえる]
おれのほうこそ、ありがとう
おれに、また会ってくれて、うれしい。
[かすかに震える手を、そっと握り]
[彼女は、無垢である。
だから、楽園への門を通れるのだ。
その扉を蹴ってでも、自分と来てほしいとは
幼い頃から教会の教えを受けた己には、言えなくて]
おれは、オリガが、…望んでくれるなら
一緒に、居たい。
[手に、力を込めた]
[手を取って貰えて、ホッと安堵の息を零す。
その面からは不安の影は薄れ、かわりに満開の笑みが浮かぶ。]
うん……。
私も、一緒に居たい。
ずっと、どこまでも、ついていくから。
[再び出会えた時から、そうなればいいと思っていた。
たとえ記憶はなくとも、魂がそう望んでいた。
彼と、共に居たいと。彼と、添い遂げたいと。
どのような姿でも、どのような場所でも構わない。
一緒に居られるなら、それだけで幸せ。]
…ありがとう。
レイスさん、大好き……。
[ようやく、言えた。
ずっと言いたかった言葉。
胸に秘めたまま、その生は終わってしまったけれど。
こうして、再び出会えて、想いを伝える事が出来た。
これからを共に過ごす事が出来るのならば、この小さな奇跡を、何度も積み重ねよう。
彼に、ありったけの想いを。
溢れんばかりの愛情を。
そして、二人に幸せを――。]
―森の中―
[いつから居なかったのか、
はたまた最初からそこに番人など居なかったのか。
空になった席。
雪の上には足跡すらなく――]
―森の中―
[鬱蒼と茂る森の中。
番人は何処かへと歩いてゆく。
行けども行けども、木々ばかり。
しかしもう随分と歩いたような気がするのに、
不思議と足が止まることはなかった。]
[やがてうっすらと前方に光を感じ、
番人は目を凝らす。
光の向こう、あの時計塔が
待っているような気がして。]
[兄としての名を呼ばれたことで、
垂れ気味だった両耳は嬉しそうに跳ね上がる。
尾をふわりふわりと揺らしながら、
共に教会の外へと]
[門に近づくほどに、
どこかから聞こえる歌声がだんだん鮮明になってゆく。
聲はどこまでも紅く、そして甘く。
それは懐かしい、あの旋律――――]
― いつか、どこかの未来で ―
おはよう、よく眠れた?
[兄の方は朝食も済ませ、椅子に座って読書中。
眠そうな眼をこすりながらやって来たきょうだいに、
にっこりと笑いかけた]
へぇ……僕も変な夢を見たんだ。
お星様が降ってきたり、夜なのに虹がかかったり、
魔女がほうきで空を飛んだり。
不思議なことがいっぱいな夢。
あとは、にぎやかなお兄さんといっしょに工作したり。
どんなの作ったっけ…。
[手元にあるのは、プレゼントにもらった銀細工の本。
何かを探すように、ページをぱらりぱらりと捲り]
…………楽しかったけど、
最後にはお別れしなきゃいけない気がして帰ったんだ。
きみのは悲しくて寂しい夢、か……。
[きょうだいの言葉に何を思ったのか、しばらく考えこむ。
首元に掛かった銀の鎖、その先に透明な卵が光っていることには
鈍感なこちらもまだ気づかないまま]
[やがて、窓の外の景色を眺める。
友達が迎えに来るのもそろそろだろうか。
窓際の花瓶には、本来この季節には
咲かないはずの花がいつの間にか挿してあった。
その花の名は、アカンサス。
花言葉は「美術」「芸術」「精巧」
そして、「離れない結び目」――――**]
― ヨールカの下 ―
[ひとつ、またひとつと、消えていく
結んだはずの、リボン。]
……あなたも、行っちゃうのね。
[はらり解けた白が雪の上に落ちたなら、
やがてすっかり見えなくなってしまう。]
[――すながみの娘はカチューシャを外し
くくりつけられていた黒いリボンを解く。
ふわり浮かびあがり、金と銀で彩られた星の下、
しっかりと結びつけた。]
[頭をそっと抱かれた
そのまま、泣き続けた
泣いて、泣いて、いつまでも泣いて
紅茶は、すっかり冷たくなった
しっかりした、妹
こうして誰かの頭を撫でて、抱き締めてあげられるようになった、妹]
大きくなったね、リーリャ
[たった3年の付き合いだけれども
血も繋がっていないけれども
弱い繋がりとは、言わせない]
[もぞ、と動いて
冷めた紅茶を、ゆっくりと流し込む
はぁ、と息を整えて]
そろそろ、かな……?
[にこ、と笑ってみせる
目の腫れたその顔は、美少年とは言えない残念なもの]
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