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…だから、なんか、誤解か何か。ケンカになるような何かがあったんじゃないかって、思っちゃって…
いやごめん、この話は。
[なかったことにしたい。させてほしいと。目を伏せて。告げる]
…うん、了解。
その辺はアフターサービスってことで。心配な誘うって思えるように一段落するまでは、目を離さないようにしとくよ。
[救いはない>>96という言い回しには、何か引っかかりを感じたけど。気をつけるよう言われれば是非もない。自分もそのつもりだったのだし。頷いて]
…うん。
[大事無いことを。>>97ということは。大事ありえるっていうことを、神父さんは知っているのだろうかと、勘繰ってしまうけど。
たった今無神経な言い方をした手前、そのことをどう聞けばいいかと、戸惑って。けれど、続きとは、何の続きかと>>98。それで話は終わりという意味のことを言われれば、継ぐ言葉も出ない]
…ん。
ンじゃあ神父さん。またね。
ジャスティスが必要なときは是非ジャスティス急便へ。
[別れを告げるけど。いつもの宣伝文句には精彩がかけたかもしれない]
神父さん。ここに残るってさ。
[告げて。ドンファンとユーリに合流する。二人がなにごとか話していたことは、まだ知らない]
―喫茶まろん―
ちわーっす。
おっちゃん、今日はアジフライ…で…
[合流して。向かった先、中立亭こと喫茶まろんで、いつもどおりに注文しながら入り口をくぐる。けれど]
(なん で)
[そこに待っていたのは、絶対の恐怖。入ったとたん出迎えるアリアの笑顔はまぶしくて。また新しい人かー、なんて思う間もあればこそ。
―――その手には。死の恐怖さえ凌駕しうる、圧倒的な存在感が、あった。
ちょうど三人前]
( 逃げっ…
無理っ…
いや、それに…)
[即座に脳内に逃走ルートが行く筋も展開される。その中の一つを選び出し。実行に移そうとして。そして。三人前という数字が。逃げ出すことのできない理由を、何よりも雄弁に、物語っていた。
―――立ち向かわなければならない]
(どうする…どうする?)
[味もさることながら恐るべきはその熱量。珈琲だって淹れてもらってから20分くらい経ってぬるーくして飲むのがちょうどいい自分に、あの熱量はそれだけで脅威。
立ち向かうとするならば…
最大限の速度を持って。味覚も触覚もすべてを感知する以前に口を、喉を通り越し、臓腑へと収めること。それが唯一にして絶対の条件。
そして。自分には、それができるだけの能力が、あるはずだった
成 し 遂 げ ね ば な ら な い ]
…いただきますッ!
[席につくことを待つことなく、一声を上げ、行動開始]
[コンマ1秒。一枚目の皿を掴み取る]
[コンマ2秒。きっちりとよく冷やされたスプーンを手に取り、皿へと運ぶ]
[コンマ3秒。掬い取ったスプーンを口へ。味覚触覚嗅覚一切の感知を許す間もなく飲み下す]
[コンマ5秒。瞬時にすべての動作を繰り返し、一枚目の皿、完食]
[コンマ8秒。二枚目の皿、完食]
[コンマ9秒。スプーンを皿へとことりと置いて]
[1秒。すべてが。腹の中で。爆発 した]
ごめん、ゆー、あんまりおいしかったから…ゆー…の分…まで…
ゆー…は…ほかの…ほ か の !!好きなの、頼んでいいから…ね…
ドンファンくん…あと…よろし…く…
[すべてを終えて。倒れ行くその顔は、安らかに笑っていた]
[何かJJについて問われる事があったとしても、彼とさして付き合いがあったわけでもなく。精々駅前での巨大な植物(魔王城だったと知るのは遥か先)でほんの少し行動を共にしたくらいである事を正直に伝えるだろう]
何分ほとんどシャルロットと行動しているしな。
[また、コピー&ペーストについて問われても>>80]
知らんな。
此処最近で私が遭った事と言えば、カールとジャス便とシャルロットがいっぺんに暴れ出したことと…ああ、変な怪人に襲われた?か。
突然ジャンケンというものを仕掛けてくる変な奴だったが…そいつとはまた違うのか。
私はジャンケンを知らんので、花言葉を紡ごうかと指を差したんだが気に入らんかったらしい。
[それが「無敵」だと知らず、怪人が怒り狂って追いかけて来た事も一応伝える]
―花見会場―
[ユーイチとのデート…と呼ぶにはお粗末過ぎる食べ歩きを終えれば、一度別れて一人になる。今度は逃げ隠れするなよと念を押されれば苦笑せざるを得ない。恐らくはどうしようとも彼は嗅ぎつけてしまうに違いない]
たまにおるの、そういう人間が。
[無能力者、一般人。そう分類され、実際何の力も持たぬような立場でありながら、何かの一分野にだけ異常な能力を発揮する。幸福量保存の法則で言えば、彼の常態化した不幸は何かに注ぎ込まれているからこそなのだろう]
まさか我に関わりあう為の力ではあるまいし、我に関わる何かとアヤツに関わる何かが同じものであるか、深い関わりがあるのか……そんなところじゃろう。
[会場に戻れば、「まさか魔王が……」「魔王が……だと……」という動揺した声がTVを眺めている者達を中心に漏れ出してきていた。それでも構わず花見騒ぎを続ける者の方が多かったようだが……]
ふむ……かの御仁までこちらに御出でになるや否や…じゃが。
[来てくれた方が良いのだと思ったが、想像し辛い光景でもあった]
―まろん亭―
[いろいろありつつ今]
だいじょうぶか?
「だいじょうぶか!」
〈むちゃしやがって〉
《なーむー》
[3杯のカレーを食べきったカンナギの上でくるくると回る]
―異次元空間(という名の花見会場)―
[移動も終焉。
抜ける感覚に気を引き締めて、そして出でた場所は上空
下には花見会場、なんとも暢気に騒いでいて、思わず気が抜けたと同時に妙な納得もした。]
あちらもこちらも変わらぬな
[この長閑な風景と、あの世紀末な光景とを合わせて何が変わらぬというのか、余人には理解できないだろう
だが魔王にはこの桜と、彼ら死線上を舞う修羅とが同じように思えたのだ
ただ美しい。それが散ってしまうのがわかっているがゆえに更に美しく感じる、それと同じだろう。
その散っていくものに価値を見出すか見出さないかはそれぞれによるだろうけれど]
[>>111>>112
カンナギがいつもの溌剌さを欠いているのは、あの少女のせいだと直感的に察し、わずかに唇を引き結ぶ。]
自転車は、後ろには進めないのでしょう。
人も、前に進むしかないのですよ、カンナギさん。
あなたは今、神と町民に望まれている聖ヒーローなのです。
勇気をもってください。
[祝福の仕種をして、公園を去る背中を見送った。]
[なんだかんだでしばらく騒いだ後]
じじいおそい?
「おそいな!」
〈なにかあったかな?〉
《さがしにいこー!》
[実際には目の前で消えてるのだが、そんな事には気づく様子もなく、騒ぐだけ騒ぐと外へと飛び出していった。]
―喫茶まろん《中立亭》―
[アリアの手によって運ばれてきたカレー(3人前)。]
まあ、ありがとうございます。
それでは、いただきます。
[にこり、微笑み。
かつん、とスプーンが空の皿を叩く。
? と首を傾げ、カンナギに目をやると。]
……か、カンナギさんっ!?
嗚呼、そんなにお腹が空いてたなら、言ってくれれば……!
[しかし倒れた彼の安らかな表情に、その望みは成就されたのだろう、と――
十字を切り、祈りを捧げた。]
>>116
そうですよねぇ。ほとんど一緒に行動してたから、JJさんの行方もコピー&ペーストって言う怪人も全く手掛かりなしですよねぇ。
まずは、その怪人の手掛かりを探すところから始めないといけないみたいですねぇ。
―花見空間―
いじげん?なんじゃね、それは?
[トメ子>>+59の説明を受けて、きょとりとした顔になる。
が、すぐに、魔王城に出かける前届いた手紙のことを思い出した。]
おお、そういえば、トメちゃんからこんな手紙ももらっとったのぅ。
[出てきたのは、ヒーロー教会からの通達という名の、トメ子からの手紙。ついでに、じゃんけん小僧にもらった、「まじかる☆るーこ」のキラカード。
小箱の方は、もう無い。]
[それから、気絶した信徒を介抱したり、カンナギの紹介をしたり。]
あの方が、聖ヒーローに序列される予定のカンナギさんです。
町であったら、ちゃんと挨拶をしましょう。
それと、黒服の男性の方は、異端ヒーローのドンファンさんです。
「神は不要」と述べてイコンを突き返したのを見たでしょう。
関わりあいにならないよう、気をつけてください。
[突き返したのか? と首を傾げる信徒もいないではないが、その場の雰囲気に飲まれて相づちを打つ。
カンナギの応援ソングを作ることや、アニュエラの店に聖ヒーロー横断幕を発注することなどを決議して、集会は解散となった。]
―中立亭―
店主殿、只今戻りました・・・ぞ?
[いい加減学んだのか、やかましくない程度の勢いで店内へと踏み入るとそこには・・・悪魔の名を冠した食物が待っていた]
(なん・・・だと・・・!?)
[出迎える女性―――アリアは天使のような笑顔と手つきでこちらを誘っており、その頭上を飛び回るナニカは祝福するかのように賑やかで・・・]
カンナギ殿、あれこそが我々に課せられた試練・・・参りましょう・・・!
[そして彼等は死地に赴く戦士のように歩を進めた]
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