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─数十分後─
さてと。
[しばらく家族と宴席を囲んでいたが、ビールの缶が空いたのをきっかけに立ち上がる。]
なんかお世話になった人が結構こっち来てるっぽいからさー、探してくる。
父さんは一升瓶二本以上空けたら駄目だからな。母さん、マイクは一曲歌ったらちゃんと次の人にまわしてね?
んじゃ、ユウナ、あとは頼んだ!
[右手に缶ビールを、左手に焼き鳥を2(10)本装備し、たこ焼きのビニール袋を片手に提げて<<爆裂正義団 ドンファン>>のお面を装着した姿で、颯爽と(と思っているのは本人だけだが)花見会場に繰り出した。]
[見つけたのは、花の種。
綺麗なまま残る種を見つければ拾い上げて]
こんな所に、花…?
[首を傾げて]
[そんな時だったか、怪人の声が上がったのは]
『手伝って下さっとる御仁、これを見てくだされー!』
[怪人の声を聞き、その方向へ向かう]
なんかここ最近人捜しばっかりしてる気がするなー。
[呟きながら、左手のフランクフルトを囓る。焼き鳥はもうすっかり食べ終えて、串はもちろんゴミ箱の中だ。]
こっちに居るらしいのはー、JJとー、エルちゃんとー、あと誰だ?
[バイク怪人がいれば高いところから探せるのに、などと思う辺り、怪人使いは相当に荒い。]
……ん?
[その時ふと、視界に入った少女が気にかかった。知らない相手のはずなのに、何故かその瞳に見覚えがあるような気がして。]
……なあ、これ食べない?
[気がついたら、持っていたたこ焼きのパックを差し出していた。]
―花見会場―
[会場へ戻れば再び酔っ払いだらけの騒ぎの渦]
『屋台まであるがどういう原理なのじゃろうな』
[深く考えたこともなく、気にしたこともなかった。そこへ]
「……なあ、これ食べない?」
[と、急にたこ焼きのパックを差し出されれば]
え、ああ。ありg
[下手に断るより愛想良く応じるかと思った時、相手の顔を見れば]
【丁なら表情に出る。+半+半なら即座に隠す】
[其方に向かえば、怪人に声を掛けて]
何か見つかりましたか!?
[問えば、怪人は手に光の球体を持って居て
これを、と言わんばかりに差し出してみせたろう]
『光が膨らんだ時、おうなあ殿は何かを見つけてた様でな。…光っておるし、これを見つけたのではないかと思うのだ、どうでござろうか
これが此処に落ちとると言う事は、おうなあ殿はこの辺りに居るんじゃろう。』
[差し出した光の球体をおくと、その場を探し始めようと、立ち上がる怪人
怪人に続く様に、腰を上げようとした、その時]
[球体が眩いばかりの光を発し、...はその光に、目を閉じた。
目を開けば、其処に居たはずの怪人が消えていて]
──これが、異次元テクノロジィ……?
[呟いた言葉は誰に届くでもなく、ただ、その場を風が吹き抜けて行く]
[店内に戻ると、グラジオラスに謎の機械を見せられる。機械そのものには、心当たりは無かったが…]
詳しい事はわかりませんが、たぶん異次元テクノロジィに関わる何かだと思います。
[続きは出来るだけ他の人に聞かれないように小声で話す。]
奥でトゲヤマさんに確認して来たのですが、マスターさんが消えた原因は異次元テクノロジィに間違いないようです。
だけど、マスターさんがテクノロジィの使い手では無いと言うこともわかりました。
そういえば、出発前に宅急便が届いていました。(>>4:92)
それが何か関係しているのかも知れません。
え、ああ……あら、ありがとう坊や。
[相手が自分がどんな風に見えていたか。妙齢の女性か、中年の女性か、何にせよ以前あった風貌とは異なる姿であるのは確信している]
ここは賑やかね。
楽しめるだけ楽しむといいと思うわよ。
[と、笑顔で応対。一口食べれば「うん、美味しい。ありがとう」と挨拶して立ち去ろうとするだろう]
[...は迷っていた]
…触ったら、間違いなく怪人さんの二の舞になる。
[それだけは、ほぼ確定的に明らかだったから]
見つけたのに回収出来ない、ってのもなあ……。
[付近に落ちている銃は…]
[+表+ 表:気付いた 裏:気付いていない]
/*
まあ何か困ったら時間軸の落ちる直前何かしたのか。
それともこっちから何かしたってことにでもしよう
とはいえ墓いった以上あまりでしゃばるつもりはないので気にせずに。
じゃあ寝る。*おやすみ*
あ、いや、その。
[目の前の人物は、小学生の妹と同じくらいの年頃に見えていたけれど。大人のような口調で答えられれば、見誤ったか、とちょっと申し訳なくなる。ここジンロウ町では怪人だったり精霊だったり魔女だったり、見た目と実年齢が違う人物は多すぎるから、日常茶飯事ではあるのだけれど。]
あのさ!
[相手が立ち去ろうとすれば、慌てて引き留める。]
どっかで、会ったこと無い?
[言ってから、これじゃナンパの常套句じゃないかトラブラーじゃあるまいし、と自分で突っ込んでみるけれど。このまま立ち去らせる気にはならなかった。]
何…これがいじげんてくのろGに関係する物だと!?
素手で触って平気なのか、これは!
[異次元テクノロジィに関わる何かと聞けば、ぱっと機械から手を離して手を激しく振っている]
トゲトゲの奴は何と…ふむ。
という事は、いじげんてくのろGが使われた時はあの派手な光が発生するのだな?ならば解り易い。
…しかし、何故爺さんがそれを使用していないと分かったんだ?自分で消える理由がないから、とかか?
[自分も小声になり、身を屈めてトゲヤマからの報告内容を確認する。何故それらが分かるのかは気になる所]
[>>42の言葉を受ければ少しだけ、怯むかもしれないがそれも一瞬]
くすくすくす、おにーさん。
そーゆーのはダァメですよ♪
[ニコニコ笑って、鼻先をちょんと指で突っつく]
ここは立場やしがらみを離れたただの花見会場ですけど、
節度は保ちましょうね。
たこ焼き、ご馳走様。
[あくまで軽いナンパをあしらうという態度を崩さず、強いて止められない限りは人込みの中へ]
節度、って……いやその、ナンパとかじゃなくてさ! えーとその!!
[言葉が見つからないまま──なにせ自分自身どうして彼女が気になったのかわからないのだ──あたふたしているうちに、彼女は手を振って歩き出す。その背が人混みに消える瞬間……]
──エルちゃん!!
[その名前が出てきたのは、ほぼ無意識だった。]
[見つけた銃を手に取り]
魔銃…?
弾も入ってるみたいだけれど、何でこんな所に。
[殺風景なその場に転がっていた、その場らしくない、銃
そのノズルには]
[+表+ 表:明家計画 裏:TECAR]
[ご丁寧な事に、組織名のロゴが刻まれていた事だろう。
それはアニュエラから聞いた、テクノロジィに関連しているだろう、組織の名前]
何かしら、関係はありそう…かな。
[花の種と拳銃を手に、支部に戻る心算で
途中で携帯に連絡があれば、そのままの足で、急いで喫茶まろんに向かったかもしれない**]
>>19
[そのまま小声でひそひそ。おねーさんとだから、他の人に見られてもそんなに怪しくないよね。]
テクノロジィが発動した瞬間と、テクノロジィの使い手がこの町にいるかどうかは、センサーが反応して調べられるらしいです。
そのセンサーで調べた結果で、マスターさんは使い手じゃないとわかったそうです。
ちなみに、これまでに1人この町からいなくなった事は確認出来ましたが、その他にも使い手はいるようで、あと2人くらいこの町に残っているそうです。
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