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[それと、念のため、昨日埋め込んだウイルス(削除済み)の他に、リヒターに『時限』ウイルスを挿入しておく。現在はウイルスとして認識されない程度の]
[節電モードに移行します]
ん…。
あ、朝か…[昼です]
リヒター…。
[ICUに目をやる…まだ固定されているのを確認し、安堵…しかし、意識が戻ったらしいことは確認]
もうちょっと、なんとかしなきゃ…かも…。
[メンテナンスロボに指示して、リヒターの回線を簡単にショートさせる。
これで、夕方くらいまではおとなしくしているだろうか…。
リヒターがショート回線を自己修復するまで、あと720(10000)秒]
[リヒターが再び目覚めたのは、白い壁に囲まれた部屋。ICUの中のようだ]
・・・おい。
まずは充電を要求する。
[虜囚となっているのに、相変わらずの偉そうな態度で、どこかで聞いているかもしれない誰かに、呼びかけた。
ボカロが誰もいなかったとしても、管理プログラムは聞いているだろう。後ほど、プログラムがボカロたちに教えるかもしれない]
俺を壊さず、捕縛だけしているということは、何か聞きたいことでもあるのだろう。
山派のケーブルでは、接続口の型が合わん。
俺の部屋へ連れて行くか、俺の部屋から変換器を持ってこい。
[とりあえず、リヒターには充電変換器は渡さない方向で、ルラが来るまで待っているつもりで。低電圧状態で少し苦しむくらいがいいとか思ってみる...]
>>4:119
―自室・回想―
[充電しながら二人のメモリーデータを同期させる。
先ほど倒れたベルに負担をかけたくないため今日は行わないつもりだったのだが、ベルに頼まれれば嫌とは言えず。
起動はしたまま、心配そうにベルの横顔を見つめていたが]
…、…
[やがて、彼女に表面上の変化を見つけられ無そうだと区切ると、見つめることを止め瞳を閉じた。
メンテナンスモードのベルの記憶深くへと潜り込む。
折角なのだ、彼女の中の不具合の原因を探ろうとするだろう]
[途中、ベルが部屋を出たのに気付かなかった。
ベルが同期を一方的に中断し、ケーブルを抜いたのが原因だろうか。
ルラは、目覚めない――]
―自室―
[自分の中にコピーしたベルの音声データに潜りながら――夢を、見ていた。]
[ボーカロイドは夢を見るのか?
まるで破れた絵本のような、セピア色に色あせた断片的な映画のような。]
[まるで別人のように狂ったリヒト。
彼に唇を奪われたベル。
ベルを庇い護る様に抱きかかえるGAI。]
[ルラには判らなかったが、メモリーデータに流れてくるそれの正体は、サーティの通信障害によるものだろう、無作為に共鳴者の通信に流れ出したベルの体験していた実際の事柄の一部分だった。]
[どくん、あるはずのない心臓が大きく鼓動する感覚と共に目が覚める――閉じたカーテンの隙間から差し込む光は、もう既に昼と呼べる時間であることを示していた]
―自室―
[2人だったはずの部屋にベルの姿は無く、一枚のメモが残されていた。]
[メンテナンスルームに居ます]
…、……
[しばらくその文字を見つめていたが、やがて無言のままメモを握りつぶす。
ベルは本格的に不具合を起こしてしまった?それならば自分を起こさない理由は?
そんな疑問を抱きつつ、身支度を整えて、メンテナンスルームへと向かう]
―メンテナンスルーム―
……ベルちゃん…!
[到着すると、すぐに扉を開ける。
ベルの姿を目にすれば、彼女の無事を確かめるように駆け寄り抱きしめた]
[手に持っているケーブルも、繋がれたリヒトも、ルラの目には入っていない]
ルラさん!
[抱きしめ返す]
怖かった…。怖かったの…。
でも、ルラさんに同じ思いしてほしくなくって…メモだけおいてきて…。
今は、大丈夫、あいつ[と、リヒターを指さして]縛り付けてるし、充電されてないから、力は出せないはずだから。
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