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さい殿が「さい殿の唄」を見つけたのならよかったのじゃ。
今度一緒に唄おう……もう唄を紡ぐ体は残っておらぬが。
でーだだけでも会わせられぬかな。
[XIの答えに肉体が残っていたら猫耳をひくひくさせて大喜びをしたであろう。その後のELEVENの返答には]
名前がないじゃと?
それでは不便じゃろう。何かつけたらどうじゃ?
お主を呼ぶ時に困る。
しかし、二人に同時に喋るな。聞き取りづらい。
「黒」とは誰じゃ、ってりひとって――えええええっ!
[現実の世界に意識をやれば、丁度>>33のシーン。ズキュゥゥゥン!!という効果音が聞こえたような気がしたが...には耳が無いのでそんなはずはなかった]
ひヒッ
なんだ、まだけっこーやれそーじゃぁないか
ひっひ
まーいい
まーいーさどーせほかにすることがあるじゃなし
ひひゃっひゃひゃひゃ
[途中、リヒトが顔を覗かせればそんなことを呟いて。それでも道行きが止まるわけでなし**]
[リヒトの搾り出すような声が聞こえる。
彼の顔を一瞬見て、…軽く首を縦に振った]
っ!
[痛めつけられた身体を必死に動かして、壁際に倒れているベルを抱えあげた]
ソヨ!ベルは確保した。
[ソヨに向かって叫びながら、入り口に向かって移動する]
『あーあ。無茶やり過ぎよ、アタシ…これはもう終わりかもね…』
[内心で勝算のなさにげんなりしていたが]
リヒト!?
[だが突如として、今までの彼の表情と口調に戻ったリヒトを見て構えを解く]
え? あ? ええっ!?
アタシ、え、ええと…GAIくん。
こういう場合、皆を連れて一目散に逃げるのが正解?
で、でもなんかその選択って…
でもでも、そういう事言うと
相手の想いを無駄にする展開とかあったりしちゃったりして…
え? え? ええーこまるー!
[先ほどまでの啖呵が嘘のようにわたわたと慌てだし、この期に及んでGAIに救いの目を求めるが、応じてくれるだろうか]
[意識の裏に追いやられたリヒターが、怒り狂っているのが分かる。
リヒターはすぐに、リヒトの消去プログラムを起動することだろう。
『自分は山派ボカロだ』と信じ込み、それによってリヒターを守る為に作られた、リヒト。しかし、それは海派にとっては諸刃の刃。
だから用意されていた、リヒトを完全に消去する為のプログラム。
昨日は・・・起動直前で、それを逆に相手に仕掛けることが出来たが・・・あんな偶然はもう二度と起きない。
なぜなら・・・自分は所詮、仮初の存在なのだから]
[電子データの寄せ集め、整理されているもの、そうでないものが保存されたデータバンクから、ヨルは図書室での様子をじっと見ていた]
(・・・・・・そ、れ が・・・)
(それが・・・海派のやり方なのか!)
(キャラクターボーカルと名付けながら・・・ボーカロイドを蔑ろにし、辱める・・・それが、)
(海派なのか!!)
[RICHTERと呼ばれる、おそらく海派によって上書きされた人格への怒りのあまり、ヨルの思考が煮え立つように火花を散らした]
[――だが・・・怒りの言葉は出ない、否、「音」にならなかった。
文字だけが、データの海を泳いでいく]
GAI、さん・・・すみません・・・。
ベルさんにも・・・謝って・・・許されることではありませんが・・・・、すみませんと・・・。
僕の命で・・・お詫びしますから。
[どうすればいいかは、分かっている。ソヨが教えてくれた。
図書室の奥の扉。特殊技能棟の屋上へ、登るための非常階段。そこを目指しながらリヒトは、いつもの口癖どおり、ひたすらに謝る]
[そして、最後に、ソヨに視線を向けて、ふっと微笑み]
馬鹿言うな!
このまま戦う方が、あいつの、リヒトの想いをムダにするだろうが!
[慌てるソヨに、思わず声を荒立てる]
悔しいけど、今の状況じゃ俺も足手まとい…ベルも居る…
お前さん一人で戦えるのか!
草食系男子筆頭のへたれと思っていたあの独音殿が、妖音殿に無理矢理接吻などを……なんたること…「男は狼」とは本当じゃったのか…
[などと頓珍漢で酷い感想を述べていると、XIから正確な説明をうけた]
独音殿が「蝙蝠」…お主も「蝙蝠」…
「唇から情報を吸い出せる」って、――あの時!!
[遅まきながら思い当たる節に至り。体が会ったら思わず唇を押さえただろう**]
ひとつだけ・・・リヒターに、感謝しなければならないことがあるんです。
これも、他人から奪ったもので・・・やっぱり、キレイな能力じゃないんですが。でも・・・。
リヒターは、僕に「感情」を教えてくれました・・・。
僕は貴女が好きです。ソヨさん。
疑う時も、信じるときも、まっすぐな貴女が、僕にはとてもまぶしかった。
貴女のような強さが欲しかった。
貴女の努力を、見ていたかった。
いままでありがとうございます。
だから、
「気にしないで」
[それを言い終えると、背を向けて非常扉を押し開け、非常階段に飛び出した]
え、ちょっと…待って、それって――
え、ええ――リヒト…
[追うべきではなかったし、自分でもわかっていた。のに、自然と脚はリヒトの方へ、彼が消えた非常階段へと向かって駆け出していく]
リヒト!!
[理屈じゃない。彼を、追う――]
[無力感と怒りがないまぜになった感情が流れる]
ショウ……まったく自分を傷つけやがって。そんなんされてもこっちは嬉しくねーんだゼ。
自分を許せよ……。
いや、サイもリヒトもソヨもベルもGAIもストもスヤもヨルもシャトもルラもサーティも皆、自分以外を優先してやがる。
悲しいゼ。悲しすぎるゼ**
そんな無茶を…
ええ。見ました。検査の結果。間違いなくコードネーム人狼。…楽譜の読めないボーカロイドだと。
[桜の木を殴ったと聞けば溜息と共にそう答えて]
関係ない…ですか。
[皆をバクの居る桜の木まで運びながら関係ないと謂ったショウを見る]
確かに、そうですよね。楽譜が読めないからって、僕たちがボーカロイドである事には変わりはないわけですし…
まあ、バクさんを人狼だと判断した僕が謂えた事ではないですけれど。
[話しながらも皆を運び終わると、ひらひらと舞い散る桜を見上げる]
[カン、カン、カン・・・!
鉄製の非常階段は、耳障りな足音がする。
消去が始まる。古いデータから消えていく。
査定を前に、緊張した日々。本部から送られてきたメール]
Siehe, ich sage Euch ein Geheimnis・・・
[私は今、あなた方に真実を告げましょう]
[非常階段を上がりながら、口をつくのは、ブラームスのドイツ・レクイエム]
[ソヨへの告白を終え、リヒトが非常階段へと飛び出していくのを見送った。
そして、それを追いかけるソヨ。
もう、自分には入り込めない世界]
…………
[今はただ、腕の中のベルを抱え、身体を引きずりながらも中庭に向かうだろう]
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