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[やがて身を離せば、二つの紅榴石を見遣る。
死ぬことを望んでいた女を思えば、滅してやるべきなのだろうか。
美しい赤を「紅霞」で貫く。壊れることはない。
音もなく、溶けるようにその境界を失う]
(アシュレイ――もうしばらく、傍にいてくれ)
[刀が一瞬、新たな鼓動を一つ刻むように瞬く。
刀を戻せば――傷一つない元の紅榴石。
いま一つの心臓と共に相棒に渡す。前で戦う彼が持つわけにもいかない]
預かっていてくれ。
この戦いが終わったら――"弔って"やろう。
[ジェフの口から、封魔の技の事が告げられる。
見開かれる琥珀、一瞬灯った期待の色に小さく息をのんだ。
封魔の技を耳にした時、思い浮かんだのはナバールの事。
彼女自身は、その技で彼を救えたらと思ったが、彼がヒトに戻されるを良しとするかが、わからなかったから、話を聞いた後も周囲に何も言えずにいた。]
[よかった、と小さく呟いた声は誰にも聞こえない程小さなものだっただろう。
じわりと血の瞳が熱を持つ。
無言で抵抗する彼の身体にロープを巻いてゆく。
止血している暇は無かった。
その間にも、彼女の首筋からは鮮やかな赤が流れていた。]
[彼を縛り上げると首を止血し、アルベルトの元へと向かう。
ナバールが歩ける様であれば、妨害しようとする吸血鬼が現れないか警戒の目を周囲に向けつつ、道を急ぐ。
抵抗にあうようであれば、ジェフが彼を担ぎあげただろう。
徐々に塞がってゆく彼の傷を目の当たりにし、本当にヒトでは無くなってしまったのだと、痛烈に感じる。
彼に付けられた、首筋の痕の痛みがそれを強めた。]
― 地下一階:大扉 ―
[上層へと続く、長い階段を上る事は、ジェフが彼を担ぎあげていたようならとてつもない体力を要しただろう。
ジェフが求めれば、力を貸しながらゆっくりと階段をのぼってゆく。
一段一段とのぼってゆくにつれ、闇が薄くなる。
何処に居ても、危険が及ぶことには変わりないのだが、闇が薄くなるだけでもヒトの世界に近付いている様に感じた。]
メイド シンデレラは、ここまで読んだ。 ( b9 )
― B2で ―
[呼んでも呼んでもシェリーの応えはなく。
迷路内で探索の手までに人を割けない――二人しかいないのだから]
どこへ行った…?
[物陰に血の痕はなかった]
― B1:大扉へ ―
[もがく吸血鬼の動きは合目的的なものでなく、縛り上げることは出来た。
力任せにロープを千切ろうとする手足には、自分の縄も加えて強固に緊縛し、ついで首にかけた縄を後ろ手の両手首と繋いで抵抗を制限してあったが。
それでも人一人分の重さに足掻きを加えれば、階段を上がる苦行にもう殺してやろうかと何度も思う。
攻撃的になっているのは、どちらかと言えば吸血鬼自身ではなく、色々な状況に対する苛立ちによるもの、
呼吸と精神を落ち着かせようと努めながら、横から力を貸してくれるアレクトーへ小さく声をかけた]
アレクトー、援護が間に合わず済まなかった
痛むか…?
[止血された首元へ、視線を流して]
―B1、水場―
[アシュレイとの戦いの後、相棒の体温が戻るのを待って、水場へと戻る。
格闘での傷は、女の武器がその身であった為、見た目からは伺い知ることはできない。
しかし、各所に残る返り血の跡を見れば、戦いの後であることは知れただろう。
相棒に傷の手当を受け、しばし体を休めていた。]
[階段をのぼる途中、ジェフからかけられた言葉には小さく首を振った。]
我慢できない程のものじゃ…
[強がって言う顔は、少し苦いものだったかも知れない。
ずきずきと、熱を帯びて、疼く。]
白蛇式に、殴られた方が余程効く。
[振り払う様に冗談を言った。
口内を舌で探る。]
幸い、牙は、生えてないみたい。
― B1・水場 ―
[大扉を越え、水場へ。
誰もいなくても、キャンプに近寄れば鈴で呼ぶことが出来る、そう聞かされていた。
どこか肌に柔らかい湿り気を帯びたその部屋で、肩の荷物を床へと転がす]
ナバールだ――頼めるか
[そちらも争いがあったと知れる忠興の姿に、左目を細める。
告げる声がなくとも、見れば状況は伝わっただろう]
[壁に背をつけ、刀を抱えるようにして座り、じっと瞑目していたが。眠ってはいない。
ただ静かに、丹田に力を集めるかのように呼吸を繰り返して。体力の回復を待っている。
階下から"穢れた"気配を持つものが近づけば、"鈴"が接近する者を知らせるよりも早く、刀が僅か反応を見せる。
目を開いて、扉の方を見遣った]
[背に回された腕が、布地越しに戦いの高揚のひいた忠興自身の温度を伝えてくる。
未遂に終わった「封印」に消耗した身熱を分け与えとしてくれているのだ。
これまでにも──そうしてくれたように。
思いやりの気持ち、差し伸べられる手、そういったものが闇の冷たさを和らげてくれる。
何よりも強く。]
[やがて、二人の温度はひとつになった。
再び行動の時が来る。
渡された二色の紅榴石をウエストポーチに納め、「戦いの先」を語る忠興に小さく頷いた。]
── 参りましょう。
(ナバール……アレクトーの言っていた者か)
[>>65やがて男が姿を現せば、目だけで挨拶を交わし。階段下で聞いた話を思い出した。]
ああ……アルベルト、できるか?
[先程使いかけた能力――体力を確認するように相棒を見遣る]
── 水場 ──
[ジェフとアレクトーが連れてきたのはまだ会ったことのない青年だった。]
吸血鬼を生け捕りにするなど──大変な苦労でしたでしょうに。
連れてきてくれたことに感謝します。
[激しい戦いの跡はまざまざと、アレクトーの首筋には特徴的な傷痕も見える。
ジェフも無事とは言えぬ姿だ。]
噛まれたのですね …!
ここには薬もありますから、せめて手当をしてください。
[水を汲んで火にかけておいてから、ナバールと紹介された吸血鬼に向き直る。]
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