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[走れたのも一時のみ、直ぐに数歩進んでは壁に寄りかかる牛歩移動となってしまう。無理に上体を前へと倒し、引き摺る様に動けば、壁に赤い筋が引かれて行く。
此処は何処の車両だろうか。2号車か3号車か、それとも。
後部車両を訪れたのは初めてのこと、方向が分からない。耳を欹て、声が近くなる方向へと歩みを進めた。
その場所に辿り着いた時、ダニールは既に到着しているだろうか。サーシャがユーリーの腕に押さえ込まれていることに、一先ず安堵の息を漏らした。]
……遅れた。
まだ、サーシャは誰も殺してねー…よ、な。
[周囲に素早く目を走らせる。]
/*今更ながら、地図を読み間違っていて、デッキと食堂車の間をテレポートしていたようになってしまってましたOrz
食堂車の隣がデッキだと思ったんだよぉーごめんよぉ〜
エピでお話したい事。
シリアスRP村におけるランダム。
アンカーの多用。
審問のRP村黎明期からの身としてはどちらも余り馴染みが無いので、<<現在>>の流行なのかどうなのか。
それにしても。
カップルは爆発しろ……!\(^o^)/
いや……ようやく到着のようだ。
さて、と。
[ベルナルトが到着したのを見計らったように、鍵を開け、扉を開ける。右手は羊のパペットですっぽり隠れていて、左手には何も握られていない。腕の包帯には血が滲んでいる。]
嗚呼――……
羨ましい。
逢いたい、わ……貴方……。
[銃器を操る髭面を想い出し、切なく溜息を零して桃色の空気を醸し出す二人を見遣る。]
なぁ、扉の向こうのアイツは、もう1人の狼様だぞ…?
それとも、お前にとっては、やはり…かつての、1人だけだったという事か…?
―――……
[生々しい刃傷の残るドアがある。
ナイフで滅多刺しにされたのだろうか。
サーシャの手にナイフが握られた儘であることに気づけば、表情は険しいものとなる。]
……っ。
[ノックしようと腕を上げれば、それより先に開かれる扉。]
カチューシャ?
[意表を突かれ一瞬静止した後、無事な姿を見れば駆け寄って膝を付く。]
………無事か。
人狼に。それに、サーシャに何処もやられてねぇか。
[血の滲む包帯を見れば少し瞳を細めるが、見た目では深い傷でないと判断し、今度こそ本当に安堵の息を吐いた。]
…あぁ、サーシャはこうして俺が押さえ込んで…
[目の前の扉が開かれた。姿を現したのは…あれは誰だろう。少なくとも、…の腕の中で顔を赤らめた少女とは、違う者のように感じた]
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