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[止めようとされても、ナイフをかざし走り抜けただろう。傷が増えようとも、足が動く限りは止まらず。]
カチューシャっ、出てこい! カチューシャっ……!!
[名前だけを呼ぶのは先ほどと同じ。探す。走る。よろけて壁にぶつかる。立ち上がる。
食堂車に駆け込めば、先ほどと同じ問いを繰り返して。洗い場の果物ナイフをひっつかむ。
一直線に。向かうは後部車両。]
[何かを感じたのか、再び食堂車の方へと振り返る。左手で髪を軽く撫で上げると、丁度その車両の中央に位置するドアを開け、中を確認した。
薄いドアだ。蹴破る事も可能だろう。しかし、一応鍵は掛かる。
それを確認すると、開いたドアに寄りかかるようにして、誰かが来るのを待った。]
[ドアを開ける。椅子を蹴り飛ばす。辺りを見回しまた進む。
何度繰り返しただろう? ドアの向こうの低い位置、金色の髪が揺れるのが見えた。]
よくも、ロランを、ロランをっ!!
[声は意味をなす言葉になっていただろうか? 痛みも目眩も、全てが怒りに塗りつぶされた。]
[そして、表の喧騒を見ている。]
サーシャが、怒っている。
カチューシャは、
あいつだったんだな。
[ジョーカーと呼ばれる女のことを思い出す。]
[それを見ると待っていた、と云わんばかりに薄く笑い。部屋の中に入ると、鍵を閉めた。
明らかに前方車両とは金の掛けられ方が違い、扉の強度に不安が在る。
逆上した少年相手に、一体どれだけ持つだろうか。
薄いドア越しに刺されてはたまらないと距離を取り、左手で包帯の巻かれた喉を軽く撫で上げる。]
―少し前。一等車両、自室―
ん、ふむ?
[ベッドから立ち上がり、背中でアナスタシアの言葉を聞いている。
>>+3 「優しい」と評され返して、微かに片眉を上げた。
これまでの人生において彼の場合、端目に人に優しく接する行為は大抵打算から来る物だったので。
自分の言葉を思い出して、そこに後ろ暗い物がないのに、少し安堵する。]
[勢いよく、目の前のドアが閉まる。
ガッ、と、ドアにナイフが刺さる音。]
っ……!!
[抜けない。焦る。両手をかける。抜けた反動で後ろに倒れ、頭をぶつける。]
カチューシャぁっ!!
[もう一度、もう一度、振り下ろされ続けるナイフ。がんがんと蹴られるドア。
……薄いとはいえ、果物ナイフには荷が重いドア。破られるまでは、まだ時間がかかるだろう**]
[しばらくそうしていてから、新たにこちらへやってきた魂の気配に、今度は突然血相を変え、部屋から駆け出した。]
くぉの!おおかみーーー!!
よくも、よくも僕を、僕をカルパッチョにしてくれましたねぇぇぇ〜〜!!
このっこのっ!こうしてやるですよ!!
[目指す相手はすぐに見つかることだろう。
ガッとミハイルの腕を掴むと、かじかじとかじりついた。
もはや毛ほどのダメージを与える物とも思えないが、これぐらいはさせてもらわないと気がすまない。]
[ナイフが扉を貫くのを見ながら、扉の向こうへと話しかける。]
やあ、サーシャ。
御機嫌いかがかな?
どうやら向こうでは、ミハイルとロランが死んだようだね。痛ましい事だ。
君は、人を殺したり仲間を殺された経験は在るかな?
私は先程、両方経験したよ。折角ミハイルと、愉しい愉しい茶番を愉しんで居たのになぁ?
[果たして、その言葉が逆上しているサーシャに届くのか。そんな事は気にした様子が無く、一方的に語りかける。]
>>+19
ああ?
[何か来て腕に噛み付いてきた。]
だー、いでっ
なにすんだ。このオッサン
[というか霊体なのに、痛いというのが意外だったが]
…こ…コホン。
[少し気が紛れたのと、ロランの気配に気づいてミハイルの手を離した。]
あ…ああ、あなたは…。
[女性だったのか、とロランに目だけで告げて、ミハイルの言葉>>+16に、先ほど感じた悲痛な叫びを思い出す。]
カルパッチョっていってもよぉ。
男として大事なところはちゃんと残してやってんだから、まぁ、いいだろ。
[そして、どうでもいいことを言った。]
>>+20 痛い?痛いですか?
[不思議と痛がるミハイルを横目でちらりと眺める。]
まあ、いずれ僕もディナーにしてきた鶏や豚からかじられるでしょうから、勘弁しなさい。
[>>+22 そうか、それは「再生の日」を迎えるにあたっては重要な事だ、とどうでもいいことに真面目に頷く。]
それより―
[と列車内での出来事に目を向ける。]
あなたに聞きたいことは山ほどありますが―、今はまずすべき事ができました。
あのカチューシャさんは、カチューシャさんではない、と。
と、すると、僕を刺したのは―…。
[額を押さえて溜息をつく。]
[誰かがサーシャへと近付いたら、黙ろうと。扉の向こう側の様子を伺いつつ]
そう云えば君も、先程私と全く同じ体験をしたんだっけか。
イヴァンとか云う男を殺し、ロランとか云う女を殺された。自分で味わって、ようやく解ったよ。ずっと不思議に思ってたんだ。人狼は何もして無いのに、どうして死体が増えるのかってね。
何にせよ、君と私は似たような体験をした、似た者同士と云う訳だね?
[その言葉に、より一層激しい怨嗟の声が聞こえて来る。]
ははははは、そう怒るなよ。
私は君の大事な大事なおおかみさまの、仇を取ってやったのだぞ?
[愉しそうに。実に愉しそうに、扉の向こうのサーシャへと話しかける。]
まだあの小さなレディは、へッドボードの裏で震えているのですねぇ。
羊の皮を被った狼なんて、洒落が効き過ぎじゃあありませんか。
[もう手元に、少女を笑わせるためのパペットはないけれど。
それでも、一つ溜息をつくと少女の気配を求めてミハイルとロランに背を向けた。]*
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