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[最後に見たおたおたとした背中を、ちらと思う。]
……逃げ切れたかな、あいつ。
[小さく呟いて、サーシャの消えた暗がりを見詰める。
応急手当について確認をされれば、傍の男に小さく頷きを返した。]
ああ、今は……いい。
悪い。助かる。
血で服汚しちまったら済まね。
[差し出された腕は、短く礼を言い有難く借りることにして、ダニールの肩に支えられながら食堂の方へと歩き出した。**]
/*
気になってたんだけど、まだアナスタシアの死亡を知らないんだよな…
サンドラおば…いや、おねーさんを助けに行きたいとこなんだが、デッキ付近に居たんだっけか。と、遠い な…!
>エーテル
[自分の傍に居る彼女を見上げる。
泣き子をあやすように、抱きしめていてくれているだろうか。
首を伸ばし、その柔らかな唇に口付ける。
彼女が起きていて拒まれたなら、「じゃあまた今度」と笑みを見せるだろう]
…ん、やはりこのままここに居るのは…。
いや、死体のないここにずっといたいけど。
他の人も心配だから。
…無事を確認しよう。
[身を起こし、手洗い用の水で顔を洗う。
ふかふかのタオルを片手で抱えられるだけ持つ]
>エーテル
エーテルは……一緒に行くかい?
[勿論来ては欲しいけど。彼女にはこのまま、ここで閉じこもって貰うのも良いかも知れないと思ったから。
行くと言うのなら。手を差し延べる。
行かないと言うのなら。僅かに寂しそうな表情を浮かべた後、「うん、ここに居て。あ、鍵はかけるんだよ?何かあったら俺を呼んで」と言い残す。]
-特等室→一等車両-
ぅ…
[先程よりも濃い血の臭いと、冷え冷えとした空気に、思わず身を強張らせる。
止まる脚を叩き、早速タオルで鼻と口元を被った]
早く、食堂車の中に……
[足速に、通路を進む。
シュテの部屋も、シャノの部屋も、ロランの部屋も……。
中を覗き見る事はせず−否、出来なかったのだ−ただ前を向いて歩く]
ぁ…
[気付けば向こうに……<<放蕩息子 ベルナルト>>(*エーテルなら振り直し)の姿を見つけた]
俺はさ。
ジョーカーから、スリーが狼だと
そう教えても良いんじゃないかと思ったよ
[シュテにかけられた赤いシーツ。
シャノにかけられたシーツの赤い点。
壊れた扉の先に見えた、ミハイルの血に染まった背中。
赤いものを何故無視するのかと、喉が渇きを訴える。
……ロランを食べたら、怒り狂って生き返るかな?]
>ベルナルト&ダニール
……ぁ、確か……
ベルナルト!
[その背中に声をかけた。傍らに居るのは、ダニールか]
あぁ、無事……じゃないよね!?
[近寄るが、彼の怪我を認めると、ひぃとたじろいだ]
…ちょうど良いぜ、ここにタオルがあるから。
少しはタシになるだろうか。
それと、………一体、この数時間で何が…??**
−一等車両・個室−
[サーシャが部屋から出ていくのを黙って見送る。
彼がなんのために出ていったかおおよその見当はついたけれど、止めようとも後を追おうともしなかった。]
間に合わなくてごめんなさいね。
頼まれたのに。
[ロランの亡きがらに近づき、銃創を確認する。
腹部に一発。貫通はしてないようだ。
どちみち自分では簡単な応急処置しかできない。]
わからないな…。
[何故彼は彼女を襲わなかったのだろう?
何故彼は彼女を助けようとしたのだろう?]
皆殺しとか、俺の獲物だとか、
人間はただの餌だとか言ってたのにね?
[目の前で人が死ぬのが嫌なのは、
無力な自分を思い知らされるからで。
サーシャみたいに誰かのために
あれほど泣くことはもうできないだろう。]
[そもそも出会ってまもない相手に、
そこまで執着できること自体が理解できない。
ミハイルを一瞥する。
一応人の形を取っているが、
今着ている服には銃創がない。
それまで着ていた服は何処だろう?]
…。
ま、いいか。
[救急箱片手に、食堂車へ戻ることにした。
誰かいれば二人の死を伝えるだろう*]
新妻は。
彼が人狼と知り。
腹の子が半獣だと知り。
気が触れただけだった。
腹を殴り付け、流そうとしても、落ち着けと周りに抑えられる。
誰一人として、信じてくれる者はいなかった。
ならば何故自分は生きているのか、と。
同じ家に住み、無事でいられる訳がない、と。
[新妻は後ろ手に縛られ、牢の中に入れられる。
ここにいれば。
彼の元から離れていれば。
安心なのだとほっとした。
けれども。
数度の朝と夜を迎えた時。
頬を撫でる感触に目を覚ませば、笑顔を浮かべた彼が居た]
「おはよう、ジュリア」
優しい声。優しい笑顔。優しく撫でる手。
変わらない彼の姿に、思わず頬が緩む。
私は悪い夢を見ていたのではないかと、思い込みそうになった。
心の傷さえ、なかった事にして。
「ねぇ、ジュリア…」
彼は熱を帯びた瞳で顔を近付け、私の額にキスをした。
ただそれだけで。
私の頭は思考を止めた。
目の前に居るのは、私の夫。私の愛した人。
額から頬へ、口の端へと。
躊躇いがちな、けれども甘えてくるようなキスも好きだった。
彼から火薬の臭いがしても、鉄の臭いがしても。
……鉄?
唇が押し開かれ、彼を受け入れれば。
途端、口の中に鉄の味が広がった。
…金属の、いやこれは血の味…?
伏せた目を開ければ、彼と目が合う。
近くで見れば見る程、その瞳の奥は冥く。
ふとした瞬間に見せる、何処壊れそうな…内包的な危うさにも惹かれていたではないか。
…あぁ。やはり夢ではなかったのだ…。
自然と私の目から涙が溢れた。
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