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…此れは…土壇場でえらい失策を
やらかしてしまいましたかね。
〔少佐の姿が見える前にと気が急いたか、
彼の手へ渡ってしまう其れ。
併し隠すでもなくキャロルへも回し呑みさせる
彼の落ち着き振りに、流石ですねと謝す片手を上げた〕
…ええ、染み入ったなら…
続きの杯を重ねましょう。
[キャロルの声に正面を見据えた侭に瞬く]
ほんの少し違えば、
確かにオマエは本当に相棒だったかも知らぬ。
嘘を紡がずとも誤解も解かず、
人の心まで踏み躙る我を赦せとは言わぬよ。
其れでもキャロル、
我は我が侭を押し通す。
オマエを蹂躙した莫迦共は、
我がきっと始末をつけよう。
丁度酒の話をしていたところだし、
オマエが疑われる事はあるまい。
[上げた手の侭に横目で相棒を見て
倉庫に向かう面は微か口許を緩め]
そうだな。
先ずは少佐殿の説得だ。
我は交渉を得意とせぬが、
何と言ったものかね?
[ニーナが顔を出した廊下には、ガムを噛んでいる小男の姿。
軽薄な顔をのリッターが、ニーナに押しつけたのは、冷たい拳銃の先だった。]
やあ。いい晩だね。
パーティーに誘いに来たんだ。来て欲しい。
…少尉にも、喜んで戴けましたようで。
やれやれ、助かりました。
〔夜陰に混じる月明りの帯を彼が横切る際は、
目配せを交したようで〕
然様…
要求は、と問えば自ずとなされるでありましょう。
それからでしょうね。
…
[無機質な瞳が男を映せば、微かに髪を揺らし]
よく見回りに見つかりませんでしたね。
[その表情は動かぬまま]
…良いでしょう。
最も、パーティーに誘うのに"冷たい手先"を使うとは知りませんでしたが。
【軍本部・弾薬庫】
……ここかな。
ユージーン、居るかい?
元軍人で、善良な市民で、けれど今は、暗殺部隊「人狼」のエージェント。ユージーン殿?
[薄暗がりに、呼びかけの声だけが響く。かつ、かつ、とコンクリートを打つ足音はしかし、一人のものではないような……?]
然し我は色々と思わぬところで酷い男に成り下がったものだな。
[緊張感の中に其れは気の抜ける様なぼやきかも知れず]
成る程、先ずは話を聞くところから始めるか。
それにしても少佐殿の到着が予想より遅いな、
是以上に問題を起こさないで呉れると良いが。
[気配にゆるりと振り返り倉庫に現れるリッタと傍らのニーナを見て
纏う静寂は動く事無く一切の動揺も現れずにリッタを見据えるのみ]
そう騒がずとも我なら此処に居るよ。
そんな風に力無い者を無理矢理に従わせ、
其処までしてオマエは何を求めるのかね?
それに、居るんだろう?
スペンサー少尉!カルヴィネン准尉!
……ふん。だんまりならいいさ。僕の邪魔をしなければそれでいい。
君たちは罠を張っていたつもりだろうが、お手元が暗かったんじゃないのかな?
かわいそうな看護婦の身柄が心配なら、テーブル・マナーを弁えてもらうよ。
くっくっく……
…と、言うか…
貴官の、其方方面でのご活躍がなければ
事はここまで為っていないように思うのですが。
〔先刻、働いていないと口にした彼自身の台詞を
思い起こして、嫌めなフォローをした〕
刻満ちる間際まで、判断については対応致します。
…ええ、そう願いましょう…と言いたいところでしたが。
――然様で、ニーナさんを…
やれ…
[周囲に対する威嚇を見守り幾許か思案の後]
オマエが本当に我の味方なれば、
其の身の保護を約束しよう。
けれど身の証としてオマエの意思を我に託せ。
[真意の見えぬ淡々とした何時もの口調で告げ]
出来ぬなればこの話は白紙だ。
[ほんの一瞬だけニーナへと視線を遣り]
災難だったな、ニーナ。
直ぐ終わらせる。
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