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他種族と共に生きるなら、いずれは覚悟せねばならぬことよ。
だが、だからと言って、別の伴侶を探そうという気にはなれなかった。
それは、鍛冶師についても同じことでの。
このまま戦士をやめ、辺境でひっそりと生きていけばよい。
そう思っていたよ。
[だが、その先を余生と一言で片付けるには、エルフの寿命は長過ぎた]
――かつての故郷を訪ねてみよう。
そう思い付いたのは、ほんの気紛れのようなものであった。
百年も過ぎれば、あの頃のほとぼりも冷めていよう――そんな打算もあったかもしれぬ。
ともかく、私は夫の遺した武器を携え、『禁域』へと出向いた。
だが……そこには、かつての面影はなくなっていたのだ。
[草木が枯れ荒れ果てた森。
水がなく、土が剥き出しになった泉。
『禁域』があるはずの場所で目にしたのは、そういった光景であった]
邪竜の痕跡だ。
私には一目でわかったよ。
そしてその場所には、当然ながら村人の姿はなかった。
[本当に森と運命を共にしたのか、それともこの地を捨て何処かへ去ったのか。
それはエステルにも確かめようがなかった。
ただ、確かなのは、『禁域』がもうこの世に存在せず。
エステルの故郷は、永遠に喪われてしまったということ]
[このままでは陽動として不十分。こなすべき仕事はキッチリとこなすのがリーマンの信条だ。それに天才の自分がこの程度の邪竜にてこずっているという事実にムカついてきた]
――地を這う風!――
[リーマンは一瞬、風の放出を止めて、力を溜めた。そして再度一気に放出。
そして地を滑空しながら足を切り払う、と見せかけて、]
――天に舞う風――
[大きくジャンプ。邪竜の顔側面を走り抜けるようにして、逆手に持った剣に最大限の風の魔力をこめた斬撃を見舞う]
――リーマン・スラッシュ!!!!――
――救われる可能性を自ら拒んだのだ、自業自得の結末なのかもしれぬ。
ただ、私は思ったのだ。
もしも百年前、私が彼らを説得していたなら。
もしくは、もしももう少しだけ早く、私が戦士としてこの地を訪れていたなら。
私は、故郷を喪わずに済んだのかもしれぬ、とな。
[『禁域』の教えを受けたものは外の世界を拒み続ける。
そうした『禁域』の異変に、外の人間が気付くのは容易ではない。
それを可能とする者は、『禁域』から外の世界へ自ら踏み出した、エステルに外ならなかった]
長くなってしまったのう。
これが、私が再び戦士を志した理由であるよ。
[ソレックスは退屈していないだろうか。
気遣わしげな視線を彼女に送った*]
『ズバァ!!!!!』
[邪竜の右目に大きな裂傷が生まれる。今度ばかりは有効なダメージを与えた]
いまだぞ!!
[確実に邪竜を怯ませた。そう思った。しかし、邪竜が大口を開けてリーマンの方を向いていた]
(ブレスが……来る!!!)
[リーマンは空中に飛び上がった状態で、そして最大の攻撃を敢行したばかり。風を使った機動で逃れることも、風の防御術も使えない]
(攻撃を焦りすぎたか)
[邪竜が轟風のブレスを放った]
サイフラーァ!キッッック!!!!
[───ゴスッ!!!
蹴りが入ったその反動で後方へと跳ぶ。
蹴られた側も当然同等の速度で吹き飛ぶことになるだろう。
……リーマンの身体が。]
ふえ……?
[アルゴルに言われ、遠くのギャラン>>98にも言われて、
わたしは耳を動かす]
[観客に耳裏を向けて、会場に耳を澄ます。
グレダがいつも代わりに気を使ってくれたように、
わたしの耳はとても良くて……、地下からの物音を拾う事が出来た]
ほ……ほんとだぁ……、
よか……よかった……、
うわぁぁぁん!
[邪悪なる風の塊がリーマンへと迫る。
自分が死ぬことを即座に理解し、走馬灯でも見ようかと覚悟を決めたその時、サイフラの足がリーマンの顔面にめり込んだ]
ぶほっ!
[ブレスは吹っ飛ばされたリーマンと、蹴りを放ったサイフラの間を過ぎ去っていき、]
『ドゴォォォォォォォン!!』
[近くの巨大な樹木を一つなぎ倒した]
リーマン、一人で燥ぐな。
[着地と同時に長刀【スーパーノヴァ】を抜き放つ。]
……確かこうだな
[ブレスの終わり際に刀を縦に竜の膝へと走らせる。
──キン!
金属を擦りあわせたようなカン高い音が走る。]
……違うな。
[どうにか着地を決めて、リーマンはサイフラに文句を言う]
今攻撃を仕掛ければしとめられただろうが!!
あと助けるならもうちょっと優しく助けろ!!
……。
[仕留められたというリーマンに対して苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。]
まずは……次は……。
[喚くリーマンへは一瞥もくれずに竜へと切り込んでいく。横に縦に斜めに。だがその結果は以前と変わらず邪竜の鋼鉄のような鱗に阻まれ傷一つつけることができないでいる]
こうじゃない……なら。
[アサドの動きは明らかに鈍かった。自己強化魔法を用いて瞬発力を高め、長刀がダメージを与えられるギリギリの距離を見切って斬りつけ、一瞬にして相手の間合いから引き下がる。緩急自在の動きこそがアサドの持ち味であった。
だが今はその動きにキレがない。
まるで初めての邪竜討伐に参加した新参の戦士のように間合いもタイミングも全てがちぐはぐのまま刀を振るっている。
とうぜんその体には致命傷は避けているものの多くの傷が刻まれていく。
御前試合ですらもその身には一つの傷も負わなかったというのに。]
膂力:10
速力:60(100)
技巧;30
体力:10
魔力:50(10)
()内は風発動時。
ただし全力行動後は動きが取れない。
フフ……ハハハ……。
[だが笑っていた。アサドは確かに笑っていた。
そして、鳴りつづけて甲高い音が……止んだ。]
──نحن!!
[次の瞬間に聞こえたのは竜の咆哮。いやそれは悲鳴に近い叫び。
遂にアサドが水平に振るった長刀が邪竜の指一本を斬り飛ばした。]
なにをやっている?
[サイフラには聞こえぬ声音で、呟く]
(もしかして、剣に欠陥でもあったのか?)
[いや、それは絶対にない。あれはリーマン・ハンマーズ500人の結晶ともいえるべき、会心の作だ。
サイフラを助けこそそれ、その足を引っ張るようなものではない]
しかしいったい……えっーい。
[考えるのをやめる。いまは少しでもサイフラから邪竜の狙いを逸らすのが先決だ。
そう考えて、邪竜へと向かおうとした時]
な……?
[あっさりと、サイフラが邪竜の指を一本切り飛ばした]
むっ?
ミルファーク殿は二人の様子が分かるのか!
元気で居ると良いのだが、もしも分かるのなら
中継が入るまで教えてもらえませぬか!!
どんな小さな事でも構わない!
[一方、スズメは信じきっているからかどうかは
わからないが、先日サイラスから貰ったアイスキャンデーが
いたく気に入ったようで、自ら歩き売りを引き止めては
購入していた。
その間に、大会運営によって蜃気楼の如く別の場所の
光景が浮かぶ魔法が発動された。
少々ぼんやりとしているが、見えないよりは良いだろう。]
むっ?
ミルファーク殿は二人の様子が分かるのか!
元気で居ると良いのだが、もしも分かるのなら
教えてもらえませぬか!!どんな小さな事でも構わない!
[一方、スズメは信じきっているからかどうかは
わからないが、先日サイラスから貰ったアイスキャンデーが
いたく気に入ったようで、自ら歩き売りを引き止めては
購入していた。]
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メモを見て、ちょいと運営からの中継のあれやそれは置き。
きっとド派手に地下から出て来てくれるって信じてる。
[リーマンには見えていただろうか?
アサドの刃が邪竜の"穢れ"を切り裂いたのが。
竜を殺す為、元の竜ごとその身を斬り捨てるアル=サイフラの剣術。だが、たしかにアサドは竜の核ではなく邪竜の穢れだけを切り裂いた、その一撃が見えただろうか。]
ようやく……できた。
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