情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
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ちらり。
凪沙は村が閉じてここを見た時、最後に顔を出せなかったことを気にしないでくださいね。
凪沙が梨花のためにたくさん時間をくれたこと、大事にしてくれたこと、ちゃんと伝わってます。
昨日はリアルが大変だったのに、今日はたくさんお返事をくれてありがとう。今は少しリアルが落ち着いたならいいな。最近寝落ちも続いてたし、お体は大事にしてください。ちゃんと布団で寝てね?
凪沙に会えて本当に幸せでした。
バスケのロルが満足いったら、是非SNSのコミュにアップしてください。楽しみにしてます。短くても、簡単でもいいんだよ。梨花はただ、おめでとう!と言いたいです。
あなたが大好きです。
ありがとうございました。
[それからは第4クオーター終盤までは点の取り合いになったせいで、拮抗状態が続いた。
互いのチームにほとんど実力差がないのと、こっちのメンバーに疲れが見え始めたせいだろう。
そしてなにより、相手選手達の方が身長が高いせいでリバウンドが取れない。
そのせいえま、点を取られては取り返しての繰り返しで一向に差が縮まらない。
途中、チームメイトがファウルをしたことで向こうに与えられたフリースロー。それによってついてしまった1点差が、どうしても詰められなかった。
ファウルをしてしまったチームメイトが自分を責めている時には思いっきり背中を叩いて鼓舞していたけれど、だんだんとそいつの調子が落ちているのが目に見えて分かる。いつも入っていたシュートが入らなくなっていたのだから。]
打って外してもいい。
でも、打たないで負けるのは無しだ。
[残り1分の時に取られたタイムアウトで、そいつに声をかける。
俺があの時、中学の大会の時に同じ立場だったから。そいつが何を考えているか、すぐにわかった。
「やらないで後悔するくらいならやって後悔しろ。」
幼い頃に母さんに教えられた言葉を投げかけて。肩を叩く。
こっちのチームメイトとは対照的に相手はこっちがシュートを決めれなければ点差が覆ることはないと思っているから、余裕たっぷりに笑っていた。
ギャラリーには、もうこれ神楼負けだろとボヤく人もいたかもしれない。]
[試合再開のホイッスルが鳴る。
頭の中に浮かんだイメージは、クラスでバスケをやった時のこと。そして、中学最後の大会のこと。
人は飛べる。
それを知ってから、またバスケが一段と好きになれた。
中学の頃、自分の外したシュートをそのまま叩き込んでくれるスターが居てくれればと。そこに大城選手のような人がいてくれたらと。起こりもしない妄想に縋った過去の自分。
今思えばなんて馬鹿だったんだろう。
スターなんて、いらない。
仲間がいてくれれば、人は誰だって飛べるんだと。
教えてくれたのは、1-Bの仲間たちだ。]
[1点差のまま残りは5秒。
味方がシュートを投げた瞬間、走り出す。
相手選手はリバウンドを取ってしまえば勝ちが確定だからと呑気にゴール下で構えてるだけ。
なんだこいつ悪足掻きかよ、なんて笑っていたりもしただろう。
それでいい。笑うだけ笑えばいい。
ボールがリングに当たって跳ねるその瞬間、応援してくれてる仲間達に背中を押されるように、高く、飛んだ。]
[促されるままについて行ったかつての教室。
余裕のなさそうな創慈くんに奪われ、唇が離れた瞬間]
そうやって、わたしをここに
(この星に)
縛りつけていてね、ずっと。
[もう言葉は必要ない。
今度はこちらから
彼の唇を塞いだ──**]
[飛んだ瞬間、時間が遅くなったような感覚がする。
いままで積み重ねてきたものが、1-Bでの思い出が蘇ってくる。
1-Bに入れてよかった。
皆と一緒でよかった。
梨花と出会えてよかった。
そんな想いを抱きながら、ブザービーターを決めて。
コートの皆が驚いたような表情を見せる中、ギャラリーにいた皆に、梨花に。拳を握って突き出してみせて、そのままニッと笑った。]**
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ご挨拶を。Lao@ラオと申します。
神楼学園10周年おめでとう🎉
そして参加させてくれてありがとうございました。
たくさんの、素敵な出会いがありました。
神楼学園は長期村が特徴ですが、今回の村では1-Bの1人1人とじっくり仲良く出来て、本当に心から皆んなと仲良くなれた。皆んな大好きだって。胸を張って言うことが出来ます。
かけがえのない出会いをくれてありがとう。
参加出来て幸せでした。
もふもふさん、しののめさん、さりさん、ねむりさんには特別な感謝を。複数IDを使って、NPCまで動かして、たくさんの思い出を彩ってくれてありがとう。
信至、快斗、顏出してくれてありがとう。あまり余一になれなくてごめんね。本参加で手一杯でした。私は絶対掛け持ち無理だな。
最後に。ナギサ先生。ありがとう。
多分、梨花が一番凪沙を意識したのは、Who am Iが終わった後、凪沙がナギサ先生に挨拶をした瞬間でした。村を通して最も凪沙を人として尊敬した瞬間です。
先生がいつもいつも、生徒を思って行動してくれたからこその瞬間でした。たくさんの思い出と彩りと煌きをありがとう。きっと一生忘れません。
同村してくださった皆様、ありがとう!
高塚創慈は、ありーがとーさよーならーみーんなー♪** ( B221 )
──いつか──
エディ、パイが焼けたんだ。
そろそろ一休みしてお茶の時間にしよう?
[ピアノの音が止む。
甘い匂いとともに呼びかけた。
いつからか、自分もパイを焼くようになった。
彼の父とも母とも違う味のパイ。
君だけのために作る、
日常の中の小さな幸せの味。]
[窓から柔らかな午後の光。
ベランダには、咲いたばかりのバラの花。
ピアノの椅子から振り返る君に近づいてゆく。]
エディ、──今日も、愛している。
[ふわりと微笑んで。
今なら掠れず言える言葉を。
身をかがめ、そっと、キスとともに。**]
── ウィンターカップ予選 ──
[1点差のまま試合が推移して。
凪沙がファウルを与えた人の背中を叩いてる。
今度、バスケ部の皆さん。
一人一人、名前を覚えよう。
そうして応援する時は、凪沙以外の人もちゃんと、名前を呼んで応援しよう。
そう思った。
神楼頑張れとしか言えない自分が歯がゆかった。]
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