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[其れは下層-中層広場防衛線に至る前、までの町並みでか。
辺りが崩落と粉塵に見舞われるのであれば、阿鼻叫喚の声上がるだろうし、上がらないのであれば、その対処に追われる中、ナトゥーリアは悠々と歩きだす事となる]
[セーガが送られた最寄りの医療機関では、そういった者達が送られて来たのもあり、慌ただしかったのだろう]
[そしてまた、辺りが騒乱の状態となったからこそ、異能者集団達>>13>>14も火蓋を切られたように行動し始めたのか]
っ……うご、くなっ!!!!!
[息を吸って、地面に手を置く。
大きな声を轟かせると、その瞬間に両手や口元から大量の冷気が放出される。
バキバキバキ!!!!と念動力で空中に維持された瓦礫を凍結させその場に留めさせ、出来上がったのは雪崩た状態で凍結させた建物のオブジェ。 ]
…っ、はぁっはぁっ……ーーー…っ…!
『す、すげえ!これならまだ対処ができる!』
『あんがとよあんちゃん! これいつまで維持できる?!』
……さ、30分……
[荷物を凍結させているいつもの運搬業務とは規模の違う凍結に、少しくらくらしながら返答する。これでもあまり長くは持たないだろう。せいぜい逃げる時間を稼ぐ程度だ]
[しかしそれで十分だろう、周囲のものは避難を開始したり、爆発物が飛んでいることを防衛線に報告に行ったり皆が動き出していた]
……ーーー……っ…。
[他のところにも、あの謎のプロペラボックスは飛んでいっているはず。しかし今は他の市民たちに任せる。 一つ一つを相手にしていてはセーガの身が足りない。]
……ーーー…っ……。
いそ、ごう……ーーー……っ
[青年はまた歩き出した。スタート地点に戻るために]
ーーー『あんがとよあんちゃん!』
[その言葉に不思議な温もりを感じて、首をかしげながら*]
[リルが念話で防衛線のあちこちと連絡を取り合っている間、
エーディはひたすら街路樹にもたれかかるような体勢を取っていた。
休んでいるわけではない。
今もたれかかっている街路樹を起点に、一定間隔で生えている街路樹や植え込みを伝いに伝って、
知覚の根を/枝を伸ばすのを試みていた]
うわっ範囲広っ…………何これ目が回る…………
[驚きのような声は、リルと念話を繋いでいたならば彼女には鮮明に届いたろうし、
そうでなくともそれなりに大きな声だっただろう]
[肩を掴み、逃げようとすれば、その腕を掴み、
その勢いを利用し、関節技を極め、
その口に無理やり押し込んでやる。
そして、振り払おうともがくヴェスの拳が顔にクリーンヒット!]
……がっ!!
[舌を噛んで、離れ、口を手で覆い悶絶する。]
〜〜〜〜〜っ!
[一方、ヴェスはその辛さに悶え苦しんでいる。]
…っ…!。
[そうして涙目で見上げるヴェスを無言のまま、睨み。
いや、実際は痛みで話せないからだが。]
すーぐ、トばすっていう…
[ようやく痛みが引けば、そう言って、
目が据わった状態のヴェスに、負けじ睨み返す。*]
[移動する前、ナトゥーリアは眼は動かさずに辺りを認識した後に、向かった。
何処の位置からでも、その白銀の姿と透き通る眼は見えたことか*]
/*見知らぬ人との共同作業も、能力を受け入れられるのも、ありがとうと本気で言われるのも早々なくて受け入れられることに不思議な顔しちゃう系男子
一般市民さんと共同作業するのも、建物凍結させて倒壊阻止もやってみたかったからゲイルマジナイス
[関節技>>+56は見事に決まっただろう。
それはもう見事に]
……………ッ、
[激辛激痛でヒリヒリする中、四肢に力を籠め無言で立ち上がり>>+57、バツが悪そうな顔をした]
…………ごめん、スティーブ。
[舌がまだ痺れており、それは少し舌足らずだったが]
[その時、だろうか。
キィン・・・と鋭い高音の様なもの>>27が空気に満ちたように感じられた]
「防げ!」
[誰かが叫び>>31を上げ、そちらを見る。
放たれる光線に、咄嗟すぐに何かは出来なかったものの──]
ッ!
[両腕で顔を庇い、合間から見える建物>>30が崩落しようとする様子に。
落ち行く建物だった物に、目を瞠る。
或いは、それらの内、幾つかは異能者によって光を屈折する等で防ごうと試みられたかもしれないが]
[建物が壊れゆく、或いは建物から溢れようとする人間がいれば、躊躇なく遠隔移動を行使する]
[瓦礫は下に何も無い場所に。
そして落ちかけた人間も同様に]
[その少し後に、爆弾が中層側>>+51で新たな被害を作ることは、ここからでは分からずにいたか*]
戻ったんなら、いいけどさ。
[そう言って、また口を開こうとした、
その時。
キィン…と音がし、そしてすぐ、ナトゥーリアから光線が放たれる。]
……っ!!!
[建物は切り口を見せ崩れ、
そして、しばらくすれば、今度はプロペラのついた箱が、
あたりへ放たれるだろうか。]
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