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─── ッ
[映し出されたのは、地面が捲り上がり、数多の瓦礫が人々を襲うところ。
間一髪、転移か何かで免れた人らもいたようだが、大怪我を負う者も映し出されていた]
[そして、それを為したバグ・シングの姿を見て、リルを始めとした警察機構の職員達が息を呑む。
耐え切れず身を震わせる者も多かった]
───、 これで対象が判明した。
目撃情報上げさせて。
位置を割り込んで包囲網作るよ。
[現場指揮として指示を出し、更に念話で各所の隊長と情報交換、及び一斉包囲を行うための段取りを行う。
今回の騒ぎで中層区域の危険度が上がったことが広まった。
また、異能者集団に所属しない者達の中からも防衛に加わろうとする者達も現れ始めた。
事態の深刻さが緩やかに広まっていく**]
……俺も行く。
お前は……
[口を開く。閉じる。言いたくない。だが、
しばしの間。]
……助けろ。
[そう言って、]
俺は……
お前を助ける。
死ぬなよ。俺のいないところで。
[頼むから…吐息のように聞こえるか聞こえないか、小さく小さく呟いた*]
『死神』 ゲイルは、日陰の花 エーディ を投票先に選びました。
P13警察機構 リルは、日陰の花 エーディ を投票先に選びました。
/*
女の子二人が話してると、和む。
そして、内容が俺についてで、あかん嬉しい。
いないとこで、PCの名前出ると嬉しい
今なら、助けられるから……
死んでも。助けなきゃ
償わないと……
俺が… 皆を殺したんだ……
[それは事実ではない>>0:328>>0:329]
今も、…… ……
[グシャリと手が触れる>>+9と、また振り払うようにした。
そんなものは、駄目だとばかりに]
…………!
[声>>+10に返らず、ギリ、と軽く歯が鳴る。
それは、ヤケに>>0:365と言われてもおかしくはなく。
そしてただ動くだけだ、というものでもあったか*]
/*
ふわふわ甘さ完全に抜けてしまった。
一応方向としては、ナトゥーリアに誰も近づけず(死なないように)、かつ、自分を殺してもらう、という進め方をしようと思っていたのですが、犠牲者が出て取り乱し過ぎる状態になってしまった…
これ対峙したら、また魅了されるか微妙では…?
ー 最寄り 医療機関 ー
[医療機関はてんやわんやであった。次から次に増える患者、パニックを起こす者、それでも運営を継続し緊急の避難場所として機能することが出来ているのは一重に医者たちの能力が異能抜きにしても高いからだ。]
[さて、バグシング発生により送られてきたけが人の中に1人奇妙な怪我人がいた。 その怪我人は、厚いコートを身にまとっており足に怪我がある訳だが…『足以外の怪我』が見当たらなかった。]
[コートを脱がせてみると、普段着の上に、体の表面を覆うように何重にも張り巡らされた『氷で出来た鎧』を着ている。それは攻撃されたから咄嗟に防御して作れるような代物ではなく…常に自然生成された『氷』が体の表面を覆っていないとこうはならない、というのが診断だった]
[その氷の鎧のおかげであれほどの攻撃を耐え切ることが出来たらしいが……ずっとコートの中で冷気を保持し続けてその結果氷の鎧が出来たとするなら]
『全部終わったら絶対どっかの病院に入院させよう』
『カルテに書いときますね、次の仕事行きますよ!』
[医者の呟きと、ナースの呆れ声。怪我そのものの治療は存外早く終わったが、これは別件でまた呼び出しが必要そうである。]
………ーーー………。
[現在青年の身体は冷気を生成していない。
それは恐らく『触ったら凍らせる』なんて思考も出来ぬほどに深く眠っているから。人肌に戻った青年の顔にもようはついていなかった。]
……ーーーー……
(はやく、おきなくちゃ**)
[死んでも、その言葉に、ぴくっと手の指が動く。]
……ちがう。
[>>+11死んでも、償わないと、俺が皆を殺した。
自責の言葉の数々に男はそう呟く。]
……
[振り払われる手。
そのまま、落ちる。]
[ギリ、とヴェスの歯が鳴る様子。
口を開く。]
……死んだら、助けられないんだからな。
[ぽつり、呟き、]
……
[せっかく、少し、マシになったのにな。
一度、目を瞑り。
頭に響く、二発の銃声。
目を開ける。]
[広場の瓦礫に突き刺さる、崩れる最中、どこからか落ちてきたのだろう、
鉄製の棒。
それを視界に入れ、立ち止まり。
手を伸ばす。
伸ばした左手は震えたまま。]
……
[ざ、と足を引き、重心を落とし、居合と呼ばれる剣技でもするかのように、
一気に空間を薙ぐ。]
……
[ぶん、とそれを一度振り、
そして、また振り向いて、ヴェスの後を追い、
ナトゥーリアの向かう場に足を進めることになるか*]
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