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…………
[視線が、ゆる、とガラクタの飛行物体>>+71へ向けられる。
遠隔移動の能力行使はしないものの、両眼は発動段階の赤。
それは瓦礫や人を転移させている方向から、視線を移したので当たり前だったが]
……、…………
分かってるよ。
[スティーブに肩を掴まれれば>>+74、そう零す]
だけど、何て言えばいいのか分からないけど……
優しかったからさ。
狂っているようには、思えなくて。
もしかして、さ……
いや、まさかな。
・・・・・
狂って無いなんてこと、無いよな
[呟きを落とす。
バグ・シングとは、狂った機械。
前文明の生き残りというのが定説ではあった*]
良いだろう。
ここで君を抑えられるなら悪い手でもない。
[足元の影が揺らめき、杖に纏わりついて鎌首を擡げる。
両手に握るほどの大きさの大鎌。
『死神』の名に相応しき得物]
ワルツに付き合ってもらおうか。
[ふわりと、足元の影に乗り踏み切り、影が身を弾く反動も推進力に加わり、通常よりも速い速度でトレインの懐に飛び込もうとする。
相手との距離がどうなろうと、己の左から右へ薙ぐ軌道で大鎌の切先を振り切った*]
そう……、私が観たのとは別のところでも爆発してたんだ。
[その報告>>34>>45はエーディも耳にしていた。
ビルひとつすら容易く崩落させる空飛ぶ爆発物。
確かによくないものだ。植物にとっても人にとっても]
………。
[端末に地図を表示させる。
そうして街路樹に手を触れ囁きかける。
《近くによくないものがあるなら教えて》――と。
やがて植物が見せてくれた場所――と思われるところに触れて地図にチェックマークをつける。
全部で3(6)箇所。行程を終えればリルにチェックマークのついた地図を見せた。
爆発物は空を飛び移動する。どうしても誤差は生じるがそれでもなんとかしてくれると信じて]
………ーーーー……ーーー。
[戦う声が聞こえる。 どこか遠くで爆発音。 どこかで響く異能を使う音。青年はそれを聞きながら目的地へと歩く。]
…ーーー……ーーー。
[怪我した足は重い。 しかし止めることはせず。 合流することを優先した。]
……ーーー……ーーー。
[今は手袋を付けていない。咄嗟の時の対応をするのにいちいち手袋の着脱などしていられない。]
……ーーー……ーーー。
[『死なない』『イギーを助けたい』『スティーブに頼まれた』。凍結しかけた思考回路がつなぎ止めるもの。そのために、青年は歩く。]
………ーーー……
あいつは…どっちへ、いった…?
[辿り着いた、スタート地点。最初に自身が倒された場所。]
[その近くにいたヴェスやスティーブに訊ねたか、それとも近くで防衛線に参加しようとしていた人々に訊ねたかは分からぬが]
………ドームが無くなる、それは困る。
[青年は、タリアを止めるためにまた動こうとしていた**]
ごめん、ちょっと休めるところ……あるか……わかる?
[やがてリルにそう訊ねるエーディの顔は見るからに赤い。それにふらふらしている。
それでも休息地点まで倒れず行くくらいのガッツを見せられるかどうかは……回答次第になるか**]
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