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― 聖堂 ―
――失礼、邪魔をしている。
[キッチンを出て、途中に何かあったりなかったりしながら*06小吉*、こちらに来ていた。
元狼の人とは16奇:会えていた。偶:ニアミスしていた]
新年の……ですか。
[顎に手を宛て、]
うーん、そうですね。
戴いちゃいましょうか。
[にこりと固い笑み。
ゆっくりとテーブルへ歩み寄り、向かい合う席に着く。
無意識に手を祈りの形に組んだ。]
[聖堂ではヴァレリーの灯油の香りとリディヤのホットミルクの香りが仄かに香り、ヴァレリーら男女三人の姿を捉えただろうか]
ガラス……か。
[誰にでもなく、そう小さく呟きながらリディヤの元へ歩み寄ると]
先ほどぶり、だ。
[一度会ってからどれぐらいの時が経っていたか。つい先ほどのことのようにも、数時間のようにも感じられる。そして時間の経過ほどどうでもいいものはないという錯覚さえも――]
えへ、ありがとう。
[にこりと笑う様子が、ひと時だけ“いつものレイス”で。
クレーシャと同じように手を組んだ時には、子供の姿だった。]
『主、願わくはわれらを祝し、また主の御恵によりて
われらの食せんとするこの賜物を祝したまえ。』
[幾度となく、一人で行った祈り。
いつしか、声に出すことをやめていきそうだったから
向かい側に座る彼に、幸せそうな顔を向けた。]
遠くて近い――俺の知人から託された。
[そう言って、キッチンに残されていた赤いフード付きケープを彼女に差し出した]
今も尚――届いている、が……
此れを君に返すことはできないらしい。
[蛙を追って去った彼の姿は消えても、言葉は未だに耳朶の奥に残っている。これも悪戯か、奇跡か]
感謝の意は渡した時に聞いているだろうが――
ありがとう。
[代行は慣れているつもりだが、過度の御節介はあまり経験がない。些か礼を言う姿は不器用だったかも知れず**]
[祈りを終えてから、ローストチキンにナイフを入れ
見慣れない串焼きに首を傾ける]
これ、初めて。
おいしい。
[一つ一つ口に運び、感嘆し。]
[グラスにシャンパンを注ぎながら]
クレーシャさんも、シャンパンは如何ですか?
[彼が頷くなら、同じくグラスにシャンパンを注ぐつもり。
暫し、料理に舌鼓を打つつもり**]
[ 対峙して「敵」だと睨む癖に、赤い囁きでは強くなる方法を無邪気に問う。そのギャップが面白い。]
強くなりたい、だって?
――――――――そうだな。
[ 指した指の先には、十字架。
彼自身は、これっぽっちも信じていないけれど。
去っていく背中に爪を引っかけたい衝動に駆られたが行動に移す程強くはない。
此処では獣の本能が抑制されるのだろうか。
無性に煙草が吸いたくて、外に向かったその先に――*11凶*。]
これ……?
確かナタリーさんに……
[手渡されるケープに、
不思議そうに青年を見上げる。
どうしてこの人が持っているんだろう?]
[彼の言っている意味は、よくわからない
どうして彼が礼を述べるのかも]
[――それでも
あの少年に逢う事はかなわないのだと
それだけは、なんとなく理解した。
少なくとも、今は。]
……………………
つたえて、もらえますか?
また料理作るから、
よかったら食べにきてください
新年料理と
今度はスコーン作って、待ってます
って
[代行者の青年に、伝言を頼んで。]
あの……
伝えにきてくれて、ありがとう
[まだ微かに温もりの残るケープを
胸元でぎゅっと握って]
私、リディヤです。
おにいさんは、お名前、なんていうんですか?
[プリャニキの籠を差し出しながら問うてみたり**]
[それからまたいくつか失敗した頃、
くすんだ虹色を後ろ側へぽーんと投げ]
よし、疲れた。
なんか別の奴作る。
[休憩だとばかりに なんとなく 形作る]
そうだ、天使のたまご。
そういやあいつ、何色が良いって言ってたっけ……
[それはやっぱり たまご型]
[ 独白の心算の呟きが、赤い世界に流れる。
吹き荒ぶ風が掻き上げた髪の毛、その左耳に。
対を成すように、小さな紅い石がある事には、彼はまだ気づいていない。]**
[案を出してから何度も何度も試作を重ねたものだから、
流石にそれは失敗しない]
……あれ。
なんか変な色付いてやがる。
[気泡の一切無い、透明なはずのたまご。
よくよく見れば、光の辺り方によってはうっすらと、
変化する色彩を浮かべてもいて]
あー…こいつに付いてやがったな!?
ちっくしょ、これじゃあ………
[原因は恐らく、作業に使う千枚通しに付着していた虹色。
光を通して覗き込んで見れば、かなり薄いが
色の変化は見られるようだ。]
――――――…。
[一先ず、仕上がったそれは失敗作とせずに
誰かへの贈り物のつもりで自分の傍へ転がしておいた。
意識すればもっと良いものが出来るのではないか。
そんな事もまた考えながら。**]
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