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[覚束無い口ぶりで一通りスティーブンに伝えた後、身を起こそうと試みて、もう一度呻く。
貫かれた肩は血を噴出し続け、麻痺したかのように動かない。
怪我をしているのかと問われ、頷きを返した。]
ああ。肩がイっちまってる。大分血が足りねえ……
悪いんだけど、この服の裾ンとこ割いて、止血お願い出来るか?
何ならあっちに着いてから、でも……
[何とか身を捩り起こし、胡坐のような形にまで持って行く。
軽い眩暈は覚えるが、会話をしているうちに少しずつ感覚戻って来ている。]
……段々思い出して来たぜ。
確か、銃が光って―――
[と、部屋に駆け込んで来る足音に身構える。]
[…は壁に手を付きながら、後部車両へ向かおうとする。そこに、何かが現れて…。そう、それは黒い獣だった。
あれは何だ…?
考えようとすると、頭が酷く痛んだ。
色は違うが、見た覚えが…]
……はじめての、ともだちなんだ。
[冷たいのか暖かいのか、
よくわからなくなってくる、
ただ彼と言葉を交わせるのはうれしい、気がした。
また、笑われるだろうか、と思って
黒い瞳は霞む視界のままに男を見上げる。
もっと言葉を交わしたいのに、思考は形にならなくて]
………サーシャ?
[ロランを求めて叫ぶ声は、サーシャの物か。
驚きが、怪訝そうな表情に変わる。]
お前、だってさっきロランを抑えて……
[意識を失った先の事を、彼は見ているのだろうか。]
あれから、何があった?
人狼はどうした? ロラン…カチューシャは無事なのか?
[あぁ、だが……。
彼は口元を抑え、特等室の方に戻って行った。食堂車には向かいたくなかった。
人狼が、出てきた場所なんて…。既に誰かの死体が……]
カチューシャがロランを撃ったんだ!!
[ベルナルトの言葉に返したのは絶叫。]
あのこ、やだ、ぜったい、ゆるさない……!!
[言い残して廊下に向かう。夜目はきかない。……それでも。]
……ろらん?
[一つだけ、明らかに破壊されたドアを見つけることは、出来た。]
[優しい腕の中で死ぬな、という言葉を聞いた。
人を食って泣く彼は、自分が死んでも泣くのだろうか。
赤く染まった冷たい指先が、そっとその頬に触れようと伸ばされて。
泣かないで、と
伝えたかった言葉は、音にならない]
>>166
そうか。 ともだちか。
友達は、大事にするべきだ。
[語るロランの口元を見る。
それは、赤みはきえて、紫に変色していっているか。]
…今、治療できるのがくる。
頑張れ。
[声をかける。
そう、死んでほしくない、と
思った。]
[食堂車の中には、フードを被った女の人がいました。
自分の身に起こったことを伝えたくて、必死に服を掴みます。けれどもそれでは何も伝わりません。
ですから少女は、広げたナプキンに食べ残しのソースを使って文字を書きました。
みはいる さーしゃ じんろう なかま
大きく大きく、そう書きました。
そしてまた、後部車両の方へと駆け出し出ていってしまいました。まるで誰かから逃げるように。
まるで誰かを捜すように。]
-特等室-
[シャワールームに飛び込むと、胃の中のものをぶちまけた。何度も何度も…。このまま水を浴びてしまいたかったが、すぐに動けないのは拙いのだと、どこか冷静に判断した]
[気だけが急いて、誰かの肩を借りることさえ思いつかなかった。
撃たれたと言い張るロランが居ないから、回りの人々は半信半疑なようで。それがもどかしい。]
ろらん、ねえ、いるの、へんじして、おねがい……!
[こんな時なのに、目の前が霞む。後頭部の傷がずきずきと痛む。]
なたりー、はやく! ろらん、さがして……!
[生まれて初めて。失うことへの恐怖を味わっていた。]
−廊下−
[しばらく廊下からシャノアールの部屋の様子を眺めていたが、
覚束ない足取りで出てきたサーシャに、]
私、先に行くから。ゆっくり付いてきて。
[そう声をかけて、踵を返して先を急ぐ。
一部屋一部屋ドアを確認しながら。]
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