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[呼ばれれば。にやりとブリギッテに目線を送り。
ゆったりと壇上にあがる。ゼタから渡されたマイクをもって。
とても、神妙に、ゆったりとスピーチをはじめる]
無事なのかどうか、優勝してしまいました。優勝のスピーチにかわり、一言。
……実はこのたび、慣れ親しんだベルギーへの留学を、生徒会からの指示で言い渡されました。
万事整って、このとおり書類も用意されています。
今日の優勝は、とても、いい思い出になりました。
[一息おいて。今朝渡された、神楼学園生徒会の署名入りの留学書類を高く掲げて見せて。
――びりびりに引き裂いた。]
[引き裂いた書類をそのまま花吹雪のように舞散らせ。]
だーれが馬鹿生徒会にそのまんま従ってやるか。
ベルギーは俺の国だ。準備万端整えて、俺のやりたいように変えてやったよ。
お前らの仕切り程度でおとなしくきいてやるほど、俺は暇でも常識人でもない。
常識が通用すると思うな馬鹿。キリエ・ユウトはそんな安くない。
このスピーチを聞いているみんなに告げる。常識は破れ。
この学校は今は監獄だ。教頭の中身も脳みそも髪の毛もない無駄話は長い、生徒会の指先一つで誰かの居場所が消える。
きっと、こんな別れは今回だけじゃない。これから山ほど、無理やり起こされる。
けれど。俺は、その監獄を壊すだろう、素敵な緋色の馬鹿を知っている。
その馬鹿なマジシャンは、きっと、こんなくだらない監獄を壊してオモチャ箱にかえると確信してる。
それに、もし離れても居場所は消えない。
戻ってくれば、依然としてそこにある。ただちょっと旅をするだけだ。
もう一度いう。常識なんか壊せ。自分でできないなら、できるやつに手持ちのチップをベットしろ。
マジシャンはいる、必ず。それを信じろ。
以上!
[皆を見回して、にしゃりと笑い。]
……ああ、それから。
もうひとり。つれてくから。馬鹿生徒会は後悔するがいいよ。
おいで、ルヴィ?
[そういって、手を差し出した。]
え?
[ユウトの言葉を、じっと聞いていたけれど。
突如名前を呼ばれれば思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。
でも。]
――はい。
[何時かと同じように差し出された手に、そちらへと駆けて行き。
ぎゅ、とその手を掴んだ]
──取り押さえになんか行かせない!
[運営側の席からユトを取り押さえようとする教員の。
足を引っ掛け。背中を引っ張り。体育館の端で、教員と軽くもみ合う。
騒ぎ出し、どよめくもの、困惑する表情、意気揚々とユトの言葉に応える生徒。
さまざまだけど、親友の晴れ舞台を崩す、無粋な真似だけはさせるか、と]
……まぁ、そんなわけで。
俺たちはこの学校を去るけれど。
皆に、期待してる。頼んだ。
[ひらひらと手を振って。シルヴィアの手を引いて。
壇上をゆったりと、降りた]
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