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だが、……ケルベロス艇とは初耳だねえ。
[同盟相手エトセトラから話を聞きかじった覚えもない。
活動そのものを休止しているのかあるいは……
めちゃくちゃ黒そうなイメージを抱くあたし! でもブラックエンペラー言うほど外も中も黒くないし……いやその話はあとだ]
さぞやいろいろあったんだろうけど……
喰われて終わりじゃない、というのは非常にかけがえのないことだとは思わないかねえ?
[あたしに言えるのはこのくらいだ。
負けず嫌いってわけじゃないし、育ての親的な奴らが負けたからこそ自由を拾えたからして、
命あっての物種というのが第一の座右の銘と言ってもいい。だからだよ!]
……こうして何かを作り出すこともできるしねえ。
[語る者と聞く者の真上で、宇宙は変わることなく拡がっていた**]
[そして、大岩を崩し、芸術的な*11岩燕*を模した扉を作り上げる!
それを、]
うきゃきゃきゃきゃ!
[狂ったように、つけ始め、
記念すべき最後の87個目!]
[誰かを狂わせる、自身も狂う。
そんな人生、嫌いではない。]
うきゃきゃきゃ!!!
神様のために!がんばーるどー!!
[今日も今日とて、ファズボールは狂う。
新たに出来た目的のために。**]
[同情めいたものが無い事については、何も反応が無い。
むしろ、同情のようなものを向けられた方が、困るというものだろうか。
パトリックにもプライドというものはある故に、同情が無い方が有り難いのかもしれないが、その内心は外からは窺い知れない。]
……ふん。
まあ、宇宙海賊でも無いのだから当たり前か。
情報収集が足りないと罵る気にもならん。
[その言葉を出す時点で、半ば言っているようなものだが。]
ブラックエンペラーか。
聞いた事はあるが、特に+裏+(興味はない/歯牙にかける気にもならない)船だったな。
かけがえのない事か。
あの男は言ったのだよ。
『そいつは、宇宙刑務所送りにする。
生き地獄を味わって貰おう』──と。
……。
[思えば、あの男の事だ。
生き地獄という言い方も、宇宙海賊ゆえの言い方、言い放っただけという可能性もあるが……。]
まあいい。
暫くは、この生活を享受するとしよう。
[そして──]
(本当の望み、か)
[憧れとも疼くような気持ちとも付かないもの。
高揚と言えば高揚か。]
(並び立つなど、行き過ぎた願いだと思っていたが。
否定していたのは、私自身か。)
[あんな異常な男の傍に近寄るだけで、身が灼かれる。
故に出来ない。だが、出来ないながらも、その異常さの片鱗は、パトリック自身の中にもある。
暴力的な或いは破壊的な行為に、眉を顰める事はあっても、……確かに楽しいと分かる分もあるのだ。]
(何の事は無い。
恐怖は、自分自身にもあったのだな)
[その気付きと自覚への一歩があったとして、それが解消される訳でも無いが。
どちらにせよ、感情を飼い慣らすには、時間が必要だった。]
[そしてその時間は、宇宙刑務所に。
ひいては、刑務作業に従事する限り、たっぷりとある。]
[元、ケルベロス艇随伴艇、宇宙海賊戦艦アルバロス艇。
白亜の巨体を持つ、次元航行艇である。
その船長であったパトリックが意思を取り戻し、立ち直り、牙なり芯なりを取り戻すのは、先だろう。]
私の船は……どうなったものか。
[ぽつり呟く。
辛うじて使える状態であればいいが。
タチアナの手で修繕されていればいいが、あの悪魔の手に触られていれば、ぞっとする。
最悪は勿論、宇宙の塵として消えているのだが。]
[優雅な大型戦艦の姿を瞼の裏に浮かべる。
丈夫さには取り柄のある宇宙海賊艇だ。
また、何時か何処かで巡り合う時があるかもしれないが、未来は分からない。]
[やがて、視線をあげれば、錆鉄御納戸◆色と深川鼠◆色の夕霧めいたものが広がってゆく。
大気の気体生成が上手く行き、循環系も上手く行っているのだろう。
湖畔には、種々の植物が生え、大海にも生物が、大地には実りがうまれ、移住者達への居住空間も出来てゆく。]
……ああ、悪いものではないな。
[作り上げる、というのも。
悪く無いと考えれるようには、なるのかもしれないし、なるのだろうか。
その変化が起きた時、パトリックが自身をどう思うのか。
自身に戸惑うのか、自身が未開の大地だと気づくのかは、まだ分からない。]
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