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[やがて顔を上げて口許を拭う
双眸は、血の甘さに熱を帯びて潤む様相]
[次に探すのは己を刺した波刃の短剣
ジョセフの亡骸から取り上げて、刀身を眺める
完成された妖美の意匠を、
この場で破壊する選択は充分過ぎる程にあったが
細い紐で、納める鞘に括り付ける封を施して持ち去った]
[――後に遺る、笑みを浮かべる生首の
濡れ羽は閉じられている*]
― B3小部屋 ―
[霧の中でも、長時間でなければ行動できるだろう。身を以て経験した通り。
満足な灯りも武器もなく単身で追おうと思える程には、激情家ではない]
……カーク…
[声音には冷めやらぬ怒りが滲むが、感情を向ける対象は名を挙げたひとにだけでなく、最たるは、つまり自己嫌悪。
部屋の隅、壁に背を預け体を休める。
疼く出血源には包帯も巻けず、手袋のままの指を口腔に突っ込んで、舌を強く押し付けて圧迫した]
[穴を離れれば、感覚を研ぎ澄ませ、壁に印をつけながら迷路をゆく。
風の流れは無いか、感じる空気に僅かな違いが無いか。
そして、僅かに風の流れを感じると共に、湿度が高く感じる方面があるように思えば、その方向に進んでゆく。
その先には、階段があった。]
― 地下三階 ―
[罠が無いか、慎重に階段を下りることは彼女にとってかなりの体力と精神力を要した。
一段一段と、降りてゆくにつれ、肌にピリピリとした刺激を感じる。]
これは…、酸、か…?
[最初は微かに感じる程だった刺激臭も、徐々に強いものとなっていく。
どこまで、この霧は充満しているのか。
どこまで、酸は強くなるのか。
これではジェフを探す前にやられてしまうと判断し、歯噛みしつつ下った階段をまた上った。]
―B1、水場付近―
[>>38「殺せ」と「倒す」と相反する願いを同時に口にする女。
妖艶さを増すその美しい顔に、常人であれば見惚れたかもしれない。
だが、彼は見惚れるよりは、むしろ思考がクリアになっていく。
物心つく前から重ねた鍛錬は、既に彼の身をそこまでのものにしていた。
吸血鬼と対すれば、斬ることを求める刀に呼応するように――斬る者となる。
相棒が傍に居ない――久しぶりに一人だからだろうか。
女を「救いたい」感情は、思考の隅に追いやられてゆく。
刀を抜く、その時には、もう斬ることしか考えていない]
― 地下二階:三階への階段付近 ―
[階段を上り終えれば、壁に背をあずける様にして地面にぐったりと座り込んだ。]
遠い…
[始祖に出会う前に、あとどれ程のハンターが死に、もしくは吸血され。
どれ程の吸血鬼を相手にしなくてはならないのだろう。]
[彼が刀を振り抜こうとする、と同時に>>39飛び上がる女。
刀と手刀が交錯する刹那、飛び退り手刀を避ける。
どちらの攻撃も風を斬り、着地するまでの間に彼の手には鏢。
間髪を入れず女の着地点へと放たれる。]
ー水場の近くー
[争う二人の物音は、耳を塞いでも聞こえてしまうけど。
なるべく遠く、廊下の影の隅っこ。
膝を抱えて小さくなってる。]
[常に五感をフルに働かせながらの道は、大きな疲労を彼女に与える。
身体が重い。
膝を抱える様にし、その上に頭を乗せた。
もぞりと少し顔をあげ、階段の先に広がる闇を片方の赤の瞳で見つめる。
吸血鬼の始祖となったのか、最初から始祖であったのか。
永遠に闇に潜む、そこに何か思いはあるのだろうか。]
ノスフェラトゥ…
[この城が彼のテリトリーであれば、この小さな囁きの様な声も、呼び声となり、始祖に届くのだろうか。]
[>>82投じた鏢は虚しく地に刺さるだけか。
追って駆け出した彼の刀を>>81女が押さえ込み、押し返し――着地するや微笑み叫ぶ]
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